2012年03月27日
漁港区域拡大へ
水産業に市民の8割が何らかの形でかかわっている気仙沼。
3.11の大震災で水産加工場や冷凍冷蔵庫などが壊滅的な被害を受け、いまだに復旧のめどが立っていない。魚市場周辺の土地も地盤沈下によって水没し、水産関連施設の再建は遅れに遅れている。
そこで、魚市場に近い南気仙沼地区と湾奥の鹿折地区の漁港区域を拡大することによって、水産庁の公共事業によって地盤のかさ上げやインフラ整備を行う計画らしい。
来年度秋までに用地整備を完了させたいとしている。
地権者への説明・同意・用地買収など、たいへんな手続きが待っているが、新しい気仙沼の創造に向けて、一日でも早く動き出せるようにしてほしいと思います。
そんなか、漁協の超低温冷蔵庫か稼働し始めた模様。
気仙沼の早期復興のため、遠洋マグロ漁船の母港水揚げも本気で考えなければならいと思います。簡単ではありませんが、どうしてもやらなければならない課題かと。これからの復旧状況に合わせて対応を検討していこうと思います。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:22