2012年07月05日
岸壁工事概要発表
昨年の震災で壊れたままになっている気仙沼港の岸壁
先日おこなわれた漁港利用協議会において、岸壁の災害復旧工事の概要が発表になりました。現状でも手狭な岸壁が、復旧工事によってさらに狭くなってしまい、今後の入港船の受け入れに問題となりそうです。
魚市場北側岸壁~港町・出港岸壁~内湾~コの字岸壁・・全体を11の区画に分けて工事を進めていく計画です。中・大型船の係船・仕込み等で使用する出港岸壁とコの字岸壁もそれぞれ6月・8月から工事が始まるので、かなり厳しい状況になりそうですね。
これからのカツオ船の漁期、夏場からのサンマ漁、そして近海船、遠洋マグロ船の帰港、造船所で続々と建造されている新造船の艤装、そして台風シーズン。
これからのシーズンは例年たくさんの船で混み合う気仙沼港ですが、工事開始によって狭い岸壁がさらに狭くなり、入港船の受け入れに大混乱が生じる可能性が出てきました
なにか対応策を考えないと・・・
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:49