勝栄丸ブログ

きのう、気仙沼市のワンテンビル大ホールを会場に第3回防潮堤を勉強する会が開催されました。出席者が100名ほどいたでしょうか。市民の関心の高さがわかりますねえ。

この勉強会は、防潮堤についていろいろな講師からのお話を聞いて、防潮堤についてのそれぞれの理解を深めようというもの。8月8日から9月18日の1か月ちょっとの間で、10回もの講義が予定されています。

きのうはその第3回目。午後1時から6時半まで、5時間半にもわたる勉強会でした。

前半は、気仙沼市の大江副市長と宮城県土木事務所の講演、後半には、気仙沼市の内湾デザインコンペで第1位となった直立浮上式防潮堤について、提案者の大林組さんから説明がありました。

そして最後に、パターン別防潮堤の検証と題して、日本大学と早稲田大学の先生の講演。。。とても参考になる勉強会でした。

いま進められようとしている防潮堤計画。

「公共事業は地域が生き延びていくために必要な地域資源を、いかにその地域に蓄えられるかが評価基準になるべき・・」という言葉が先生の印象的でした。

次回もぜひ参加して、防潮堤についての理解を深めていきたいと思います


防潮堤を勉強する会　公式HP　⇒　http://seawall.info/index.html