2012年08月25日
満員の防潮堤勉強会
きのう、気仙沼のワンテンビルを会場に「第5回 防潮堤を勉強する会」がおこなわれました。
これまででで最も多い150名以上の参加。用意した席がたりなくなって、立見が出るほど。市民だけではなく市や県の注目度も高まってきているように思います。
今回の勉強会では前回に引き続き各地区からの現況報告として、唐桑~鹿折~松岩~内湾地区について6名の方から報告がありました。
勝倉漁業の本社があった内湾地区の説明では、いま問題となっているTP+6.2mの防潮堤高についての議論の推移や、浮上式防潮堤計画をすすめるのは困難だとする現況の報告がありました。
これまでの勉強会で見えてきたいくつかの課題
津波シュミレーションに対する疑問。防潮堤で守るべきものとは何か。何をもって「合意」とするか・・などなど。勉強会後半のテーマとして取りあげていく予定です。
内湾地区の防潮堤については、背後の地域の安全や居住可能なエリア設定等にも影響してくる問題だけに、一地区だけの問題ではないんだなあと感じました
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:30