宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2012年08月29日

漁業無線局再編



きょう福島県無線漁業組合への加入説明会がありました。なんで気仙沼なのに福島県の無線局に加入なの?って思われるでしょうけど、こんな事情があるそうです。

昨年の3.11大震災で、宮城県の無線局が大きな被害を受け再建を断念。
震災後は福島県の無線局に団体として加入。職員を派遣し機材を提供、無線局としての業務を委託してきたそうです。宮城県漁業無線公社自体も2013年3月末をもって解散となることから、気仙沼の漁業者に対しての加入説明会開催となったとの説明がありました。



インマルサットなどの衛星通信機器の進歩・普及によって、陸船間の通信が昔に比べて大きく変わってきました。昔はモールス信号などが通信の中心であったものが、FAXや電話での通信にかわり、そして最近では船上でのインターネットの利用環境が整い、陸上と同じようにメール通信が主流となっています。

だんだんと漁業無線局の役割が薄れてきているように思えてなりません。そんな通信環境の大きな変化の中で依然として高額な利用料の無線局。年間一隻40万円近い料金とは。。

賦課金の設定基準なども旧態依然のまま。説明会の中で福島漁業無線局側から、気仙沼で隻数をまとめれば料金の見直しを検討したいとの答弁がありましたが、どうなりますか・・

漁業無線局の必要性、ほんとうに必要な業務・サービスとは何か、その対価としてはいくらが妥当なのか? 法制度も含めて抜本的に考え直す時期に来ていると思います。  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:43