勝栄丸ブログ

平成25年3月1日。　新潟造船で建造がすすめらていた勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船の新造船
「第123勝栄丸」 439トン型 の進水・浮上の日を迎えました

きょうの新潟はまさに新造船の進水日和。　とても暖かくて穏やかな天気に恵まれました



朝8時ちょうど。　第123勝栄丸と同時に進水・浮上する第三十八漁福丸の吉田社長、そして新潟造船の高橋社長といっしょに、NO,1ドックへの注水指示ボタンを作動。

4か所の注水口から、勢いよく大量の水がドック内に流れ込み、みるみるうちに水かさが増していきます。　めったに見ることができない光景に、おもわず見入ってしまいました


約1時間ほどで浮上し始めた船体。　船尾のプロペラやフラップラダーが徐々に隠れていくのがわかります。　新造船の初浮上なのでドキドキしながら見守りましたが、とってもバランスよく、スクッとまっすぐに浮上した勇姿を見て、関係者一同ほっと一安心の一瞬でした


2時間後には完全に浮上・進水完了

あっというまの出来事でしたが、おめでたい進水という一区切りのセレモニーに立会うことができて、とても幸せな一日でした。　この日を迎えられたのも、多くの皆さまのご協力の賜物です。　この場をお借りして心から感謝申し上げます m(__)m

これから艤装がはじまって、船の内部もどんどん出来上がっていきますね。
5月末の竣工引き渡しに向けて、まだまだたくさんの作業工程が待ち構えている新造船です