2013年06月19日
冷凍マグロの品質保持に新技術
きょう、マグロ業界にとって驚くべき新技術の報告会がありました
マグロ漁業の歴史上、まぐろ船が近海から遠洋に進出していくのに大きく貢献してきたのが、マイナス55℃以下で凍結・保管する超低温冷凍の技術。 いまでは超低温が当たり前のマグロの世界です
その解凍方法もいろいろな方法が試され検証されて、いま一押しなのが氷水解凍というのが業界の常識になりつつありますね。 そして解凍したマグロをいかに品質を長持ちさせるか。これれはいままで誰も答えの出せなかったテーマ。
その新しいテーマ「解凍後の品質保持」について一つの答えが出た模様
この方法を用いると、解凍したマグロが身質の劣化がなく3日間は良好な状態で保持されるという新技術の成果発表がありました。 いままでとは逆の発想。 こんな技術があったんだあ~って、興味津々で報告会を傍聴しました
この新技術については特許出願中とのことなので、詳しい話を勝栄丸ブログでできないのが残念ですが、あすの水産経済新聞の第一面には、かなり詳しい情報がのっているはず。興味のある方はぜひ水産経済新聞をチェックしてみてください
ことし8月21~23日に行われるジャパンインターナショナル・シーフードショーの日かつ漁協のブースでは、この新しい品質保持技術について何らかの形でご披露することを検討中です。
この新技術が実用化になれば、冷凍マグロの流通形態が変わっていくかもしれませんね。
ん~。 これはホントすごいかも。。。
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
20:13