2013年08月30日
防潮堤計画暗礁
気仙沼の内湾地区、気仙沼の顔ともいえるこの地区の防潮堤計画が暗礁に乗り上げている。。。
先日、河北新報一面トップでも報じられたこの問題について、来週3日、内湾地区の関係者と宮城県知事との意見交換会がまた開催されるそうだ。
宮城県は海面からの高さ5.2mの防潮堤を計画しているが。住民は「港町の風情を損なう」と強く反発。有効な打開策を見いだせないまま、議論は足踏み状態を続けているとの新聞報道
ほんとうにこんな高さの防潮堤が必要なんだろうか。そしてほんとうに造ってしまうのか。
内湾地区で生まれ育った者の感覚からすれば、こんな高さの防潮堤は内湾地区には必要ないと思う。 実際に被災して大きな被害を受けた内湾地区だが、最低限の備えがあればいいのではないかと。 その最低限の備えというものが5.2mだという県の感覚とのズレが住民との合意を遅らせているのではないか。
海と陸とを分断させる防潮堤をいったん造ってしまえば、もう二度ともとには戻せない。
来週の意見交換会では、前回の議論を踏まえた上で、もう一歩も二歩も内湾地区に配慮した提案がなされることを期待します。 また同じような議論が繰り返されるのでは意味がないですからね
海が見えない、船が見えない気仙沼港。。。 これってどうなの?
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
17:34