2013年08月31日
カツオの漁場 沖へ
今日の写真は、今朝の気仙沼魚市場の生鮮かつおの入札の様子です
お盆が過ぎて、三陸沖のかつおの漁場が沖へ沖へと遠くなって、毎日の入港船もそれほど多くなくて、水揚げ数量も少なめな気仙沼魚市場です。 漁場が遠いので、新物と呼ばれている前日漁獲のかつおが最近はほんと少なくなりました
水揚げ数量が少ないので、カツオの入札単価は比較的高めで推移していますが、例年お盆前後になるとカツオの身質が落ち気味になってくるんですが、ことしも例年と同じようなパターンになってきました。 高い水温が影響してるんですかねえ
今年の夏は特に暑かったので、夏バテの人が多いのと同じく、カツオも夏バテ気味なのかな。。。
脂ののった戻りガツオの時期にはもう少しかかりそうな感じです 。
今週もいろんなことがありました。 ゆっくりと頭の中を整理しながら週末を過ごしたいと思います
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15:36
2013年08月30日
防潮堤計画暗礁
気仙沼の内湾地区、気仙沼の顔ともいえるこの地区の防潮堤計画が暗礁に乗り上げている。。。
先日、河北新報一面トップでも報じられたこの問題について、来週3日、内湾地区の関係者と宮城県知事との意見交換会がまた開催されるそうだ。
宮城県は海面からの高さ5.2mの防潮堤を計画しているが。住民は「港町の風情を損なう」と強く反発。有効な打開策を見いだせないまま、議論は足踏み状態を続けているとの新聞報道
ほんとうにこんな高さの防潮堤が必要なんだろうか。そしてほんとうに造ってしまうのか。
内湾地区で生まれ育った者の感覚からすれば、こんな高さの防潮堤は内湾地区には必要ないと思う。 実際に被災して大きな被害を受けた内湾地区だが、最低限の備えがあればいいのではないかと。 その最低限の備えというものが5.2mだという県の感覚とのズレが住民との合意を遅らせているのではないか。
海と陸とを分断させる防潮堤をいったん造ってしまえば、もう二度ともとには戻せない。
来週の意見交換会では、前回の議論を踏まえた上で、もう一歩も二歩も内湾地区に配慮した提案がなされることを期待します。 また同じような議論が繰り返されるのでは意味がないですからね
海が見えない、船が見えない気仙沼港。。。 これってどうなの?
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17:34
2013年08月29日
53新吉丸にエールを
高知県・黒潮町のかつお船・第53新吉丸さん。
毎年やく半年間、気仙沼港を基地にしながら、三陸沖でのかつお一本釣り漁をおこなっています
きょうも気仙沼魚市場に水揚げしていただきました。 ありがとうございます。
最近の漁場はかなり沖になっているようで、漁場まで1昼夜以上も走らなければならないのだとか。
燃料の価格が高いので各船なりに工夫しているみたいです
まだ水温が高めなのか、かつおの脂のりはもう一歩かな。
しっかりと脂がのった「戻りガツオ」が釣れるのは、もうちょっと先だと思います。
でも、この赤身のカツオもけっこう美味しいですけどね
今年いろいろなトラブルでの操業ロスがあっただけに、53新吉丸さんのこれからの操業に期待したいです。 気仙沼の関係者一同みな応援していますよ! 大漁そして安全な航海をお祈りします
第53新吉丸さん。。。 がんばって !
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15:43
2013年08月28日
マグロにICタグ
毎年、これからの季節は北大西洋でのクロマグロの漁期です
遙か地球の裏側の、それも北緯60度近いところまでクロマグロを獲りに行くんです。 海が荒れるこの海域でとれるクロマグロは、脂ののり具合といい、色目の良さといい、最高品質のクロマグロです
漁獲されたクロマグロには、船の識別番号と通し番号が記載されたタグを装着し一本一本しっかりと管理。 今年は、いままで使用されてきたプラスチックタグにかわり、ICタグを装着する試みが一部の船でおこなわれる予定です
いままでのプラスチックタグよりかなりり大きいサイズのICタグ
定期券サイズのICカードが入ってい入るそうで、専用の機械にかざすとGPSの位置データや日付がICタグに記録されるというもの。 勝栄丸でテスト予定なんですが、まだまだこれから改良しながら進めていくものだとか
こういった取り組みをおこなうことによって、操業の透明性を高めるとともに、トレーサビリティーの確立を目指したい考え。 勝栄丸ではこれからもこういう取り組みを積極的に協力していきたいと思います
勝栄丸が漁獲する最高品質のクロマグロに、このICタグが装着されて、日本の港で水揚げされる。。。
楽しみですね。 水揚げの様子などは勝栄丸ブログでまたご報告したいと思います
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16:05
2013年08月27日
ちょっとだけ秋めいて
みなさん、おはようございます
お盆が過ぎて、気仙沼はだいぶ過ごしやすい気温になってきました。 朝晩などは寒いくらい。 このくらい涼しくなると体もだいぶ楽ですね。 みなさんの所はいかがですか。
気仙沼に入港する近海かつお船は夏休みの船が多くて、港内にはたくさんのかつお船が縦付けに係船中。今月末くらいまででしょうね。 夏場の休みを終えると、残す漁期もあと数か月
かつお船の乗組員も、故郷に帰ってゆっくりと休んで、これから後半戦が始まります。
北海道沖で操業するサンマ船ももうじき気仙沼に水揚げすると思うので、カツオにサンマ、そして近海まぐろ船が水揚げするメカジキなどなど。 秋の空気と共に、気仙沼に食欲の秋もやってくる感じですかね
きょうも忙しくなりそうですが、冷静に慎重にそしてじっくりと考えながら行動したいと思います
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10:33
2013年08月26日
清水でみつけた新造船
28勝栄丸のマグロの水揚げが終わって、第一水産の事務所に戻ったら、事務所前の岸壁に大漁旗を掲揚した新造船がド~ンと接岸しているのを発見。 先日、三保造船で竣工したばかりのピカピカの遠洋まぐろ延縄漁船・第78幸栄丸さんでした
さっそく社長さんにお願いして、船内を見学させていただく事に。
若き船頭さんが采配を振るう78幸栄丸さん。 船内随所に社長さんや船頭さんのアイデアが満載で、へえ~なるほどねえ! って感心しまくり。。。 ほんと、いい船ですねえ。 船頭さん自ら案内していただき、ありがとうございました
食堂に入ると、漁船では見たことのない装置が
なんと、野菜を育てるプラントがあるじゃないですかぁ! 長期航海の遠洋まぐろ漁船では新鮮な野菜の確保が課題だったので、この装置を使って葉物野菜を育てることにしたそうです 毎日新鮮な葉物野菜が食べられるって、いいアイデアですねえ 78幸栄丸さんの船内野菜栽培がうまくいけば、勝栄丸でもこの装置を採用しようかな
清水から鹿児島県串木野に廻航して、9月初めに出港予定の78幸栄丸さん。 航海の安全とそして大漁を祈念いたします。 新造船の完成、ほんとうにおめでとうございました
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12:04
2013年08月25日
気仙沼漁師カレンダー
先日、三陸新報に気仙沼港「漁師カレンダー」製作の記事が掲載されました
よく見たら、 んっ! この写真は123勝栄丸の船頭さんじゃありませんか
そういえば、新造船・123勝栄丸が気仙沼に廻航してきたときに、写真撮影に協力してたっけ。
紹介記事・写真を見ると、もしかして表紙になっちゃうの? まさかねえ
気仙沼市内の女性グループ・気仙沼つばき会さんが、漁師のカッコよさをPRする気仙沼港「漁師カレンダー」を制作中。 海と真剣に向き合い、魚と格闘する男たちの表情などで構成するもので、全国の漁師ファンを増やしたい考えだそうです
いいですねえ、こういう企画は。 写真を撮影するのは、もちろんプロのカメラマン。
写真集のようなクオリティーの高い、素晴らしいカレンダーになりそうです
11月15日に発売予定で、1部2,000円。
写真集じゃなくてカレンダーの問い合わせは、リアス観光創造プラットフォームまで 0226-25-7115
気仙沼 「漁師カレンダー」 完成が楽しみです
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14:58
2013年08月24日
28勝栄丸のマグロ!
ほんと蒸し暑いですねえ。毎日毎日。。。
お盆が過ぎてもなかなか秋めいてきませんねえ。 西日本では局地的な豪雨で被害も出ているみたいですが、このまえ気仙沼でも大雨の被害があったので、そのたいへんさがわかります
きょうは遠洋まぐろ漁船の水揚げ基地、静岡県清水港の日の出埠頭で、勝倉漁業の28勝栄丸が獲ったマグロの水揚げです。 南アフリカ・ケープタウンから冷凍運搬船で運んできました
船のクレーンで吊りあげられたマグロがものすごい迫力で荷捌き台におろされると、超低温でカチンカチンに凍ったマグロから白い冷気があたり一面に広がります
漁場や種類・サイズによって仕分けられていくマグロたち。
選別包丁を片手に身質をチェックしていく担当者も汗を流しながら忙しく作業にあたります
毎日毎日、暑い岸壁で水揚げをするみなさんは本当にたいへんな仕事。 もう少しすればちょっとは涼しくなると思うので、からだがキツイのもあと僅かでしょう。 ほんとお疲れ様です
無事すべてのマグロの水揚げを終えて、ホッと一息。 ありがとうございました m(__)m
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18:24
2013年08月23日
遠洋まぐろ漁に出港!
8月23日 大安
気仙沼港の出港岸壁から、勝倉漁業の第1勝栄丸が遠洋まぐろ漁へと出港いたしました
今朝がたに降った雨も上がって、出港時間の午前11時には穏やかな天候に。 出港日和です。
岸壁には、乗組員のご家族の皆さんや取引先の方々など、大勢の見送りをいただきましてほんとうにありがとうございました。 船尾に結ばれた五色の紙テープがとてもきれいです
まだまだ復旧が進まない気仙沼ですけど、漁業や水産業がけん引役となって、気仙沼地方の立て直しをおこなっていかなければなりません。 「海と生きる」をキャッチフレーズにしている気仙沼ですから
第一勝栄丸は一路ハワイのホノルル港を目指します
長い航海になりますが、乗組員の皆さんにはお体に気を付けて、安全な航海を心がけ、そして大漁をめざし一致団結して頑張っていただきたいと思います
出港前の作業甲板でおこなった恒例の出港式。
日本人の幹部船員、新人君、そしてインドネシア船員みんなで杯高らかに誓い合いました!
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17:41
2013年08月22日
第1勝栄丸が明日出港!
いよいよ明日 8月23日、勝倉漁業の第一勝栄丸が気仙沼港から遠洋マグロ漁に向け出港します
日本に帰港して以来、気仙沼港で上架工事や機関の整備などをおこなってきました。
先日、餌や食料、燃料などの積込みも終わって、乗組員の私物の搬入も終えて、そして、本船に乗船するインドネシア船員も無事到着したようで、出港準備が整いました
今航海はさらにもう一人の新人船員君も乗船します。
遠洋まぐろ船での仕事を早く覚えて、ぜひ機関長を目指して頑張ってもらいたいと思います
本当であれば、横付けの状態から出港したかったのですが、気仙沼の岸壁事情でやむなく縦付けに。
場所はプラザホテル下の出港岸壁。 午前11時に出港しますので、みなさんの見送りをお願いします
明日の出港日は、いい天気に恵まれるといいですね
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17:35
2013年08月21日
シーフードショー2013開幕
この写真は、昨年のジャパン・インターナショナル・シーフードショー
きょうから3日間の日程で今年のシーフードショーが開幕しました。 場所は例年と同じ、お台場の東京ビックサイト。 この3年間、かつお・まぐろ促進会がプロデュースして運営してきた日かつ漁協ブースです
今年もフードニスタ浜田峰子さんのかつお・まぐろ料理教室を中心に、カツオやマグロの美味しいお料理の提案、最新情報など満載のブースとなっています。 今年も大人気のブースになることでしょう
今年のコンセプトは、ずばりカツオとマグロを生で食べる美味しさの提案
最近色々な食べ方が試されているカツオ・マグロですけど、やっぱり美味しいのは生でしょうっていうことで、浜田峰子さん提案のレシピによる特別料理教室が連日開催されます
昨年のメニュー提案もよかったけど、今年のアイデアもすばらしい
8月23日までの開催なので、ぜひ日かつ・促進会ブースにご来場ください。 美味しいかつお・まぐろ料理と、元気いっぱいの全国の漁業者、そして日かつスタッフがお待ちしています
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22:59
2013年08月20日
雷雨の中の餌積み
夜中からものすごい雷雨の気仙沼
最近ほんと雷とスコールみたいな大雨が多ですねえ。 雨が少なくて水不足の地域もあれば、大雨で困っている所もある。 平均して降ってくれればいいんですがねえ。そううまくはいかないか
きょうは勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第一勝栄丸の餌積みの日。
夜中からの天候を引きずって、ドシャ降りのなかでの餌積み開始となりました
取引先の皆さんや勝倉漁業のスタッフは一様に雨合羽姿。
冷凍餌の箱が濡れてしまうと、魚艙内に保管した時に箱がくっついてしまい、沖合での取り扱いが大変になってしまうので、ビニールカバーをかけながらの作業。びしょ濡れになりながら黙々と積込んでいきます
時折雷がとどろく中での餌積みも、時間が経つにつれて雨も上がってきて、終わりの頃にはいい天気
なんとか無事に餌積みの終了です。 関係者の皆さまほんと雨の中お疲れ様でした m(__)m
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17:43
2013年08月19日
第1勝栄丸が始動に
いよいよ、勝倉漁業の第一勝栄丸の出港日が近づいてきました
あすの餌積みをまえに気仙沼沖合での試運転。。。
漁撈機械や航海計器そして機関部などの総点検をおこないました。 一部の漁撈機器の整備が遅れているようですけど、ほぼ出漁できる状態になったようです
乗組員のみなさんも全員、気仙沼港に集合し、出漁前の準備作業に大忙しの様子
暑いなか、ほんとうにご苦労様です m(__)m
あすは朝から餌や冷凍食品の積込みの日。
遠洋まぐろ延縄漁に使用する大量の餌を積込まなければなりません
操業海域に合わせた餌の種類。そしてサイズ。 本船が操業予定の太平洋・西経漁場は、大型のメバチマグロを狙った操業なので、比較的大きなサイズの餌を積んでいくことが多いですね
試運転での各部のチェックが終わって、仕込み作業も大詰めです
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21:18
2013年08月17日
マグロの値決めを終えて
お盆の連休、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。。。
それにしても、毎日暑いですよねえ。 体調こわさないようにしなくちゃね
Uターンラッシュがピークの今日、こちらは清水でのマグロのお仕事です。
勝倉漁業の28勝栄丸が漁獲したマグロなど。 冷凍運搬船「Futagami」で運んできました
来週に予定されている水揚げを前に、東洋冷蔵さんとのマグロの値決め交渉です。交渉すること3時間 なんとか価格の合意に至ることができて、業界用語で「値決め表」っていう合意書類にサインです。
ありがとうございました m(__)m
仕事のあとは、もちろんマグロ丼でしょう! ていうことで、いつものお店にGO
清水港の河岸の市にある「やす兵衛」さん。
向かいのマグロ丼「おがわ」さんは、今日もものすごい長蛇の列。 専門に刺身を切っていた名物オヤジさんが先日お亡くなりになったそうですが、若手の板さんに替わっても「おがわ」人気はあいかわらずですね。 一方の「やす兵衛」さんは、行列まではしていないけれど、そこそこの客の入り
「おがわ」さんは業界用語でボケ脂っていう、色の冴えはないけれど脂がのっているメバチマグロをこれでもかって盛りつけるボリュームが特徴。 一方の「やす兵衛」さんは、きれいな色目のメバチマグロをいつも上品に出してくれます
どっちのお店も美味しいけれど、マグロ丼にこれだけの人が並んでくれているのを見ると、ほんと嬉しくなってしまいます。 美味しいマグロをどんどん食べてもらいたいですね
お盆休みも、休んだような休めなかったような。。。
ちょっといろいろあった今年のお盆でしたが、一つ一つ仕事を片付けていきたいと思います
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16:50
2013年08月16日
サンマ漁船が出漁へ
これから始まるサンマ漁にむけて、サンマ漁船が出漁準備の最終段階です。
気仙沼港の岸壁には、サンマ漁船が見事なまでにずらりと並びました
聞けば、明日17日に全船が気仙沼を出港し、北海道の基地に向けるとの事。
震災で被災して、新造船に生まれ変わった船もたくさん見られ、こういう光景を見ると、ようやくサンマ船も元通りの船団になってきたんだなあと感じます。あとは陸上側の施設の復旧ですね
先日の新聞報道で、「市場で朝ごはん」っていう企画がすすめられているとか。 朝水揚げされたサンマを使って、さんまの塩焼き・さんまのつみれ汁・炊き立てのご飯のセットを、気仙沼魚市場を会場にを500円で提供するイベントだそうです
気仙沼魚市場でサンマの塩焼きを、それも炭火で焼いて食べたら美味しいでしょうねえ
9月に行われるそうなので、その時はぜひみんなで行ってみたいと思います。
いま盛漁期を迎えている近海かつお漁。 そしてこれから始まるサンマ漁。
気仙沼の旬の季節がやってきた感じです。。。
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13:27
2013年08月15日
真冬の海に出港
勝倉漁業の28勝栄丸が南アフリカ・ケープタウンでの補給などを終えて、漁場に向け出港しました
南アフリカの港を基地に、200海里内の近海操業をおこなっている本船。
今航海も残すところあとわずか。 今回のケープタウンへの補給入港では、食料・燃料などを積込んで、検査や修理などを終えて、万全の態勢で残りの漁期への船出となりました。
いまのケープタウン沖は真冬の海。 大しけの模様だとか
事故や怪我の無いように十二分に注意して、残りの南アフリカの漁期を操業していただきたいと思います。
28勝栄丸が大漁でありますように、大いに期待しています
写真は勝栄丸から撮影したケープタウンのシンボル 「 テーブルマウンテン 」
南アフリカ最南端のこの地を舞台に、日本の遠洋まぐろ漁船がたくさん活躍しています
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11:01
2013年08月14日
流星に願いを
みなさん、ペルセウス座流星群みましたか!
8月12日の夜にピークを迎えたこの天体ショーが、各地で観測されましたよね
宮城県でも絶好の天体観測日和とあって、たくさんの流れ星を見れた人も多かったのでは。
流星の数がだんだん少なくなりますが、15日くらいまでは観測できるとの事なので、きょうの夜にでも星空を見上げてみるのもいいかもしれませんね
そしてその際には、願い事を忘れずに
あらかじめ考えておかないとね。 あっという間の出来事ですから
私も勝栄丸各船の航海の安全と大漁、そして健康をお願いしました。 でも流星が流れるあっという間の時間内にこれだけの言葉を唱えるのはムリ。 常にそう想っていることが大切なのかもしれませんね
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13:59
2013年08月13日
28勝栄丸が補給入港に
南アフリカの海域を中心に操業している勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第28勝栄丸
漁業基地の南アフリカ共和国のケープタウンン港に、補給入港となりました
ことしの南アフリカ共和国200海里内の水域は、大荒れのシケ模様が続いていて、いまは日本とは逆の季節・冬の時期であるだけに、まぐろ船が操業するのはたいへんな天候なようです
今日から28勝栄丸は、ケープタウンン港で燃料・食料・餌などの補給をおこないます。
海外の港での補給活動なので、順調に予定通り作業ができるか心配な面もありますが、まあなんとかなるでしょう。 いつも使っている港ですから。 現地スタッフも一生懸命頑張ってくれていますから
ケープタウンでの補給、そして束の間の休養を終えると、28勝栄丸はまた南アフリカ沖の漁場に向け出港し、今漁期の最後まで操業をおこなう予定です。 船頭さんはじめ乗組員の皆さんには、海外基地を第二の母港とする操業、ほんとうにご苦労様です m(__)m
これまで順調な操業を続けてきた28勝栄丸
あともう少しの今航海の操業を、怪我なく事故なく、無事に、そして大漁であることを祈っています。
ケープタウンでの補給。。。 乗組員にとっては、ちょっとだけホッとした瞬間ですね
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21:24
2013年08月12日
夏季休暇のお知らせ
気仙沼も夏らしい気温になりました
それでも早朝のカツオの水揚げはほんと涼しくて、半袖だとちょっと寒いくらい。
でも太陽があがってくると、気温もぐんぐん上昇して、今の時間帯はすでに30度越え
みなさんも熱中症にならないように気を付けてくださいね
【 夏季休暇のお知らせ 】
ところで、明日8月13日から14日、15日と3日間、勝倉漁業の夏季休暇をいただきます
気仙沼魚市場の夏季休暇に合わせての休日設定です。
休暇中の連絡につきましては、
各担当スタッフの携帯電話まで、もしくはE-Mailにてお願いしたいと思います
海外の操業現場や漁業基地ではこの間も通常通りに活動しているので、からだと頭をちょっとだけ休めながらも、どんな連絡にもにも即対応できるように準備しておかなければなりませんね
漁業会社ですから。。。
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10:06
2013年08月11日
かつお船が盆休みに
三陸沖で操業するかつお船の水揚げが本格化してきました
毎日早朝から高知・三重・宮崎などのかつお船が気仙沼魚市場に続々と入港し、新鮮なカツオをたくさん水揚げしています。 先日、朝水揚げされたばかりのカツオを久しぶりに食べましたが、ほんとうに旨いですねえ
8月下旬にはサンマ漁も始まるみたいなので、三陸沖のかつお、そしてサンマ、気仙沼の美味しい食材がそろう時期になってきます。 気仙沼で食べるカツオとサンマは格別に美味しいので、みなさんも一度食べにきてください
それはそうと、例年この時期になると、近海かつお船もお盆休みに入ります。
気仙沼港に漁船を係船して、新幹線や飛行機、バスなどで故郷に帰るのが恒例行事となっています
昨日も三重県の安市丸さんが1週間ほど「盆休み」に入りました。
チャーターした大型観光バスで、三重県まで15時間の長旅です。 普段はかつお漁のため家族と過ごす時間のないかつお船の皆さんですが、盆休み中は家族との時間をゆっくり楽しんでもらいたいと思います。
そして、盆休み明けには、また元気いっぱいの笑顔が見れるといいですね
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14:33
2013年08月10日
メカジキのハモニカ煮
いやあ、急に暑くなってきましたねえ。気仙沼もついに本格的な夏到来っていう感じです
朝からぐんぐん気温が上がって、30℃以上になるとか。 今年一番の暑さです。
今日の午後からは気仙沼みなと祭りなので、熱中症にならないよう気をつけなくちゃ
このまえ、秘密のケンミンSHOWで紹介されたメカジキのハーモニカ。 大反響だそうです
復興屋台村「気仙沼横丁」のお店に、真空パックになった「ハーモニカ」の商品が販売されてました。
煮たものと焼いたものの二種類があるとか。いずれも品薄状態で、在庫が少ないとの事
こういう商品にまでなっているんですねえ。 初めて見ました
もうかの星本舗っていう会社の商品らしいです。
お店の方の説明だと、震災後に気仙沼の復興事業のいっかんではじめた会社だとか。
こういうアイデア商品が人気になって、気仙沼の水産業全体が盛り上がってくれればと思います
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13:12
2013年08月09日
注目の第11佐賀明神丸さん初入港
きょう午前6時の気仙沼魚市場。 100トン以上の中型近海かつお一本釣り漁船が居並ぶ岸壁に、一隻の真新しいかつお船が入港してきました。 高知県の明神水産所有「第11佐賀明神丸」さん(19トン)です。 今年出来た注目の新造船がついに気仙沼初入港となりました
岸壁には市場職員や問屋スタッフ、そして取引先の皆さんが大勢待ち受けます
FRPの船体。 これまでの船よりもちょっと小さいかなって思うけど、想像してたよりも大きくて、高機能のまま船体をギュッと縮小した感じ。 最新鋭の航海計器や通信機器などは、ほかの大きい船と同じレベルの装備だそうです
これまで約半年の航海では、順調に水揚げを重ねられているようで、何度も日本一の水揚げをあげてきた船頭さんが指揮する本船だけあって、19トンっていう小さい船になっても、大きな船に負けないくらいの水揚げができるんですねえ。思わず感心してしまします
かつおの群れも黒潮にのって北上し、いまは三陸沖が中心の漁場。
新船の11佐賀明神丸さんもしばらくは気仙沼を基地にして操業するという事なので、安全な航海で目標の水揚げを達成されますことを、勝倉漁業のスタッフ一同応援しています。 船頭さんはじめ乗組員のみなさん、頑張ってくださいね
気仙沼に初披露となった「第11佐賀明神丸」さん。 これからも注目を集めていくことでしょう
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17:10
2013年08月08日
夏にぴったりの丼
気仙沼もようやく夏らしい気温になってきました
夏らしいといっても、30℃までいかないので、ほかの地域に比べれば「たいしたことないじゃん」って言われちゃいそうだけど、ようやくやってきた夏らしい天気に気分も盛り上がってきた感じがします
これまで寒いくらいだった気温が急に上昇したので、こういう暑いときにはサッパリしたものが食べたくなる。。。 っていうことで・・・ 気仙沼の港近くにある「まぐろ亭」さんに行ってきました
ちょうど昼時だったので、お店はお客さんでいっぱいで、ちょっと並んで店内に
大島への船着き場・エースポート横の復興屋台村「気仙沼横丁」っていう仮設商店街に入っているまぐろ亭さん。 市内田中前にある 「 北かつ まぐろ屋 」 の姉妹店です。
やっぱりマグロ丼でしょうって、「メバチマグロのづけ丼」を注文
特製のつけダレに漬け込んだメバチマグロの赤身が酢飯の上に盛り付けられていて、ほんとサッパリしてて、この季節にもってこいの丼だと思います ほんと、うまかった。ごちそうさまでした m(__)m
一緒に行った勝倉漁業のスタッフは「漁師の賄い丼」なるものを注文してました
そういえばこの前、外地に入港した勝栄丸の食堂で乗組員が、赤身の刺身にマヨネーズと醤油をつけて食べていたっけ。 この漁師の賄い丼もマヨネーズ仕立て。 刺身を毎日食べる遠洋まぐろ漁船の漁師ならではのメニューでしょうね
刺身にマヨネーズ。。。 食べてみると意外と美味しいことに気づくと思います
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09:38
2013年08月07日
村井知事との意見交換会
きのう気仙沼のワンテンビルを会場に、気仙沼の内湾地区の防潮堤建設に関しての宮城県村井知事との意見交換会が行われました。 気仙沼商工会議所の主催で、防潮堤を勉強する会、内湾地区の関係者など約50名ほどが参加。県からもたくさんの職員が同席
気仙沼の顔ともいえる内湾地区。 そこにいま5.2mの高さの防潮堤を建設する計画があって、県ではこれ以上時間をかけると街づくりができないとの理由から、年内にも基本計画を策定して、主務大臣に提出したい意向が改めて示されました
意見交換会では村井県知事が自らパワーポイントを使ってのプレゼンテーション
防潮堤建設に関しての基本的な考え方が示されましたが、これまで説明されてきた内容と同じ。
浮上式防潮堤についても、「私の目の黒いうちは絶対に認めない」と知事が発言し、一方で地域住民と話し合いながら合意をもって計画を策定していきたいと言いながらも、県の基本計画に沿った形ですすめようとするスタンスが見え隠れしているような感じ
県の計画ありきで、地域住民を説得するのではなく、もっと柔軟な考えで一緒に前を向いていけるような方法はないものか。 立ち退きに応じない人には法的な手続きを取ったうえで行政代執行もありえるとか、防潮堤ありきの復興財源だっていう脅しをかけるのではなくて、ほんとうに何が将来の気仙沼にとっていい選択なのか、もっと話し合う必要があるのではいかと思います。
きのうの意見交換会は終始議論がかみ合わず平行線のまま。 これでは前に進みませんね。
県が強硬な姿勢のうちは話が前に進まないような気が。。。 知事さん、いい考えないでしょうかねえ
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14:45
2013年08月06日
18共徳丸保存断念
気仙沼市の菅原市長は5日の記者会見で、東日本大震災の津波で内陸に打ち上げられ、市が震災遺構とすることを目指していた大型漁船「第18共徳丸」の保存を断念すると表明した。 市民アンケートで「保存の必要はない」との回答が7割に上ったためで、菅原市長は「船主の意向に沿った解体への協力を進める」と話している (8月6日産経新聞より)
第18共徳丸を所有する水産会社「儀助漁業」(福島県いわき市)は「保存に反対する地元住民が多い」などとして、すでに市に解体の意向を伝えていた。 市は同社に翻意を促そうと、市内全世帯に船の保存の賛否を問うアンケートを実施。 約1万4千通の回答が寄せられ「保存の必要はない」との回答が68.3%を占めた。「保存が望ましい」は16.2%、「船体の一部や代替物で保存」は15.5%だった
菅原市長は「震災の記憶をよみがえらせる大きな遺構が街の中心にあることへの違和感が要因ではないか」と話した。 NPO法人「シップリサイクル室蘭」(北海道室蘭市)が儀助漁業から解体作業を請け負い、担当者が土地の地権者を訪問し作業手順を説明するなど解体に向けた手続きを進めている
: 気仙沼市鹿折地区に打ち上げられた第18共徳丸 (東日本大震災 翌日撮影)
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10:50
2013年08月05日
きのうの地震大丈夫でした
いやあ きのうの地震にはビックリしましたねえ
二年前の大地震の時に頻繁に鳴っていた「緊急地震速報」のエリアメールの着信音。 ブーン・ブーン・ブーンっていう音を聞くと、ついつい身構えてしまう自分がいます
久しぶりの大きな地震、地鳴りって気持ちいいもんじゃありませんよね。
きのうの地震で特に被害という被害はなかったようなのでご安心ください
8月に入りましたが、気仙沼地方は気温が上がってきません 西のほうでは連日の猛暑、35度越えのニュースもありますが、こちらはほんと避暑地かと思うほどの気温。 過ごしやすいっていうか、夜なんかは寒いほどなので、暑い地域のみなさんにはほんと申し訳ない感じです
気が付けばもうすぐお盆。 お盆を過ぎれば徐々に秋めいてくる。。。
今週末は気仙沼みなと祭りなので、ちょっとくらいは夏らしい天候になって盛上がってもらいたいです
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
11:29
2013年08月04日
新しいミラーレス一眼
勝栄丸ブログの写真撮影用にこれまで使用してきたオリンパスPEN-EP3にかわって、先日新しいミラーレス一眼カメラを導入してしまいました。 後継機種の PEN E-P5 です
見た目はほとんど変わりませんけど、中身はほんとうに進化していますね
シャッタースピードがこれまでの倍の速さ 1/8000秒の高速シャッター。 連写も一秒間に9コマとほんとうに早くなっています。 同じPENシリーズですけど、まったく違うカメラっていう印象です
上の写真は、遊びで撮影した事務所内の写真。
こんなアートフィルターも内蔵されていて、いろんな写真が簡単に撮影できるのもいい
下の写真は、これまで愛用してきた PEN E-P3 と12mmの単焦点レンズです。これからはサブのカメラになってしまいますが、新しいカメラになってもこのこの広角レンズは使い続けていきたいと思います
ブログサーバの容量も先日5倍に増やしてもらったので、大きめの写真もどんどんアップできそう。
これからも楽しみながら、勝栄丸ブログを書いていこうと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
18:23
2013年08月02日
子供たちが魚市場に
ようやく気仙沼にも本格的なカツオのシーズンがやってきました
高知・三重・宮崎・静岡などの近海かつお一本釣り漁船が毎日のように入港し水揚げが行われています。
気仙沼市ではかつお船の母港の子供たちを気仙沼に招待する行事を毎年開催していて、昨年の高知に続いて、今年は宮崎の子供たちが気仙沼を訪れ、市や漁協の職員の案内で気仙沼魚市場にやってきました
お父さんやお爺さんがかつお船に乗船している子供たちが対象
ふだんは家や故郷を離れてカツオ漁に従事するお父さんたちとのひさしぶりの再会にほんとうにうれしそうなみなさんです。 いいですねえ、こういう企画って。これからも毎年続けてほしいと思います
家族のために一生懸命、沖で働くお父さん。 子供たちの記憶にも印象深く刻まれたことでしょう。
何か月ぶりかの再会に、美味しいものでも食べながら、親子でゆっくり過ごしてほしいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:26
2013年08月01日
台湾船が長期係船に
台湾・高雄港に係船された台湾籍の遠洋まぐろ漁船
ものすごい数のまぐろ船が係船されています。 いったい何隻港にいるんでしょうか?
聞けば6月頃から続々と港に帰港して操業をストップさせている模様。 高雄だけではなく、シンガポールやポートルイス、そしてスリランカなど。各港は台湾船の長期係船でいっぱいの状況にあるとか
例年この時期は、インド洋が台風シーズンになって海がしけて漁模様も低調になることから、休みに入る船が多いのは確かですが、今年のこの状況は例年以上にまとまった係船になっているとも。 沖で操業する船がほとんどないとの情報もありますね
彼らにとっては円安も打撃。 そして昨今の燃油高。
いつ台湾船の操業が再開されるのか見通しが立っていないとの情報も流れています
この夏場から秋口にかけて漁獲されるマグロが少なくなると、当然、秋から年末に搬入されるマグロも少なくなる。 今年の後半戦はマグロの搬入量が大幅に減少するかもしれませんね
ちょっとした搬入量の増減で相場が変動するマグロの世界。
世界的なこういう状況を受けて、まぐろ相場がどうなるか。。。 目がはなせない展開になってきました
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:21