宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2013年10月23日

CCSBTを終えて


10月14日から17日まで、オーストラリアのアデレードで開催された今年のCCSBT(みなみまぐろ保存委員会)年次会合。 みなみまぐろの漁獲枠と管理措置を決める重要な会議が終了しました camera

会議の結果、日本が漁獲できるみなみまぐろは、2014年が3,361トン、2015年以降が4737トンとなり、今年の漁獲枠2,703トンから大きく増やして決着。 みなみまぐろ資源が順調に回復していることが国際的に認められた形に 花丸

過去5年以上、少ない漁獲枠を強いられてきた日本のみなみまぐろ漁船団 船
再来年になれば今年より2,000トンほど漁獲枠が増えることで、船別の漁獲枠の大幅な増加も期待できそう。 ようやくここまで来ましたね。長かったというのが正直な感想です。

日本代表団のみなさん。本当にご苦労様でした。 お疲れ様でした m(__)m


ところで、今年もうひとつ大きな議題だったオーストラリア蓄養漁業へのステレオビデオカメラ導入の件。 蓄養漁業のみなみまぐろ漁獲量を正確に把握するための科学的な手段の本格導入。

今年から100%導入ということで話が進んでいたものが、オーストラリアの国内事情によって延期されたそうです。 国際約束を国内事情を理由に延期するなんて・・・ こんなことってあるんでしょうか? CCSBTや加盟国もなめられたものですねえ ムカ

それでなくても、オーストラリアの蓄養漁業は毎年、大幅な超過漁獲を疑われている状況。 きっちりとした管理手法を導入すれば、オーストラリアでの蓄養ビジネスがこれまでおこなってきたグレーな部分が明るみになって、大変なことになりかねないため、国ぐるみで隠ぺい工作に走ったのでしょう。 やるもんですねえ、オーストラリアも・・・

やっぱりなって感じですが、この問題はこれからもしっかりとモニターしていきたいと思います face06

(写真:CCSBT19)  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:08