2014年05月12日
インターナショナルシーフードショー
ベルギーで行われたインターナショナルシーフードショー
スペインやノルウェーを初めとしたEU諸国、アジア、アフリカ、南北アメリカ等世界各国が、自国のシーフード商材及び加工機械などを展示してアピールしています
現在欧米で食べられているのは脂の薄く、赤身の強いキハダマグロとビンチョウマグロがほとんど。
日本で好まれている脂の乗ったメバチマグロやクロマグロはあまり食べられていないそうです
フィリピンのある加工会社の方は「日本は細菌数を、欧州は科学物質を、アメリカは臭いを気にする。どれが正しいではなく輸出したいならその国の求めるものに合わせないといけない。でも、一番細かいところまで見てくるのは日本だよ(苦笑)」と言っていました
日本のブースではお寿司や海藻類などが出展され、気仙沼からは先日、当ブログでもご紹介させていただきました復興屋台村・気仙沼横丁「かに物語」のカネダイさんがカニを売り出しています
先日のかに物語の記事はこちら http://shoeimaru.da-te.jp/d2014-03-18.html
日本以外でも寿司を出展している国はあるものの、まだまだ刺身文化というのは世界では根付いていません。 魚といえばステーキやバーベキュー、ツナ缶で火を通して食べるもの。
世界で主に食べられている魚といえば「養殖サーモン」です。このシーフードショーでもおよそ半分ほどがサーモン製品でした。 まぐろは世界で見ればまだまだマイナーな魚種なんですね 世界的な和食ブームの中、日本の美味しい超低温刺身まぐろを売り出していくチャンスが来ているのかもしれません
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
16:54