宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2014年08月07日

大西洋クロマグロのICタグ


いま気仙沼で来週12日の出港に向けて出漁準備を進めている第1勝栄丸。 次の航海の主戦場は北東大西洋のアイルランド沖で、気仙沼から約50日もかかるこの漁場で狙うのは最高品質のクロマグロです。 ことしも間もなく始まりますね、北東大西洋でのクロマグロ漁が face02

毎年、クロマグロ漁の季節になるとワクワクしてきます。 今年もいい漁であればいいですね 音符


大西洋でのクロマグロ操業には厳格な資源管理が導入されていて、1尾ごとの管理が基本。 1隻ごとの漁獲数量も決まっていて、日本での水揚げも水産庁の立会いの下でしっかりとチェックされます。 クロマグロが漁獲されると、連番管理されたプラスチック製のタグを1尾ごとにマグロに装着し漁獲管理をしているんですが、本格導入に向けて数年前からテストをおこなっている新しいICタグを今年は第1勝栄丸でテストすることになったため、気仙沼に在港中の本船で乗組員をまじえての説明会がおこなわれました 花丸


この新しいICタグは、船名や漁獲時の位置情報などのデータが内蔵されたカードに機械的に記録されるシステム。 日本での水揚げや冷蔵庫への搬入の際に、洋上でICタグに記録されたデータが、センサーを通して自動的に読み取られてパソコンに表示されるんだからスゴイ pc1

将来的には、量販店や飲食店の店頭で漁獲データを確認されるようになるのだとか。 トレーサビリティーにもすごく効果がありそうですよね。 日本の延縄漁船についてはこういうシステムの導入などによってしっかりとした管理がすすむクロマグロ漁ですが、地中海などの蓄養マグロはどうなんでしょうかねえ。 延縄だけじゃなくて、蓄養マグロにもなんらかの最新技術で1尾ごとの管理や正確な漁獲数量の把握システムが導入できないものかと、ついつい考えてしまいます。 いまの科学技術なら簡単に出来そうですけどね。 やろうとしないだけなのかな 船
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:04