勝栄丸ブログ

長期間の遠洋まぐろ漁から日本に帰って休暇中の勝栄丸の乗組員
それぞれにまとまった休みをスゴク満喫しているみたいです。　9月に入ると乗船地への出発のスケジュールがでてくるので、もうしばらくはゆっくりできそうな乗組員のみなさん

この帰国中のタイミングにあわせて予定された船頭さんのご子息の結婚式が昨日行われました
会場にはご両家のみなさんが詰めかけて、チャペルでの結婚式はすごく素敵な感動的なものでした。　船頭さんご夫妻も思わず感動の涙。　ほんとうにおめでとうございます

披露宴では私からの気持ちを込めたお祝いの言葉。　ちゃんとお話しできたか自信がありません

お二人のこれまでを紹介するスライドショーでは、第1勝栄丸をバックに二人が仲良くほほ笑む写真がとても印象的でした。　船頭さんご家族の強い絆と信頼感。　これからお二人にも素晴らしいご家庭を築いていってほしいと思います

末長いお幸せをお祈りいたします。　ご結婚おめでとうございました
  

順調に上架工事が進んで、予定通りの下架となった183佐賀明神丸

木戸浦造船さんの船台から、朝9時ちょうどに徐々に海に戻っていく船体。　ちゃんと浮上するまで、関係者一同緊張感を持って見守ります。　下架開始から15分ほどで無事に浮上完了です


週明けには、三陸沖のカツオ漁に向けて出港する佐賀明神丸さん。　出漁にむけて高知を中心とした全国からの乗組員が気仙沼に集まってくるんです。　ほんと若い船員が多いのですごくうらやましい限り

三陸沖のカツオ漁は後半戦に突入。きょう気仙沼に初水揚げされたサンマとあわせて、港町気仙沼全体をを盛り上げてくれることでしょう。　出漁準備をぬかりなく、後半戦もすばらしい結果でありますように

ほんと、カツオ船の皆さんからはすごく元気をもらえます。　なんていうんでしょうか、縄船とは違うリズムがあるんですよね。　あと数か月、もうひと踏ん張り、頑張っていきましょう！
  

近海かつお船の水揚げが連日行われている気仙沼で、今シーズンの生鮮かつおの水揚げ総額が40億円を超えたとの報道です 　かつお一本釣り漁船が延べ288隻・3717トン、そして巻き網船が210隻・8964トンと、数量では昨年に比べて1200トン少ないけれど、カツオの販売単価の上昇によって昨年と同じ時期の40億円達成になったとの事

水揚げ金額は順調に伸ばしているものの、水揚げ数量の少なさが気になります。　新口と呼ばれる前日漁獲のカツオが主体になってこないと、燃油の価格が高い状況なのでかつお船の皆さんも大変なんじゃないかなあとお思います


先週末から遅めの夏季休暇に入っている佐賀明神丸さんももうすぐ復船の予定

休暇中に気仙沼でおこなっている上架工事も順調にすすんでほとんどの工事が終了しました。　予定通り明日下架できることが確認できたので、乗組員のみなさんには予定通り気仙沼に戻ってきてください

さあ、これからが秋にかけてが気仙沼港の最盛期。　大船渡にサンマが水揚げされたっていう情報も入ったので戻りガツオと合わせてサンマの水揚げも期待したいですね。　気仙沼の秋は美味しいですよ
  

先日、太平洋クロマグロについての初めての規制措置を発表した水産庁。　巻き網、定置網、延縄、一本釣りなどなど、多種多様な漁法でクロマグロを獲っているだけに、地域間・漁業種間でうまく調整できるのかっていうのがこれからのカギ

管理方法が、よーいドンで獲ったもん勝ちのオリンピック方式で、それも漁獲状況を集計するのにもなにやら時間がかかりそうな感じなので、きっちりと思惑の範囲内に収めることがはたしてできるのか。　産卵親魚や養殖向けのヨコワについてもしっかりと管理抑制してほしいと思いますね


これから国際会議のシーズンを迎えるマグロ業界

10月にはミナミマグロを管理するCCSBT、11月には大西洋のマグロ類を管理するICCAT、そして12月には太平洋のマグロの会議が予定されています。　CCSBTはニュージーランドのオークランド、そしてICCATはイタリアのジェノバが舞台

今年のCCSBTでは資源評価がおこなわれ、ICCATではクロマグロの漁獲枠改定が議題になるので、ものすごく重要な会議になることは間違いありません。　出漁する日本漁船が十分に操業できるだけの漁獲枠をそれぞれ確保してほしいと切に願います

それとCCSBTでは、国際約束を簡単にくつがえした昨年の豪州の横暴などは決して許してはいけません。　　いまこそ、世界最大の消費国として主導権を握るときですね。　それには戦略的に計算された武器となるようなカードが複数必要なんだろうと思います
  

気仙沼の中核的な商業施設・海の市が再開グランドオープンしてはや一か月が経ちました。　夏休み期間中やお盆の時期と重なって、連日たくさんのお客さんで賑わった海の市。　まぐろ料理専門店の北かつ・まぐろ屋も絶好調です

海の市グランドオープンにあわせて提供されている特別メニューが「第123勝栄丸のまぐろ丼」。　そうです、昨年5月に竣工した本船がインド洋で漁獲したメバチマグロから厳選。　123勝栄丸のまぐろだけを使ったスペシャルなまぐろ丼なので、本物の赤身の美味しさを味わえる一品だと思います

3種類の特選マグロ丼。　すごく美味しいので、みなさんも是非ご賞味ください 　


ところで、太平洋のクロマグロに規制が導入されるっていうニュース、みなさんもお聞きになったと思います。　北半球だけ、それも太平洋と大西洋にしか生息しないクロマグロ。　地中海やメキシコ湾を含む大西洋水域のクロマグロにはすでに厳格な規制が導入されていましたが、太平洋については手つかず。　今回初の規制導入です

30㎏以下の未成熟魚の漁獲量を半分にすること、そして日本の沿岸海域ごとに漁獲枠の上限を設定し、漁獲量が上限に近づくと注意報や警報、特別警報などを発表し漁獲の抑制につなげたい考えのようです。　これまで獲り放題だった日本沿岸のクロマグロにこうした規制が導入されることで、資源状態が安定して持続的にクロマグロ資源を有効利用できるようになればいいと思いますね

でも、日本以外の国はどうなのでしょうか。　日本海や太平洋などに回遊するクロマグロを漁獲しているのは日本の漁船だけではないはず。　日本の水産庁や漁業者の努力に水を差す事態にならないよう、しっかりとした対策を期待したいです
  

気仙沼を基地に操業する近海かつお漁も盛漁期を迎え、連日たくさんの船で賑わっている魚市場

お盆前から続々と夏休みのために気仙沼に係船して帰郷する船が多くなったけれど、1週間ほどの休みを終えた船員たちが気仙沼に戻ってきて、再び三陸沖でのカツオ一本釣り操業を開始したころ。。。

高知県の佐賀明神丸さんが気仙沼に入港して係船。　毎年遅めのタイミングで夏休みをとる佐賀明神丸さんなので予定通りの運航ですね。　そしてこの休暇期間を利用して船の整備がおこなわれます　

気仙沼の木戸浦造船に昨日上架したのは、第183佐賀明神丸さん
前半戦の奮闘のあとを手直しするため、短期間の上架工事となりました。　サンマ船やトロール船の整備・出港もひと段落した気仙沼だけれども、木戸浦造船さんではなにやらまた新造船を建造中のようで、すごく忙しい工場内。　鋼船の船体ブロックがゴロゴロところがっていました

気仙沼で船体の整備工事のあいだは、乗組員の皆さんは故郷に帰ってしばしの休暇です。　ご家族のみなさんとの再会やプライベートな楽しみなどそれぞれの夏休みを満喫していただきたいと思います

週末の下架に間に合うように、関係業者のみなさんご協力のほど宜しくお願いしますね m(__)m
  

こうも暑い日が続くと、どうしても食欲が落ちてくる
そんなときは、あっさりした赤身の漬けマグロ丼なんかもいいけれど、きょうはいま一押しの冷やし麺をご紹介したいと思います。　気仙沼まるきさんの「冷たいチリトマト麺」です

今月の期間限定メニューのこの冷やしチリトマト麺は、ラーメンや和えそばっていう括りじゃなくって、まさに冷やしパスタですね、これは!!!　コシのある冷たい中太麺、トマトソースに加えいろんな夏野菜のフレッシュな味わい、すごく爽やかな素敵な一品に仕上がっていると思います


小ぶりに切り付けられた炙りチャーシューの食感がアクセントになっててすごくイイ

隠し味のカツオだし、ガーリックチップ、ちょっとした酸味が食欲をそそってきます。　トマトソースにはちょっとだけ辛味がついているんだけど、私はタバスコが好きなので特別にお願いしてタバスコを多めに効かせて食べたらすごく旨かったです。　この食べ方は試す価値ありですよ

トマトソースの酸味がすごく美味しい冷たいトマト麺。　8月31日までの期間限定だそうです。　みなさんも機会があれば是非一度ご賞味ください。　この夏一番のおススメ冷やし麺のご紹介でした
  

お盆休みも終わって一週間が過ぎました
毎年恒例の東京ビックサイトでのインターナショナル・シーフードショー日かつ漁協・促進会ブースもすごい盛り上がりで終了。　あっという間の一週間でした。　うだるような暑さの東京から気仙沼に戻ってみると暑さの質が違うっていうのか、暑いことは暑いけれどもやっぱり気仙沼の夏は過ごしやすい感じがします

お盆前から続々と気仙沼港に係船し、夏季休暇に入った近海かつお船の休みも終わって徐々に漁に戻り始めたころ、高知県の佐賀明神丸さんはようやく夏季休暇に入るために気仙沼港に帰ってきました

金曜日には83号さん、そして土曜日には183号さんが
前半戦の漁を終えた乗組員の表情は一様にほっとした笑顔。　入港直後の船内は、故郷に帰る準備に大忙しの船員たちの姿がありました。　もうすでに気分は休暇モードになっているんですね

ちょっと遅めのお盆休みっていうのか、巷の帰省ラッシュがひと段落したころに毎年休暇をとる佐賀明神丸さんなので、ご家族とのしばしの再会を楽しんでいただけたらなあと思います。　ゆっくりと体を休めてくださいね

勝倉漁業の問屋部門もこれから勝負の後半戦に入っていきます。　秋風が吹いてくるころには戻りガツオで賑わうことでしょうね。　気仙沼港に水揚げされる美味しいかつおやサンマが今から楽しみです
  

毎年恒例のインターナショナル・シーフードショーも３日間の日程を終えて閉幕しました

日かつ漁協・促進会ブースにも、連日ほんとうにたくさんのお客さんにきていただいて、国産・天然の超低温急速凍結の冷凍マグロの美味しさをアピールできたんじゃないかなあと思います。　ブース運営をおこなった促進会会員のみなさん、そして日かつ漁協・協同の職員のみなさん、本当にご苦労様でした


会場内を歩いてみると、大手水産会社は年々養殖のクロマグロに力を入れてきている傾向がみられ、天然のマグロ類を扱うブースが少ないのが目につきました。　養殖が天然よりも美味しいだとか、資源や環境にダメージを与えないだとか、消費者に偏った情報での宣伝をしている中で、今回日かつ漁協・促進会ブースでおこなった「天然に勝るものなし」をキャッチフレーズにした天然まぐろの販促キャンペーンは、今後の方向性としてもものすごく意義のある取り組みであったと、いまつくづく感じています


天然のクロマグロやミナミマグロ、そしてメバチマグロやビンチョウにカツオなど、いろんな漁場・種類の様々なマグロを3日間で6000食以上も試食してもらいました。　来場者からは、「天然まぐろはやはりおいしいね、養殖とは違うね」などとの声をたくさん頂いて、試食を終えたみなさんの笑顔や喜びの声に接し、スタッフ一同また明日への活力がみなぎってくるような気がしたのではないでしょうか

今回の反省点もふまえて、来年にむけて準備しなければなりませんね。　3日間、声を張り上げながら超低温冷凍天然まぐろの美味しさをアピールしたみなさん、そして、裏方に徹し試食用のマグロのお寿司やお刺身を黙々と準備し続けたみなさん、ほんとうにご苦労様でした。　お蔭さまで、すごく充実したシーフードショーになったと思います。　みなさん、ほんとうにお疲れ様でした
  

日本の遠洋まぐろ延縄漁船が漁獲した、天然の超低温急速凍結の冷凍マグロをアピールする年に一度のお祭り・シーフードショーの二日目。　ものすごい人・人・人でした

10時の開場早々から、日かつ漁協・促進会ブースには、ひっきりなしにお客さんが押しかけて、厳選した冷凍マグロの試食を堪能。　美味しいマグロを食べて、みなさん顔がニッコリです


もちろん、冷凍マグロの解凍方法は東京海洋大学の鈴木教授が発明した「氷水解凍」。　よく冷えた氷水にパック詰めした冷凍マグロを漬けておくだけで、すごく簡単にムラなく解凍できるスペシャルな技。　この氷水解凍がシーフードショーでも本領発揮です


切れ目なく提供した冷凍マグロの試食では、いろんな漁場のメバチマグロやビンチョウ、一本釣り急速凍結の冷凍かつお、そしてなんとミナミマグロやカナダ沖で漁獲した最高級のクロマグロまで。　すごい勢いで試食がなくなっていって、初日を超える2500食もの試食がでちゃいました


きょうはシーフードショーの最終日。　クロマグロやミナミマグロ、そしてお昼時にはマグロのお寿司も準備しているので、ぜひ日かつ漁協。促進会ブースに、最高の冷凍マグロを食べにきて下さい

うちのブース来場特典、ワインや日本酒などもたっぷり準備して、みなさんのご来場をお待ちしています。　もちろん飲み放題、食べ放題ですから。　冷凍マグロって、ほんとうに旨いですね
  

さあ、いよいよやってきました！　毎年恒例のインターナショナルシーフードショー

日本の遠洋まぐろ延縄漁船が漁獲した天然・国産の超低温冷凍カツオ・マグロをアピールするイベントがはじまりました。　会場の東京ビックサイトは、今年も熱いです


メインゲートのA5入口から入ってすぐの、真っ赤なド派手な日かつ漁協・促進会ブース。　日かつ漁協の職員と、全国から集まった漁業者の仲間が、冷凍マグロのイメージアップを目指して頑張っています

朝から、冷凍マグロ・カツオの試食・試食・試食！　なんとなんと今日は1600食もっ！　林農林水産大臣もブースに立ち寄っていただいて、冷凍マグロを試食され遠洋まぐろ漁業の説明を熱心に聞いていました


私はバックヤードで試食をつくり続づけて8時間も立ちっぱなしだったので、体力的にはすごく大変だったけど、試食の売れ行きがいいっていう事はうちのブースが盛りがっているということなので、二日目もみんなと協力してもっともっと盛り上げていきたいと思います

清水のマグロキャラクター「まぐまぐ」くんも応援に駆け付けてくれました
漁業者そして業界全体がひとつになるこのビックイベントが中日を迎える今日。　極上のミナミマグロやアイルランド沖の本鮪も試食に出しちゃおうかなあ。　みなさん、食べにきて下さ~い
  

毎年この時期に開催される恒例の水産関連の展示会・インターナショナルシーフードショーが今年もやってきました。　東京ビックサイトで８月２０日から３日間のイベントです

遠洋かつお・まぐろ漁業界でも毎年ブースをかまえていて、超低温急速凍結の冷凍かつお・まぐろの美味しさを皆さんにお伝えすべく、全国から会員漁業者が集まっての年に一度のお祭りの開幕です。　これまでで一番ド派手なブースに仕上がりました

日かつ漁協、そして促進会がタイアップして期間内全力でブース運営をおこないます


ことしのメインテーマはズバリ!!!　「天然に勝るものなし」

最近、養殖マグロが天然よりも美味しくて優れているような報道があるなかで、消費者の皆さんにもう一度天然まぐろの本当の美味しさを知ってもらおうという特別企画です

この３日間のイベントを通じていろいろな種類の天然冷凍マグロを、特に天然まぐろの赤身の美味しさを堪能していただけたらと思います。　すごく美味しいですから、みなさん是非会場にお越しください

遠洋漁業で漁獲される天然・国産の超低温冷凍マグロ。　このマグロに込められた奥深いストーリーと共に、期間内切れ間なく提供される美味しいマグロを存分に味わっていただけたらと思います。　会場の東京ビックサイトでみなさんのお越しをお待ちしています
  

さんま棒受け網漁の開始に合わせ、気仙沼港をいっせいに出漁して北海道釧路港に向けた大型サンマ漁船団。　気仙沼港では恒例の出船送りが開催され、花束を贈呈されて勇壮に船に乗り込む船員たちと、大漁旗の小旗を手に見送りする大勢のご家族や関係者の姿が印象的だった一昨日

これから、近海かつお漁船とともに気仙沼港を盛り上げてくれるであろうサンマ漁船での衝撃的なニュースが今朝飛び込んできました。　第15観音丸（166トン）が火災との報道です


福島県いわき市船籍の第15観音丸さん。　報道によれば、小名浜港からサンマ漁の基地である釧路港に向け岩手沖を航行中だったところ火災が発生した模様。　乗組員16名のうち14名が救助されたものの、2名の船員が行方不明だとか

報道されている写真を見るとものすごい燃えかたなので、行方不明の船員の安否が気にかかります。　気仙沼など三陸地方の船員が多く乗り組むサンマ漁船での、こういう事故はほんとうに辛いです。

同じ漁業会社である勝倉漁業の事務所でも、サンマ漁船・第15観音丸さんの乗組員が全員無事に救助されますようにと、スタッフが心配そうにネットニュースに見入っていました
  

お盆のお休みが終わって、今日から勝倉漁業も業務再開です

休み中はすごく涼しくて、このまま秋になっちゃうのかなと思うような天候だったけれど、昨日までの気候から一変してものすごい暑さになった気仙沼です。　そりゃそうですよね、まだ８月ですから

気仙沼に入港する近海かつお船も、お盆休みを終えて沖に出漁する船がでてきました。　昨日は高知県の第53新吉丸さんが復船、出漁準備を整えて後半戦へのスタートとなりました

三陸沖で操業する近海かつお船は50隻以上ありますが、今の時期は休暇に入っている船も多いです。　夏季休暇明けでみなさん元気いっぱい出漁して、これから戻りガツオの時期になってくるんですね

勝倉漁業の関係船のみなさんには、後半戦のかつお漁をほんとうに頑張ってもらいたいと思います
第53新吉丸のみなさん。　気を付けていってらっしゃ~い!!!　気仙沼で待ってますから
  

勝倉漁業のお盆休みも今日で終わり。　日曜日ですけど気仙沼魚市場が開場日となっているので、市場担当スタッフは早朝から入港船のアテンドに大忙しであたっています

朝4時に入港した高知県の第83佐賀明神丸さんのカツオの水揚げ。　お盆中も休みなく操業を続けてきた本船にはNHKの撮影クルーも乗船していて、聞けば10月20日放映のプロフェッショナル仕事の流儀の取材だとか。　三陸沖で活躍する佐賀明神丸さんの姿がどんなふうに放映されるのか今から楽しみです


気仙沼港からはきょう、北海道沖で操業開始する大型サンマ棒受け網漁船がいっせいに出港します

また、今週はお盆休みから気仙沼に帰ってくる近海かつお船も次々と出港を予定しているので、いつにもまして港の中があわただしくなりそうな雰囲気。　みなさん気を付けてお願いしますね

あと一航海を終えるとお盆休みを迎える83佐賀明神丸さん。　順調な水揚げを続ける前半戦の最終航海が、大漁でそして安全な航海でありますように。　乗組員のみなさん頑張ってきてください
  

夏が終わったかのような肌寒い連休終盤のきょう

朝から雨が降ったりやんだりで、最高気温も２３度と半袖じゃちょっと風邪ひきそうなくらい涼しい天気のお盆です。　もうきょうからUターンラッシュとも報道されているみたいで、お盆休みももうすぐ終わり

短い夏の休みを楽しもうと、小雨が断続的に降るイーグルスのスタジアムには満員のお客さんが詰めかけています。　マリーンズとの３連戦、今日明日の天気が気になりますね


この休みのあいだも操業を続けている三陸沖のカツオ一本釣り漁船

明日は気仙沼魚市場の開場日なので、またたくさんのカツオの水揚げで賑わうことでしょう。　気仙沼港に係船しお盆休みで故郷に帰っている乗組員のみなさんも徐々に復船するとの情報なので、秋の戻りガツオのシーズンに向けてまたフル操業が始まりますね

ひさびさにボールパークでリフレッシュして、あともう少しだけゆっくりした時間を過ごそうと思います。　それにしても、今年一番と思えるようなナイスゲームでした
  

お盆に入って、気仙沼は帰省客でどこもいっぱい。　県外ナンバーの車がすごく多くなって、普段以上に渋滞がすごくなっています。　それでも、気仙沼にたくさん人が集まるっていうのはいいもんですね

西の地方はまだ30℃以上の猛暑が続いているようだけど、ここ気仙沼は気温もだいぶ涼しくなってきて、秋を感じさせるような気候になってきました。　すごく過ごしやすい今年のお盆です


いま日本に帰っている勝栄丸の乗組員も、しばらくは休暇。　いったん故郷に帰る若手船員を囲んでの食事会をおこないました。　徐々に脂がのってきたカツオのお刺身や、いま旬真っ只中の肉厚プリプリのホヤなど。　まだまだ食べ盛りの若者達だけあって、すごい勢いでお料理がお腹に収まっていきます

〆は行きつけのショットバーでゆったりとした時間。　すごく楽しい食事会でした。　こういう若手船員が頼もしく育ってきているので、こちらもますます頑張らなくちゃいけませんね。　気仙沼に帰省中のみなさんにも、旬の気仙沼の味覚を味わってほしいです
  

お盆休みの連休前の気仙沼魚市場の風景

気仙沼に水揚げする近海かつお船の水揚げで、盛り上がりを見せています。　そう、一年で最もカツオの値段が高くなるこのタイミングを見据えての入港ラッシュです

なんと、なんと、「新口」と呼ばれる前日漁獲のカツオが１㎏あたり2000円越えのものすごい高値の入札となりました。　買い付けをする仲買のみなさんも、顔つきがマジです


きょうから17日までお盆休みに入る勝倉漁業

漁業会社という仕事なので、この連休中も会社の所有船や関係する問屋船はこの時間も遠洋漁場や三陸沖で操業中なんです。　休んでいるあいだも、半分は船の事を考えながらのひとときの休息

今年の前半戦も休みなく走り続けてきたから、このしばしの連休はすこしゆっくりと過ごしたいなあと思います。　それにしてもこのカツオ、すっごくデカイですよねえ

連休明けの水揚げも期待してますよ
  

大安吉日のきのう、気仙沼港にて出漁準備を進めてきた勝倉漁業の第１勝栄丸が、乗組員のご家族や会社のスタッフそして取引先の関係者などのお見送りをうけて大西洋漁場に向けて出港しました

出港前の船上では、勝倉漁業社長の激励の挨拶に続いて、安全な航海と大漁を願っての乾杯。　五色のテープを引きながら威勢よく気仙沼を出港する本船の姿が見えなくなるまで手を振り続けました


針路を東にとり、これから約一か月間かけて一路パナマ運河を目指す第一勝栄丸

本船のこれからの航海が順調で、安全な航海でそしてマグロが大漁でありますように。　船頭さんのもと一致団結して頑張っていただきたいと思います。　乗組員のみなさん、宜しくお願いしますよ。　いってらっしゃい！　くれぐれも気を付けて

関係者の皆さま、出船送りありがとうございました。　今航海もお世話になりますね
  

大西洋漁場への出漁に向けて準備を進めてきた勝倉漁業の遠洋まぐろ延縄漁船・第１勝栄丸（439トン）が母港・気仙沼港を出港する日がいよいよやってきました

でも今日は朝から餌の積み込み作業。　台風の影響で中国から餌を運んでいるコンテナの到着が遅れてしまったので、出港日の餌積みとなってしまいました。　業者の方々は朝早くから、コンテナやトラックから餌をパレットに並べ替え。　ほんとうに、ごくろうさまです

大量の餌を種類ごとにクレーンを使って魚艙に入れていく一方、魚艙の中では作業員のみなさんが積み付けをおこなう作業。　慣れているとはいえ、暑いなかみなさんお疲れ様でした


餌の積込みが終わるやいなや、操舵室では五十鈴神社の神主さんによる神事が行われます

祝詞を奏上し、玉串を奉天し、今航海の航海の安全とマグロの大漁を祈ります。　この儀式に参加できるのは、勝倉漁業のしきたりでは社長と船頭さんだけ。　会社のスタッフや乗組員ぬきでおこなわれる秘めやかな儀式なんです。　その様子をちょっとだけを皆さんにもお届けします

神聖な神事も終わって、すべての準備が整いました。　さあ、第１勝栄丸の出港です！
  

台風11号が日本海側を北上した影響で、昨晩は多少風雨も強まった気仙沼ですが、朝には雨もほとんど上がりました。　それでも前線の影響でしょうか、どんよりたした雲が空を覆っています

いま気仙沼港内には、お盆休みのため係船している近海かつお船やまぐろ船、出漁間近のサンマ船などがびっしりと繋がっていて、台風警戒で入港した船も含めると相当な数。　今回の台風での被害はなくって、ホッと一安心の朝でした


気仙沼港からあす出港する第1勝栄丸では、個人荷物の積込みや、機器類の最終調整が行われています。　数日前までのうだるような暑さから一変、長袖でもいいかなあって思えるほどの気温となったのですごく過ごしやすくて作業もはかどりますね

気仙沼の出港時間といえば午前11時がお決まりの慣習ですが、明日は朝から餌積みをおこなうため午後の出港となりました。　お見送りを予定されているみなさんはお間違えのないように。　たぶん14時頃の出港時間になるかと思いますので、宜しくお願いします

心配された台風の影響もなく、予定通り出港できそうです。　忘れ物がないように、お願いしますよ
  

気仙沼港で出港に向けての準備作業をすすめる第1勝栄丸

いったん港町岸壁を離れて試運転をこなし、航海計器や機器類の正常な作動などを確認した本船が再び同じプラザ下の岸壁に横付け。　燃料や潤滑油などの積込みをおこないました

原油価格の高騰に加えて円安も加わって、燃料油の値段もすごく高くなっています。　ガソリン価格が160~170円台になって、みなさんもすごく大変なように、燃油価格の高騰、高値安定っていうのは、漁業の世界でも大問題なんです。　それにしても高すぎる。　何とかしなければ。。。


気仙沼での燃料油の積込みは、業者が所有するバージ船から供給をうけます

どうしても、魚市場に入港するカツオ船や巻き網船への油積みが優先になってしまうので、積込み開始時間は入港船のスケジュールしだい。　これもまあ、仕方にっていえば仕方ないですかね

エンジンなどの潤滑油は、ドラム缶からポンプを使って船のタンクに落としていきます。　すごく暑い気温の中での作業、本当にお疲れ様でした m(__)m

今日の夜から明日の朝にかけて東北地方に影響がある台風11号ですが、12日の出港後東に向ける本船にとっては、台風13号の方が要注意。　明日も台風警戒しながらの作業が行われます

第1勝栄丸の出港まであと二日。　関係者のみなさん、宜しくお願いしますね
  

気仙沼港での船体整備も順調に終わった第1勝栄丸で、新たな航海に向けての仕込み作業が開始されました。　天気が下り坂なので雨を心配しましたが、なんとかもってくれました

台風11号の影響でしょうか、気仙沼もどんよりたした天気で、これも台風の影響なのかなと思いつつも、気温もあまり高くないので作業日和っていえば作業日和かな。　トラック数台に満載された漁具や資材などを次々と積込みしていきます


延縄漁に使用する漁具の数々。　いったん出漁してしまえば簡単に手に入れることができないので、種類も数やボリュームもすごいものになりますね。　漁具や資材だけではなく食料品も積込みます

作業甲板上は積み込まれた食料品の山。　これを船内の倉庫に片づける作業もこれまた一苦労。　それでも、取引先の業者のみなさんや乗組員、そしてOBのみなさんなどが協力してくれたおかげで、天気が崩れる前になんとか終えることができました。　みなさんお疲れ様でした

台風を警戒し、船を繋ぐもやい綱を増やして固定。　第1勝栄丸の仕込み作業の第1ラウンド終了です
  

きのうは夕方突然の雷雨。　それも一瞬のうちに真っ暗になって、熱帯地方のスコールのような滝のような雨が降ってきて、勝倉漁業の事務所前の田中前大通りはみるみるうちに冠水しましたが、一時間ほどで止んだんで被害はなかった様子

それにしても毎日こうも暑いと外での作業はすごく大変です。　体調を崩さないように、皆さん注意してくださいね。　今週末は第一勝栄丸の積み込み作業なので、台風の動向も気になりますが、まあなんとか大丈夫なんだろうと思います


どうしても食欲も落ちてくるこの時期。　毎日何を食べようかなって考えても、何も食べる気がしない。　これって夏バテの症状なのでしょうか。　ちょっと気をつけなくちゃいけませんかねえ

そんなお昼ご飯時、この前なにかの雑誌に宮城県北部地区でのラーメンランキングの上位に選ばれていた気仙沼の一凛さんに初めて行ってきました。　おススメだっていう冷たい鶏塩らーめんを注文。　すごくさっぱりしてて、ちょっと柚子の香りもして、夏に食べるにはすごくいい感じのかなりグレードの高いラーメンですね。　これは

場所は、気仙沼の松岩にある仮設店舗「ココサカエル」の二階にあります。　お客さんもいっぱい入ってて、ほかのお料理もすごく美味しそうだったので、また近いうちに行きたいお店の一つになりました。　みなさんも行ってみてはいかがですか。　結構ハマるかもよ。。。
  

いま気仙沼で来週12日の出港に向けて出漁準備を進めている第1勝栄丸。　次の航海の主戦場は北東大西洋のアイルランド沖で、気仙沼から約50日もかかるこの漁場で狙うのは最高品質のクロマグロです。　ことしも間もなく始まりますね、北東大西洋でのクロマグロ漁が

毎年、クロマグロ漁の季節になるとワクワクしてきます。　今年もいい漁であればいいですね


大西洋でのクロマグロ操業には厳格な資源管理が導入されていて、1尾ごとの管理が基本。　1隻ごとの漁獲数量も決まっていて、日本での水揚げも水産庁の立会いの下でしっかりとチェックされます。　クロマグロが漁獲されると、連番管理されたプラスチック製のタグを1尾ごとにマグロに装着し漁獲管理をしているんですが、本格導入に向けて数年前からテストをおこなっている新しいICタグを今年は第1勝栄丸でテストすることになったため、気仙沼に在港中の本船で乗組員をまじえての説明会がおこなわれました


この新しいICタグは、船名や漁獲時の位置情報などのデータが内蔵されたカードに機械的に記録されるシステム。　日本での水揚げや冷蔵庫への搬入の際に、洋上でICタグに記録されたデータが、センサーを通して自動的に読み取られてパソコンに表示されるんだからスゴイ

将来的には、量販店や飲食店の店頭で漁獲データを確認されるようになるのだとか。　トレーサビリティーにもすごく効果がありそうですよね。　日本の延縄漁船についてはこういうシステムの導入などによってしっかりとした管理がすすむクロマグロ漁ですが、地中海などの蓄養マグロはどうなんでしょうかねえ。　延縄だけじゃなくて、蓄養マグロにもなんらかの最新技術で1尾ごとの管理や正確な漁獲数量の把握システムが導入できないものかと、ついつい考えてしまいます。　いまの科学技術なら簡単に出来そうですけどね。　やろうとしないだけなのかな
  

きょうも早朝からかつお船の入港が相次いだ気仙沼港です

それにしても朝からものすごい暑さ。　先日は熱中症で救急搬送された職員がいたそうで、ほんとうにこの暑さには気を付けなければなりませんね。　かつお船の乗組員や魚市場の職員のみなさん、ほんとうにご苦労様です 　近海かつお船も、そろそろ夏休み・お盆休みの時期になってきました


きょう気仙沼港に入港・水揚げした高知県の第53新吉丸さんをはじめ、高知や三重・宮崎などのカツオ船がそれぞれお盆休みに入る模様。　気仙沼港内の港町岸壁には休暇に入った船がびっしりと係船されはじめました。　各船とも1週間ほどの休みを計画しているみたいです

毎年の事なんですが、お盆の時期になるとカツオが少なくなるんですよね。　なかなか釣れないそうです。　それにしても今年はちょっと少なすぎかな。　三陸沖でも巻き網船と一本釣りの競合が激しくなっているみたいなので、うまく調整してほしいと思いますね。　なかなか難しいとは思いますけど

カツオ船の乗組員のみなさんには、漁のあいまのお盆休みをゆっくりと過ごしていただきたいです
  

先週初めから気仙沼の宮城県造船さんに上架しておこなわれてきた第1勝栄丸の整備工事も、天候にも恵まれて順調にすすみ予定通りの日程で終了。　作業員のみなさんが見守る中、船名旗をなびかせて静かに船台から海に戻る本船。　無事に下架完了です

1年仕様で塗装された船体は、新船みたいにピカピカの状態に仕上がっています。
連日の猛暑の中、塗装作業などにあたられた業者のみなさん、本当にお世話様でした


宮城県造船から下架するやいなや、作業艇に曳航されて港町岸壁に横付けとなりました

今週末には本船の海上試運転そして漁具・資材等の積み込み作業がおこなわれます。　当初11日に予定していた冷凍餌の積込みは、出港当日（12日）の朝から行うことになりました。　台風の影響でコンテナ船の到着が遅れたことによるもの。　天気予報を見ると、今週から来週明けにかけてまた台風がきそうな雰囲気なので、慎重に作業を進めたいと思います

大西洋漁場への出港まであと1週間。　関係者のみなさん、宜しくお願いしますね
  

気仙沼みなとまつりのフィナーレをかざる海上うんづら

運を連ねるという意味があるそうで、大漁旗や提灯そして七福神などで飾り付けられた艀が、太鼓の演奏と共に気仙沼湾内でみなとまつりを盛大にもり上げます。　勝栄丸の大漁旗も鮮やかな飾りの一部で海上うんづらに参加です。　暑いなかの設営作業ごくろうさまでした


復旧工事の進む湾内エリアで開催された二日目のみなとまつりは、今年一番と思えるような暑さの中たくさんの人出でにぎわったみたい。　気仙沼と親交のあるインドネシア共和国の日本大使も駆けつけていただいて、気仙沼の夏を楽しんでいただけたそうでよかったですね

みなとまつりの〆はやはり打ち上げ花火ですね。　ことしの花火は予算の関係か少し規模が小さかったように思えるけど、気仙沼が復興していくにしたがって徐々に盛大になっていくことでしょうね
  

気仙沼も夏本番となって、毎年恒例の気仙沼みなと祭りがやってきました

勝倉漁業の事務所がある田中前大通り付近をメイン会場に、気仙沼が一番盛り上がる夏のイベントがおこなわれました。　夕方からおこなわれた「はまらんや踊り」では、60団体3100人がそれぞれのカラフルな衣装に身を包み、「ソレソレソ～レ」の掛け声とともに元気のいい踊りを披露

すごく盛り上がった　暑い　熱い　アツイ　「はまらんや」　でした


震災前は、内湾地区を中心に気仙沼湾を囲んでおこなわれていた「みなとまつり」ですが、いま復旧工事がおこなわれているため、内陸の商店街も会場にしておこなわれています

二日目は沿岸の港町から内湾地区にかけてがメイン会場となって、太鼓の打ちばやしの大競演や海上うんずら、鎮魂と復興への願いを込めた打ち上げ花火や灯篭流しがおこなわれる今年のみなとまつり

やっぱ、いいですねえ、こういうお祭りって。　夏だなあってしみじみ感じますね
  

宮城県造船でおこなってきた第1勝栄丸の上架工事も天候にも恵まれて順調にすすみ、あとは下架を待つばかりとなりました。　ほぼ予定通りの工期で完了。　さすがは気仙沼の業者さんたちですね

船底そして船体の塗装も眩しいくらいに鮮やか。　もう少し工事が残っているようですが、なんとか間に合いそう。　週明けの8月4日（月）、最終チェックのあと13時に下架、港町岸壁に横付けする予定なので、関係者のみなさん宜しくお願いします


きょうから2日間、この土日は気仙沼はみなと祭りの日

午前中から街全体がお祭りムード一色になっています。　勝倉漁業の事務所のある田中前付近は、午後から交通規制が入って車の出入りができなくなってしまうので、きょうは早々に仕事を切り上げますか

第1勝栄丸の下架に目途がついて、とりあえずはホッとした週末です