宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2014年10月31日

気仙沼さんま節醤油そば


気仙沼ラーメンって知ってますか?

サンマ節でとったダシとサンマの香油を使ったラーメンが特徴の気仙沼ラーメン。 10年前に開発されてからなかなか知名度が上がらなかったこの気仙沼ラーメンですが、その10周年を記念して「まるき」さんが新しい気仙沼ラーメンを期間限定で提供し始めましたnoodle

その名も、気仙沼・さんま節醤油そば。 勝倉漁業のスタッフも期待値満々で頂きます 花丸


はっきり言って、これまで食べた気仙沼ラーメンとは別物。 これはかなりグレードが高いラーメンに仕上がっていると思いますね。 お気に入りの煮干しラーメンと甲乙つけがたいくらいの出来 親指

スープを飲んだ後にほのかに香るさんまの香り。 そしてちばき屋さん直伝の煮玉子に、二種類のチャーシュー、極めつけはようやく完成したこだわりの自家製麺 キラキラ

すごく上品な一品っていうのが率直な感想。 定番メニューにしてもいいと思います。 いつもいつもこだわりのラーメンを提供してくれる「まるき」さん。 また美味しい感動をよろしくお願いしますね 音符

機会があればぜひ一度、まるきさんの気仙沼ラーメンをご賞味ください。 美味いですから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:12

2014年10月30日

造船団地整備に向けて


気仙沼市の造船事業者などが朝日町に整備を進めている造船団地の環境対策評価委員会の初会合が、市役所ワンテン庁舎で開催されました。 地元の漁業者、水産加工、経済団体、行政関係者15人が委員として出席。 国内の造船所の立地状況や造船業者が計画する施設の環境対策の取り組みなどをもとに意見を交わした模様 マイク

この会合を通じて、水産関係者の皆さんの環境面での懸念を払拭するとともに、気仙沼市の基幹産業である水産業の下支えに必要不可欠な造船施設を、日本一環境に配慮したものに整備したいとの市長の前向きな考えが示されたとの事 親指

気仙沼は漁業の町、水産業の町。 たくさんの漁船がここ気仙沼に集まることで水揚げ量が増え、水産業が発展する。 水産関連の様々な企業活動が活発となり、気仙沼市全体の経済が伸びていく。 その核となる施設がこの造船団地なんだと思います 船

造船団地整備に向けての環境対策の議論が始まりましたが、知恵を出し合いながらいかに前向きな協力体制が組めるのか、お互いの理解と寛容さが必要になってくるんではないでしょうか 新聞

オール気仙沼で、漁業・水産業の町をいっそう盛り上げていく・・ そんな気持ちが大事だと思いますね。 計画通り、気仙沼造船団地の整備をぜひ現実のものにしてほしいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:14

2014年10月29日

安市丸さんが切上げに


今シーズンの三陸沖のカツオ漁が、終漁を迎えようとしています face06

すでにほとんどの船が三陸沖の漁場を切上げて、南の漁場へと移動したり、故郷の港に帰ったりと、「切上げ」の動きがここにきて加速してきました・・・。 なんかほんとうに寂しい感じですね いかり

きのうも、三重県の安市丸さんが今シーズン最後の水揚げをおこなったあと、三重県の母港・志摩町和具に向けて出港。 勝倉漁業のスタッフ、そして漁協の職員が岸壁で見送ります camera


安市丸の船頭さん曰く、「10月に切上げになるなんて、記憶にない事態。まったくカツオが見えず、残念でならない。もっと真剣にカツオ資源のことを考えてもらわないとなあ」って話していました。 まさにその通りだと思いますね マイク また来年、気仙沼でお待ちしています m(__)m

きょうは残りの6隻が気仙沼魚市場への水揚げを予定していますが、ぜんぶで2.6トンだけの寂しい内容。 これでは切り上げとなる気持ちも分からなくもありません。

過去にないほど早く終漁を迎えようとしている三陸沖のカツオ漁。 しけが続きだいぶ寒くなってきたようなので、まだ三陸沖に残る船には、くれぐれも事故や怪我なく安全な操業でありますように 船
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:19

2014年10月28日

気仙沼復興すごろく


気仙沼市内の中学生が、東日本大震災からの復興の筋道を描く「復興すごろく」の製作に取り組みました。 これはボランティアステーションin気仙沼の企画によっておこなわれたもので、すごろく作りを通じて復興の主役となる若い人たちに何ができるのかを考えてほしいと期待してのもの camera

この気仙沼復興すごろくは、震災前をスタートに、もちろんゴールは「脱被災地」 花丸
気仙沼の復旧・復興の過程が、未来の担い手である子供たちのいろんなアイデアや夢・希望とともに並べられています。 素晴らしい企画だと思いますね、この復興すごろくは 音符


中学生でも気仙沼の現状や産業については、驚くほどに把握しているみたい 船

あがりの「脱被災地」に向けて、自分たちはどうすればいいのか、どういう気仙沼になってほしいのかなど、大人以上に夢を持って考えているのがわかります icon12

「日本一の漁業の町になる」っていいうマスや、必ずとまるマスには「漁業が発達し船がもっとふえる」っていうものもあって、私たちももっと頑張らなくっちゃって元気づけられたような気がしますね ちからこぶ

子供たちが描く気仙沼のように夢のある港町の復興に向けて、これからリアルな復興すごろくをもみんなで協力しながら、ひとマスづつでも進めていきたいなと感じました face02

  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:02

2014年10月27日

戻りガツオなく終漁へ


三陸沖でおこなわれているカツオ一本釣りの操業が、ここにきて急に今シーズンの漁期を終わろうとしています。 二つ続けての大型台風到来以降、水温が急激に低下し、それによってカツオの群れもどこかに散ってしまった模様 船

今年の夏場以降、例年のような大量水揚げがほとんど見られなかった三陸沖のカツオ漁。 戻りガツオもほとんどないままに、今シーズンの操業を終えようとしています いかり


毎日のように生鮮カツオの水揚げでにぎわっていた気仙沼魚市場の荷捌き場も、ブルーのタンクがひっそりと整然と並んでいる様子は、なんか寂しいものがありますね camera

きょう朝には、先日房州勝浦港で水揚げを終えた高知の第83佐賀明神丸さんが、補給のために気仙沼港に寄港しました。 今日夜に気仙沼港を出港したのちは、再びカツオの群れを追って操業を続けるとの事。 残された今年の漁期をなんとか頑張ってほしいと思いますね。

戻りガツオがほとんどないままに、シーズンを終えようとしている三陸沖のカツオ漁。 こんなに早く終わる年って、記憶にありません。 週明けの月曜日・・・なのに、静かな気仙沼港の風景でした スーツ
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:34

2014年10月26日

市場で朝めしに感動


気仙沼魚市場を会場に、今年も年に一度の「市場で朝めし。」が開催されました クラッカー

一列に並んで大量のサンマを黙々と焼き続けるスタッフ。 会場にはさんまを炭火で焼いた香ばしい煙がもうもうとたちこめて、食べる前から食欲全開です。 きょうの朝ごはんのために1500食も準備したとか。 気仙沼ならではのすごい朝めしイベントだと思いますね 花丸


気仙沼港で水揚げされたばかりの脂ののった大型さんまを炭火焼にして、大根おろしと大分県白杵産のカボスが添えられています。 目黒のさんま祭気仙沼の皆さんによる心にしみる味の「さんまのすり身汁」、そしてこの日のために準備した刈りたての新米 音符

最高の贅沢ですねえ、この朝めしは。 気仙沼の食と自然の豊かさがこの朝ごはんに集約されているようで、改めて故郷気仙沼の素晴らしさを実感したひと時でした 親指


ほんとうに感動するほど美味しかった市場で朝めし。 この「市場で朝めし。」を開催してくださった実行委員会のみなさんには、ほんとうに感謝ですね。 ごちそうさまでした face02

この市場で朝めしへの主催者側のコメントにもすごく感動したので、最後にご紹介します。
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ここは産地の市場。 とれたての魚を積んで、自慢気な顔の漁師さんが帰る場所
いつもは漁船と 漁師さんと 仲買さんの仕事の場所
ここ、とれたての最先端で、とれたてを食べる「市場で朝めし。」
海も漁船も人もすぐとなり。
遠方の方も地元の人も、一緒に、ここでしか味わえない食卓を囲んでください
今朝は、炭火で焼きたてのさんま。 さんまのすり身汁。 南三陸ひとめぼれはもちろん新米です
かつおの刺し身も、焼き牡蠣も、さあ 食べらいん 食べらいん

  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:36

2014年10月25日

マグロ漁船の幹部育成すすむ


気仙沼のマグロ船やカツオ船を中心に、幹部船員の後継者を育成しようというプロジェクトが急ピッチで進められています。 なにせ幹部船員を育てるっていうのはすごく時間とコストのかかること。 それでも将来の私たちが行っている漁船漁業っていう事業を継続させていくには、必ず必要な事なんだと思います タイ

数年前に乗船した若い船員たちが、3年の乗船履歴・経験を積んで海技資格を取得し、航海士や機関士などの幹部船員・中心選手として活躍しだしたケースも徐々に見受けられるようになってきました 船

新規乗船を希望する若者たちの勢いはいまだ衰えていません。 今現在も複数名が並行して乗船に向けての動きを見せており、宮城県北部船主協会のブログ「漁船員(漁師)になろう!」でも、詳しく紹介されていますね pc1

来月にはまた新しい幹部船員候補の面接を控えている勝倉漁業・勝栄丸。 学歴などは一切関係なく、やる気と能力、そして自分の努力次第でのし上がっていける世界だっていうことに魅力を感じて遠洋マグロ漁船に続々と挑戦してくる若者たちがいます ちからこぶ

今現在も遥か遠洋漁場において操業を続けている先輩若手船員たちの今後の活躍にすごく期待するとともに、また新たな優秀な人材がどんどん挑戦してくれることを期待しています。 これから先、どんな若者に出会えるのか、ほんとうに楽しみなこの頃です face02


宮城県北部船主協会のブログ「漁船員(漁師)になろう」はこちら → http://gyosenin-boshu.net/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:19

2014年10月24日

宮城丸が航海実習終え帰港


気仙沼向洋高校の生徒らを乗せた宮城県の海洋総合実習船・宮城丸(650トン)が、45日間にわたるハワイ沖での航海実習を終えて、気仙沼港に帰ってきました クラッカー

遠洋マグロ船よりもひと回りほど大きな船体。 気仙沼向洋高校と宮城水産高校の生徒たち26名を乗せての航海です。 人生で初めて経験した遠洋航海で、生徒たちははどんな感想をもったのでしょうかね 音符

無事に気仙沼に戻った宮城丸は、ホッとしたかのように静かに商工岸壁に係船されていました 船


気仙沼港に到着するや、ハワイ沖での漁労実習での漁獲物約6.4トンの水揚げ 新聞

先日、気仙沼港には新たな超低温冷蔵庫も完成し、母港水揚げの体制も徐々に整いつつあります。 少しづつでも気仙沼港への水揚げ数量を増やしていくことによって、気仙沼の水産業の復興が進めばいいなと思いますね icon12

航海実習を体験された生徒さんたち。 ほんとうにお疲れ様でした。 この中から、洋上での経験を活かした海の仕事、遠洋マグロ漁船にチャレンジする若者が出てくることを期待したいです face01

  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:16

2014年10月23日

ためしてガッテンに氷水解凍が


いま、カツオ・マグロ業界で一押しの解凍方法がこの「氷水解凍」 花丸

毎年おこなわれるインターナショナル・シーフードショーの日かつ漁協・促進会ブースでも数年前からご紹介してきました。 東京海洋大学の鈴木教授が開発した素晴らしい解凍方法で、徐々に知名度が上がっていると思います タイ

冷凍マグロを保存パックにいれて密封し、氷水に沈めておくだけの簡単解凍法。 この方法で解凍すると、解凍時間も短くて、解凍ムラなくドリップが少なく失敗なく解凍できるからあら不思議。 勝栄丸ブログでも何度もお伝えしてきました 親指

以前、ビール会社の季刊誌にも掲載され、今回はなんとNHKの季刊雑誌「ためしてガッテン」に掲載されていたのを最近知ったので、きょうの記事で皆さんにもお伝えいたします ブック

NHKにまで取り上げられるようになった冷凍マグロの氷水解凍。 もうこれは、冷凍マグロの解凍方法のスタンダードと位置付けてもいいんじゃないでしょうかねえ。 音符

誰がやっても私がやっても簡単に失敗なく解凍できるこの氷水解凍なので、やったことないっていう方は是非一度お試しください。 いつもの冷凍マグロが数段美味しくなると思いますよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:30

2014年10月22日

けあらし・・幻想的な気仙沼港


10月も下旬となって、気仙沼港の秋も深まってきました もみじ

早朝の湾内には、この時期になると気仙沼港の海面に発生する「けあらし」も見られるようになって、時として幻想的な風景を醸し出してくれて、思わず時間を忘れる瞬間です camera

海面を覆いつくす「けあらし」と、黄金色に染まる湾内の風景・・・ 本当にすごくきれいです 花丸

先週までの二週続けての台風明けに気仙沼港をいっせいに出港し三陸沖の漁場に向けた各船は、長めの航海から徐々に戻り始めていますが、各船とも厳しい漁模様となっています 船

中には、三陸沖の漁場を離れて南の海域に向かう船、または航海を切り上げて今シーズンの操業を終える船が出てくるなど、例年に比べて1か月ほども早い切り上げの声 新聞

きょう魚市場で生鮮カツオの水揚げの対応をしていると、地元新聞社の記者さんたちがカツオの漁模様についての取材をしていました。 この気仙沼にとって生鮮カツオの水揚げは、地域経済を左右する大切な商材。 記者のみなさんも気がかりなのでしょう。 関係船には少しでも遅い時期まで、そしてたくさん水揚げしてもらいたいです いかり

秋が深まって「けあらし」がみられるようになると、冬がもうすぐそこまで来ているのかもしれませんね face01

  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:07

2014年10月21日

係船中の定期運転


きょうは午後から雨模様になりそうな気仙沼です。 どんよりとした雲が空を覆っているけれども気温は結構暖かくて、湾内での作業をしているとちょっと汗ばんでくるくらいの天気 曇り

インド洋そして大西洋へと出漁中の勝栄丸各船ですが、気仙沼港にはもう一隻の勝栄丸が係船中。 きょうはその船の機器類を作動させての、定期運転をおこないました。 こんな時に活躍してくれるのが勝栄丸の機関長OBのみなさん。 工具を手に作業する姿は、ほんとうにカッコいいです camera


ベテランの機関長さんは、エンジンや機器類、マグロ船の事ならなんでも熟知している方々ばかりなので、安心してお願いできますね。 忙しいなかお手伝いいただきましてありがとうございました 花丸

エンジンを始動させると、機関室内に心地のいい機械音が響き渡ります。 この音を聞くと、まだまだ現役で活躍できる船なんだなあって、実感できますね。 ほんといい音だなあって思います 音符

船内を片付けて、戸締りをしっかりして作業終了! みなさんお疲れ様でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:14

2014年10月20日

ふと気がつけばもう秋色に


ふだんは気仙沼港の景色だけが目に入っているけれども、ふと内陸側に目をむけるとそこはすでに秋色になっていました。 木々から葉が落ちてたり、広葉樹が色づいていたり camera

宮城県内は紅葉も真っ盛りの様子。 鳴子峡や栗駒山、近くの山々も赤や黄色に色づいていることでしょうね。 なかなか時間がなくて見に行けないのが残念ですが、会社のまわりでも、十分に秋の雰囲気を感じることができます もみじ

それはそうと、
先週まで二週続けての台風で、大混乱だった三陸沖を操業するカツオ船団。 台風一過でいっせいに出漁したものの、水温低下などの影響でカツオの群れが見えず、苦戦を強いられている模様 船

北緯41度から北緯36度までの広範囲に散らばっての漁場探索。 思ったようにカツオが釣れずに、各船とも例外なしに長めの航海になっていますね。 これまで気仙沼港に水揚げしていたかつお船が、南側で釣ったカツオをもって静岡県の御前崎港に10隻が入港し15トンほどの水揚げをおこなったそうです。 このまま南下していくのでしょうか・・・

陸では紅葉が真っ盛りとなっての行楽シーズン真っ盛りですが、秋の気配が濃くなるにつれて三陸沖の漁場はしけが多くなり寒さも厳しくなってきます。 今年のカツオシーズンはあと僅か。 なんとかもう一回でも盛り上がりを見せてほしいと思いますね icon14

三陸沖で操業中のカツオ漁船団のみなさん、のこりのシーズンを精一杯がんばってください face01

  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:18

2014年10月19日

月刊みなと便りが休刊に


平成16年12月に創刊して以来、発刊10年の節目の年を迎えた「月刊みなと便り」。 気仙沼そして三陸沖の漁業の情報や歴史を伝える、全国でもめずらしい漁船漁業情報コミュニティー誌として多くの市民や関係者から親しまれてきました camera

その月刊みなと便りが、来年1月31日号をもって休刊するとの情報 ブック
今年の夏に編集長にお会いした際に休刊のお考えを聞いた時、すごく驚きましたが、また実際にみなと便りの紙面上で休刊が発表されたのを見て、ほんとうに休刊するんだなあと、すごく残念でなりません タイ


みなと便りの編集長は、漁船の写真、それも遠洋まぐろ漁船の世界的な収集家で、そのコレクションはギネス認定されてもいいほどだとか。 東日本大震災で会社に保管していた勝栄丸の写真をすべて流失した際には、デジタルデータに保存された勝栄丸の過去の記録をいただき、すごくありがたかったですね 船

全国のかつお・まぐろ漁業者で組織する「かつお・まぐろ促進会」の活動にもご協力いただきました。 また昨年、新造船123勝栄丸の竣工の際には素晴らしい特集号をつくっていただきました。 ほんとうにありがとうございました m(__)m

編集長いわく、この休刊は次のステージに向けてのチャレンジだそうです。 月刊みなと便りの休刊はすごく残念ですが、近い将来また違った形のあたらしいみなと便りが復活することを願っています。

月刊みなと便り編集室のみなさん、これまで本当にお世話になりました。 有難うございました いかり
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:16

2014年10月18日

ミナミマグロ増枠決定!


ニュージーランドのオークランドで開催された今年のCCSBT(みなみまぐろ保存委員会)の年次会合が全日程を終了。 ミナミマグロの漁獲枠や管理などについて決定される重要な会議なので、業界関係者は注目の一週間でした スーツ

日かつ漁協などの業界団体や漁業者代表も出席して行われた今回の年次会合の最大の焦点は、来年2015年からの3年間の漁獲枠をどうするかという点。 各国の科学者などで構成される科学委員会での分析により、ミナミマグロの資源状態が順調に回復基調で推移していることが確認された事から、我々が目指す増枠水準での合意がなされた模様。 花丸


具体的には、

日本が4,737t(3,403t)、豪州が5,665t(5,193t)、韓国と台湾が1,140t(1,045t)、ニュージーランドが1,000t(918t)、総枠が14,647t(12,449t)となったとの報道。 (カッコ内の数字は2014年)

大幅に漁獲枠が削減された中でこれまで厳しい操業を強いられてきた日本漁船団にとって、今回のミナミマグロの増枠決定は朗報です。 まだまだ十分な漁獲枠とは言えませんが、みなみまぐろ漁業に明るい光が差してきたことは事実。 日本代表団の皆さま、本当にご苦労様でした face02

来年2015年の年次会合は、麗水(韓国)での開催で決定したそうです。 結果概要については水産庁のプレスリリースをご覧ください → http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/141016.html
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:38

2014年10月17日

秋晴れの爽やかな週末に・・・


秋晴れの爽やかな週末となった気仙沼です 音符

年末に向けての商材確保のため、築地市場を中心に徐々に赤身の価格が上昇してきて、底堅い相場となっていますね。 これから先も大きな搬入増加が見込めない状況なので、これからのもう一段上の相場展開に大いに期待です 船

北大西洋アイルランド沖のクロマグロ漁もシーズンインとなって、ほとんどの船が操業体制に入った感じでしょうか。 世界最高品質のクロマグロを狙っての操業。 気象予報を見ると、例年に比べて時化の日が多いかもしれないで、十分に気を付けて操業してほしいですね。 なにせ、北極圏に近い大荒れの海での操業ですから ちからこぶ

気仙沼はといえば、台風明けにいっせいに出漁した三陸沖操業のカツオ船団。 きょうは近場で操業した1隻だけが1.5トンの水揚げをおこなって、なんと高値が1㎏3800円っていうものすごい相場となりました。 カツオの値段じゃなくてマグロみたいな値段です キラキラ

乗組員から聞くと、沖合の漁場もだいぶ寒くなってきたとの事。 今シーズンの三陸沖での操業を締めくくるあと「ひと山」も「ふた山」もなんとかあててもらいたいですね。 期待してますから face01


ところで・・・
心配なニュースが今飛び込んできました。 スペインのカナリア諸島でもエボラ出血熱感染者が出た模様。 大西洋での漁業基地となっている島だけに、今後の情報に注意していきたいと思います pc1
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:26

2014年10月16日

台湾・九份を訪れて


今回の台湾視察の最後に訪れた台北から1時間ほどのところにある山間の町・九份。 すごくいいところだったので、視察記事の最後にみなさんにもここの雰囲気だけはお伝えしたいと思います 花丸

昔は9軒だけの村で、何を買うのにも9軒分としたとこから九份と呼ばれるようになったこの町。 その後金鉱脈が発見されて栄華を極めたが、生産量の減少に伴って衰退。 今度は映画の舞台となって脚光を浴び観光地化され、いまではノスタルジックな雰囲気を求めてたくさんの観光客でにぎわっています camera

この日も平日の夜にもかかわらず、九份の細い迷路のような路地にはものすごい数の人・人・人。 土日は観光客が多すぎて、交通制限なんかもあるくらいだとか。 こんなところがあるんですねえ 親指


世界中どこの観光地をみても、やっぱり大切なのはその国・その土地の歴史と文化。

歴史や文化がその地域の財産であって、その歴史や文化にふれたくてたくさんの観光客がとずれる。 古いものを古いままにしておくのではなくて、ちゃんとしっかりと手を入れて、周辺環境やインフラなどもしっかりと整備して。 そういう地道な努力と、人を惹きつけるようなアイデア、そしていまのメディアやネットでの魅力を伝える効果的な宣伝活動 pc1

震災からの復旧・復興を目指す気仙沼でも、こういう観光地の成功例ってすごく参考になるんだろうと思いますね。 九份の街中はどこでもFreeのwi-fiが使えるのにも感心しました icon12

今回の台湾指視察では、初めての海外出張で緊張しながらも一生懸命に対応してくれた北かつ組合事務局職員、そして現地でのあらゆるコーディネートをしていただい取引先のみなさま、そしてお忙しいなかご参加いただいた漁業者のみなさん、ほんとうにお世話様でした m(__)m

何回かに分けて台湾視察の様子を勝栄丸ブログでお伝えしてきましたが、今回台湾で撮影した約700枚もの写真すべてはお伝えできないまでも、私たちが経験した事が少しは伝わったかなと思います。 みなさん、お疲れ様でした。 また次の機会も宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:28

2014年10月15日

三陸沖へ次々と出港


台風19号が過ぎ去って、秋晴れのいい天気が戻った気仙沼港です 音符

三陸沖で操業していたカツオ漁船やサンマ漁船で埋め尽くされた港内でしたが、昨晩から今朝にかけて次々と錨をあげては三陸沖の漁場に向けて出港する各船の姿がありました 花丸

勝倉漁業の関係船も同時刻に次々と岸壁を離れ、餌場や漁場を目指します クラッカー


揃いの青色の新しいスタッフジャンパーを着た勝倉漁業の社員たち camera

関係船の出港に、朝早くから岸壁を忙しく動きまわっては、船頭さんや乗組員とのしばしの別れに、笑顔で見送るほほえましい光景。 今日の天気のようにすがすがしい朝でした 親指

これだけの船が入港するとアンカーロープやチェーンが交差して、錨を引き上げるのにも一苦労。 台風一過の操業では、ほんとうに無事故でそして大漁でありますように、お祈りいたします 船

気仙沼港ならではの台風避難の慌ただしさもひと段落。 少しはゆっくりできそうです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:42

2014年10月14日

気仙沼港の台風被害なし


先週末から入港船が相次いで、台風19号への警戒態勢がとられた気仙沼港 いかり

アンカーをうって何重にもモヤイ綱で固定された数えきれないくらいの漁船が湾内を埋め尽くし、年に何度もないようなたくさんの入港船への対応で大忙しの連休でした 汗

昨晩未明には雨風ともに強くなって、入港中の船の状況が心配されましたが、午前中に見回ってきたなかでは何事もなく無事な様子に、ホッと一息ついたところです camera


雨も上がって、風もだいぶ弱くなったけれど、沖はまだまだ強風が吹き荒れる三陸沖なので、きょう夕方から明日にかけてそれぞれの漁場に向けて出港する各船には、十分に注意してほしいと思います 船

気が付けばもう10月半ば。 三陸沖のカツオの漁期もあと僅か。 台風一過のきょうはさっそくサンマの水揚げが開始された気仙沼魚市場が、数日後にはまた生鮮かつおの水揚げで活気づくことでしょう 親指

きのうの夜は、台風にもかかわらず市内の飲食店は入港船の乗組員の皆さんなどでどこもいっぱいだったみたい。 これも気仙沼ならではの事だと思います。 とりあえずは、台風の被害がなくてよかったです face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:20

2014年10月13日

台風警戒の気仙沼港


二週続けての台風で、三陸沖を操業する各船が気仙沼港にまた続々と避難入港してきました 船

夜明け前の港内はもうすでに接岸する岸壁がないほどに、かつお船やサンマ船でギッシリ。 サンマ船からの煌々とした集魚灯の明かりが真っ暗な岸壁を昼間のように照らしています camera

巷では連休最終日のきょうも、気仙沼魚市場は朝からの水揚げで大忙し。  きょうの夜、明日には当地方も台風19号の影響がでてきそうなので、魚の処理を迅速にして台風警戒態勢をとらなければなりませんから。 みなさん朝から本当にご苦労様です 親指

それにしても港を照らすこの灯は幻想的ですごく好きな光景です。 思わずカメラを手に時間を忘れてしまうくらい。 こんなに漁船がたくさん集結する気仙沼港の風景っていうのは台風ならではの事。 漁船が奏でるエンジン音、そして光と風、ひんやりとした空気感。 子供のころから慣れ親しんだ風景ですね いかり

明日いっぱいはこんな状況が続くので、入港船のみなさん十分に台風警戒をお願いしたいと思います face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:23

2014年10月12日

台湾視察の〆に


視察で訪れた台湾で、たくさんの方々にお世話になって、いろんな勉強をさせてもらって、そして美味しい中華料理を満喫して。 すっごく中身の濃い滞在となりました 花丸

そんな台湾滞在で印象的だったのが、高雄と台北の夜市。 月に一度や年に数回の夜市は日本でも珍しくないけれど、なんとここでは毎日休みなく夜市が開かれているんだっていうからスゴイ camera

地元の人たちや観光客など、ほんとうにたくさんの人・人・人で賑わっています。 毎日こういう賑わいだっていうんだからスゴイですよねえ。 この夜市ってすごい観光資源だなあって感じます 親指

これから新しい街づくりを進めていく気仙沼でも、こういう企画っていいんじゃないかと思います。 毎日っていうのはさすがに難しいまでも、夜に市民や観光客が集えるようなアイデアは必要な事なんでしょうね クラッカー

それには台湾の夜市がひとつの参考になるんじゃないかと思います。 いいね、こういうのって ハッピ

リーズナブルな値段のローカルフードを夜市で堪能して、台湾の歴史や文化をいろいろ観て聴いて・・・ まだまだたくさんお伝えしたい写真や出来事もたくさんあるけれど、これくらいで今回の台湾視察記事を閉じようかなって。 参加した人だけの財産だからねえ。 みなさん、ほんとうにお世話様でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 19:59

2014年10月11日

FRP超低温まぐろ船を見て


今回の台湾訪問の目的の一つが、台湾で建造されているFRP超低温まぐろ船の視察 camera

台湾区鮪魚公会の理事長さん自ら案内してもらっての造船所の見学でした。 日本でいえば150~200トンクラスの漁船なので、FRP船としてはかなり大きい方の漁船といえます。 とことんまで居住区を犠牲にしてまで魚艙や燃料タンクを最大限確保する考え方は、日本人にはなかなか真似できるものじゃありません。 鋼船からの代船建造とはいえ、こういう船が増えてくるとやはり脅威ですね 船

中身を見ると、エンジンや冷凍機、無線・航海計器などを含め日本のメーカーの機器類がたくさん入っています。 鋼船からFRP船に切り替えている最大の理由は、燃料消費量の大幅な削減。 従来船に比べて約半分の1日1.3~1.5KLの消費量なんだそうです。 この数字は正直言って驚きでした。 貪欲にコスト削減を目指す台湾の漁業者の姿勢に、すごく勉強になった数日間でした 親指


頭のなかを整理して、いろいろと考えながら街中をうろついていると、大きな寺院がたくさんの人で賑わっていたので、彼らにつられて私たちも寺院の中に入ることに タイ

入口で蝋燭とお線香を購入。 境内には若い人から年配の方まで次から次へとたくさんの参拝者が訪れては真剣に祈りをささげる姿がありました。 私も、勝栄丸各船の航海安全と大漁そして健康などを願い、台湾の人たちをまねて台湾式での参拝。 すごく心が落ち着くようなひと時でした。 音符

普段はなかなか見ることのできない台湾のマグロ漁業の実態をいろいろと勉強できた今回の台湾視察。 これからの日本の遠洋まぐろ漁業経営の参考にさせて頂きます。 お世話になったみなさん、ほんとうにありがとうございました。 お世話様でした m(__)m
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:26

2014年10月10日

10月10日まぐろの日


10月10日は、「 まぐろの日 」 クラッカー

年に一度のこのまぐろの日にあわせた冷凍マグロの販売イベントが全国各地でおこなわれるようになってきましたが、ここ気仙沼でも宮城県北部鰹鮪漁業組合主催の「北かつ・まぐろの日キャンペーン」が市内JA菜果好さんの特設会場でおこなわれています ハッピ

美味しいメバチマグロのサクや、マグロのカマや尾などの詰め合わせ、そしてほとんど流通していないマグロのたまごまで。 特別価格での販売とあって、会場はたくさんのお客さんで賑わっていました camera


この「北かつ・まぐろの日キャンペーン」は、10月10日と11日の二日間、朝9時から13時までおこなわれているので、この機会に美味しいメバチマグロをぜひご賞味いただければと思います 音符

キャンペーン会場では、ねぎま汁の無料試食もおこなわれていて、まぐろをたくさん買い求めていただいたお客さんたちが、ねぎま汁に舌鼓。 ねぎま汁は今日だけのそれも100食限定だそうですよ 親指

この記事を書いてたら、美味しいメバチマグロが食べたくなってきました。 今日のランチは、北かつまぐろ屋のまぐろの日企画丼「まぐろづくし丼」でも食べに行こうかなっていう気分です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:09

2014年10月09日

高雄港の夜景と・・・


視察で訪れた台湾・高雄は、人口約270万人の大都会 音符

大きなビルが立ち並び、ウォーターフロントにはたくさんの観光客でにぎわうエリアもあって、すごく素敵な街でした。 この街で食べる中華料理は世界最高なんじゃないかなあと思いますね 花丸

それとなんといっても船の上から見る夜景ってすごくきれい。 水辺を生かした街づくりは、気仙沼の沿岸市街地の再生計画にもすごく参考になるんじゃないかなあと思います camera


昼間は高雄港周辺でのお仕事。 こんな光景見たことがないっていうほど、いま高雄港内にはたくさんのマグロ船が折り重なるようにして係船中でした。 なんとなんと90隻も休漁中なんだとか。 日本の港じゃありえない光景です。 その他、外国の港を含めると休漁船は130隻規模だそうです いかり

現地でいろいろとお話を伺えば、しばらくは動き出さないような感じ。 そうでしょうね、これだけの数の船を整備して出漁させるとなると、膨大な時間と莫大な資金が必要でしょうからねえ。 それに、もっともっと魚価がアップしたり、燃油価格が下がったり、円高傾向にならないと決断できないのかもしれません 船

ほんとうにきれいなウォーターフロントの夜景と、高雄港内の係船中の漁船の山。 この光景はどちらも、一見の価値ありだと思います。 機会があれば是非高雄に行ってみてはいかがでしょうか face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:53

2014年10月08日

三陸沖に向け出港!


凛とした涼しい空気に包まれた早朝の気仙沼港。 だんだんと姿を見せる朝日がとてもきれいな朝です。 昨日、気仙沼港で冷凍かつおを水揚げした第8勝栄丸さんが出港の時間を迎えました 花丸

屈強な体格をしたキリバス人船員が、船を繋ぐもやい綱を手繰り寄せます。 徐々に巻き上げられるアンカーチェーン。 早朝の静けさの中、三陸沖の漁場へと勇ましく出港です camera

台風18号のあとには19号がまた接近中なので、台風の進路・速度などに十分注意して操業してほしいと思います。 気仙沼港での水揚げ、ほんとうにありがとうございました m(__)m

港内を見れば、中型の近海かつお一本釣り漁船も、われ先と餌場や漁場に向けて出港する姿がありました。 あと僅かの今漁期、おもい残すことのないように、精一杯頑張ってほしいです 親指

台風避難で混雑した気仙沼港もしばしの静けさが戻りました。 今週末にはまたたくさんの入港船で賑わうことでしょうね。 みなさん、気を付けて頑張ってきてください face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:27

2014年10月07日

第8勝栄丸の冷凍かつお


台風一過のきょう、すがすがしい青空に晴れあがった気仙沼港です 花丸

餌場に向けて慌ただしく出港する船がある一方で、出港延期を余儀なくされるふねもあって、港内はまだのんびりムードの船員さんの姿が散見された港の朝 いかり

そんななか、台風避難で入港していた静岡県焼津港の第8勝栄丸さんが三陸沖で漁獲した冷凍かつおの水揚げがおこなわれました。 気仙沼の魚市場での冷凍かつおの水揚げはほんと久しぶりなので、準備に時間がかかってしまい水揚げ開始が遅れてしまいました m(__)m


毎日のように目にしている三陸沖のかつおも、超低温でカチカチに凍っている冷凍カツオは、なんかいつも見ているカツオと違った印象。 でも、同じモノなんです。 それもすべて新口の最高鮮度のカツオです camera

この冷凍カツオが工場で加工されて、カツオのタタキやお刺身として流通していくんですね 音符

台風18号のあとには、19号が北上中。 一週間後にはまた気仙沼や三陸沖に到来しそうなので、操業各船のみなさんには台風情報には十分注意してほしいと思います pc1

遅くまで水揚げの対応していただいた気仙沼漁協の職員のみなさん、そして水揚げに汗を流した乗組員のみなさん。 本当にお疲れ様でした。 第8勝栄丸は明日朝6時に出港します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 18:45

2014年10月06日

台風18号接近中の気仙沼


大型で強い台風18号の接近を受けて、気仙沼港内は避難入港の船でごった返しています camera

三陸沖で操業していたカツオ漁船団も全船港に戻り、きょうは30隻もの水揚げが予定されていましたが、安全面や出荷時の交通事情等を考慮し、15隻以降は明日の水揚げとなりました 船

生鮮カツオの水揚げが延期されることは、ほんとうにまれな事。 気仙沼港では記憶にないくらいの事態です。 それだけ今回の台風を警戒しているっていう事なんだと思いますね 汗


気仙沼港内には台風を警戒し避難してきた漁船が重なるように係船中。 岸壁に付けることができなくて、湾内にアンカーを打って待機する船もたくさん見られた朝でした いかり

遠洋かつお船、近海かつお船、サンマ船などなど。 いったい何隻が港内にいるのか把握できないほどの数。 勝倉漁業の関係船もたくさん入港してきているので、安全第一に対応したいと思います icon03

台風情報をみますと、気仙沼地方はきょうの午後がピークかと。 これから雨・風ともに強くなってくると思うので、みなさん十分に気を付けてください。 こちらは港を見回ってきますから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:06

2014年10月05日

謝謝 台湾区鮪魚公会


東日本大震災で大きな被害を受けたあと、台湾のマグロ漁業者のみなさんから日本の業界団体を通じて多額の支援をしていただいてすでに3年がたち、たいへん遅くなってしまいましたが、支援に対する感謝と御礼の気持ちを伝えるべく、北かつ経営研究委員会を中心としたメンバーでこのたびようやく台湾・高雄を訪問する事ができました camera

訪問したのは、台湾区遠洋鮪延縄釣漁船魚類輸出業同業公会。 台湾のマグロ漁業者の団体で、日本でいえば日かつ漁協みたいなところです。 理事長さん以下、幹部のみなさん勢ぞろいで、我々の訪問を大歓迎していただきました 音符 日本側メンバーもちょっと緊張しながらもすごくうれしそう icon12


気仙沼市長と北かつ組合長の手書きのコメントが記された大漁旗、周囲には北かつ組合員みんなの気持ちを込めたサイン入り。 気仙沼のキャラクター「ホヤぼーや」と一緒に理事長さんに手渡します 花丸

そして、北かつ組合長から託されたレターを読み上げて、感謝と御礼の意を伝えました。 鮪魚公会の理事長さんから支援に至った経緯などをお伺いし、私たちからは気仙沼の復旧・復興にむけた現状などをご説明。 あっというまに時間が過ぎて、ほんとうに和やかな会合でした タイ

普段はライバルでも、マグロ漁業にかける想いは一緒。 感謝と御礼を伝えたあとは、台湾のマグロ漁業の現状や今後の方向性などについて、いろいろと勉強して帰りたいと思います 船

台湾区鮪魚公会のみなさん、ほんとうにありがとうございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:57

2014年10月04日

台風接近中


まだ晴れている気仙沼地区。

現在、非常に強い台風18号が勢力を保ったまま本州へと近づいています。
ここ数年は天変地異が多く、日本全国に様々な被害をもたらしています。
特に勢力の強いまま直撃する西日本地区、大きい災害がなければいいのですが・・・

気仙沼への上陸は6日~7日と見られ、水揚げを終えたかつお船は
台風避難のために、数日の休みを強いられることとなります。
何かあってからでは遅いですので、やはり安全が一番です。

明日にはさらに多くの船が避難に入ると思われます。
岸壁は込み合うことが容易に予想できます。
できるだけ多くの船が停泊できるよう、譲り合っての利用をお願いします。  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:00

2014年10月03日

若手漁船員の兄貴的存在


先日仙台で行われた「漁業就業支援フェア」も盛況で幕を閉じ、東北のみならず関東や九州から足を運んだ方もいましたface08
遠洋、近海、養殖などの漁業という仕事に対しての認識が少しずつ変わってきているのかもしれません。
ここ最近は福岡や佐賀などの九州や沖縄からの募集も増えており、まぐろ船乗りといえば気仙沼という認識もこれから変わっていくのかもしれませんねface06
全国の人が就職活動をする際に頭に浮かぶ、当たり前の選択肢の一つになってくれたら嬉しいなと感じていますキラキラ



この新人漁船員の募集~採用を宮城県で一括して行っているのが宮城県北部船主協会。
数年前は乗船実績が0人ということもざらだったところをこの3年で50人以上もの採用実績を作りました!!
ただ、道のりは平坦ではなく全国を走り回っての大変な苦労があったのだそうです。
その苦労もあり、今では「若手漁船員の兄貴的存在」とまで言われるようになりましたface02

先日、新聞にこの担当の方が取り上げられました。
こういうなかなか表に出てこない裏方へスポットを当てていくというのはとても面白いと思います親指
長文ですのでここで記事の内容は割愛させていただきますが、下記のブログで全文が読めますので是非一読ください晴れ

宮城県北部船主協会のブログ「漁船員になろう」→ http://gyosenin-boshu.net/?eid=253

こういった皆様の動き一つ一つが重なって食卓に並ぶ魚が獲られています。
吉田さん、これからもどうぞ宜しくお願いしますねface01  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:16

2014年10月02日

4000万馬力


本日、取引先の新潟原動機さんが来社され、「レシプロエンジン生産 4000万馬力達成記念」の記念品を持ってきてくださいました。
新潟鐵工所として創設されたのが1895年ですからおおよそ120年をかけての4000万馬力達成拍手
鉄腕アトムが10万馬力ですからアトム400人分ですね!!

・・・例えが悪かったですねface07
弊社の新船で1000馬力のエンジンを積んでおります。単純に割ると40,000台face08
遠洋まぐろ船は比較的小さい方の船だとしても、すごい数ですface02


持ってきてくださった担当の方もこの達成を嬉しそうに話していましたface02
これまでの真摯な一つ一つの積み重ねの成果だと思います。
省エネ、環境問題など様々な課題があるとは思いますが、今後とも頼りにしておりますので宜しくお願いいたします。

レシプロエンジン生産 4000万馬力達成、おめでとうございましたキラキラ  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:40