2014年11月01日
メキシコ産クロマグロ4割減に!
東北地方だけじゃなくて、東京もすっかり秋めいてきましたね。 木々の葉も黄色や赤に色づいてきて、見ているだけですごく穏やかな気持ちになります。 でも気仙沼と比べると気温が全然違って、上着一枚いらない感じ。 やっぱ東京ですね
秋といえば、マグロの国際会議のシーズン。 10月のミナミマグロ保存委員会(CCSBT)、11月の大西洋まぐろ類保存国際委員会、12月の中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)と、重要な会議が続いていきます。 CCSBTの結果概要については勝栄丸ブログでもお知らせしましたね
これ以外に注目する国際会議が、全米熱帯マグロ類委員会(IATTC)です。 太平洋の東側を管轄するこの委員会は、太平洋のクロマグロ資源についても議論される重要な会議
クロマグロっていうのは、太平洋と大西洋の北半球だけにしか生息しない魚種なので、ICCATとWCPFC、そしてIATTCで管理が決まると、その漁獲量(供給量)の上限が設定されてしまうのです
太平洋の西側を管轄するWCPFC海域では、先日クロマグロの大幅な削減が決定したばかり。 そして今回、唯一残る太平洋の東側・IATTC水域のクロマグロが40%削減が決定されたというニュースが業界を揺るがしました
メキシコの蓄養漁業でほとんどが使われてきた太平洋東側のクロマグロ資源の大幅な漁獲削減の合意。 日本近海のクロマグロに加えて、今回のメキシコ産蓄養クロマグロの大幅な削減は、今後の価格動向にどんな影響があるのか。。。 すごく興味深いニュースです
秋が深まって、マグロのシーズン到来。 国際会議も熱いマグロ業界です
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:06