2014年11月15日
巻き網船が大量係船
11月も半ばになって、気仙沼はものすごく寒くなってきました。 日中の気温が10度以下の日が続き、風も冷たくて真冬のような感じです。 出張が続くので早めのタイヤ交換を済ませ、すでにスタッドレスタイヤ装着で、初雪への備えも万全です
最近湾内を見渡すと港町の出港岸壁にものすごい隻数の巻き網船団が係船しているので、なんでかなあと思ってました。 その理由が今日なんとなくわかったような気がします
本船・探索船・運搬船・レッコボートなど4~5隻で1ヶ統を形成し三陸沖で操業。 普段は沖合の漁場で集団操業をして、運搬船だけが港を行き来することが多い巻き網船団
このところの時化続きのため、沖合の全船が港に避難する日が多くなったことと、そして、主な水揚げ港である石巻港には係船する岸壁がないことから、気仙沼港への大量係船となっているそうです
それにしてもすごい数の船。 気仙沼港全体が巻き網船で埋め尽くされているかのよう。 聞けば、湾内の岸壁復旧工事が順次行われ、接岸場所が手狭になっているため、県外船籍の漁船には母港への移動などをお願いすると県では言っているようですが、これまでの状況を見てもあまり強制力はないのでは。。。 あくまでもお願いベースですからねえ
これから冬にかけて、サンマ船が切り上げて、遠洋マグロ船が帰港し、沿岸操業の漁船なども重なって利用する気仙沼港だけに、ルールを守って譲り合いながら利用していかなければならないと思いますね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
14:07