2014年11月29日
朗報!OPEC減産見送り
原油価格の高騰に悩まされ続けてきた遠洋マグロ漁業界ですが、その燃料高にも一服感が出てくるか!という嬉しいニュースが、世界中を駆け巡りました。 今月27日にオーストリアのウィーンでおこなわれたOPEC(世界輸出国機構)の総会で、原油生産量の現状維持を決めたことにより、世界の原油相場が大幅に下落。 今後も安値基調が続くのではないかとの流れになってきました
今年6月頃までは1バレルあたり100ドル台の相場を続けていたWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエ イト)相場。 世界の原油価格の指標となるこのWTI相場などが高値を続けていた影響もあって、ガソリン価格やA重油価格が高止まりしていた状況にありました
このOPEC減産回避の決定を受けて、世界の原油価格は下げ基調に拍車がかかり、昨日はWTIが一時67ドル台になるなど、4年半ぶりの安値を付けた相場展開になっています。 これまで、円安と原油高というダブルパンチに悩まされ続けてきたマグロ業界。 その要因の一方が軟化したことで、少しだけコスト的に楽な展開になってきたんじゃないかと思います。 でも一方で、為替が118円台になるなど、まだまだ予断は許せませんが
シェールガス潰しともいえる今回のOPEC総会の決定。 勝栄丸ブログはこの決定を支持します。 日本経済にとっても、いいこと9割でしょかね。 それにしても、こういう世界の動き一つで、日本経済や遠洋マグロ漁業の運航にまでものすごい影響が出てくる。 今年もあと僅か・・気を抜くことなく気合を入れて、走り続けていきたいと思います
今日は・・・ちょっと遠出した出張先で嬉しいニュースにふれて、思いのたけをレポートしています
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:21