2014年12月29日
今年最後の値決め交渉
インド洋での操業を切り上げて、いま日本に向けて順調に航行中の88勝栄丸。 本船に満載しているマグロ類の値段交渉のため清水に出張です。 今年最後の値決めですね
マグロの値決めの前には必ずマグロを食べるって、勝手に恒例の儀式のように心に決めているので、今回も清水の河岸の市に立ち寄りました。 やっぱり、マグロ関係者自ら事あるごとにマグロを食べなくちゃ、マグロの消費も増えていきませんものね
それにしてもすごい人の数。 年末年始用の買い出しでしょうねえ。 日本一のグロの街・清水だけあって、どのお店にも美味しそうなマグロが一番のメインで売られています。 そして地物の太刀魚や桜えびに釜揚げシラス、小田原のかまぼこなど、飛ぶように売れていました
時間に余裕があったので、どのお店で食べようかとお隣のまぐろ館までぶらりと散策です。 ふと見ると、丼ぶりにこれでもかってほどマグロが盛られたマグロ丼にはびっくりです。 これ食べる人いるのかなあ? 食べたことあるっていう人いたら教えてほしいです
いろいろ見たけれど、最後はやっぱりシンプルな鉄火丼を食べようっていう事になり、人気店の「おがわ」さんの行列に並びました。 最近は向かい側の安兵衛さん専門だったので、しばらくぶりのおがわの鉄火丼。 どっちにしようか悩んだけど今回はこっちですね
安兵衛さんのマグロは上赤身を使ったすごく上品なマグロ丼。 一方の「おがわ」さんは、業界用語でいう「ボケ脂」のメバチマグロを使用。 勝手なこと言ってますが、このボケ脂のメバチマグロって実はすごく美味いんです。 おがわさんのマグロ丼がなぜ人気があるのかわかるような気がします
恒例儀式のマグロ丼を食べて、今年最後のマグロ値決めです。 今年も取引先のみなさんには一年間本当にお世話になりました。 感謝の思いもかみ締めながらのマグロ丼。 ごちそうさまでした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:50