宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2015年02月03日

123勝栄丸の若手船員


気仙沼の三陸新報の連載記事「海の男にあこがれて」新人漁船員乗船記の第12回に、先週に引き続き勝倉漁業・勝栄丸の若手船員の記事がまた掲載されました 新聞

昨年新潟造船で建造し、現在2年目の遠洋マグロ漁をおこなっている第123勝栄丸。 その船に山形出身の23歳の若者が乗船中で、勝栄丸に乗船して早くも3航海目となったんですね 音符

東京の音楽学校を卒業後に東日本大震災が発生。 被災地で復旧の仕事に携わり、元まぐろ漁船員の方に知り合い話を聞く中で、海の仕事・まぐろ漁船に興味をもち勝栄丸に乗船してきた若者です 親指


実際に漁師になってみると、マグロ漁船について見聞きするのと実際に乗船して働くのでは全く違い、想像してたよりもはるかに大変だけれども、まぐろ漁師の魅力はなんといってもマグロを獲った時の達成感だと本人の談。 船が徐々にマグロで一杯になって、漁艙が満杯になった時の満足感はマグロ漁師でなければ味わえないものだとの事 船

そしてマグロ漁船の楽しみといえば、なんといっても外国の港への寄港! 123勝栄丸はインドネシアのバリ島を補給基地にしていて、そこでの休暇は何よりの楽しみだと話していました。 そして洋上でのきれいな景色、朝日や夕日そして虹、時折遭遇するイルカの群れ。 心が癒される瞬間ですね 花

こういう将来有望な若者が海技資格を取って、勝栄丸の幹部船員としてますます活躍していく事を大いに期待しています。 5月には気仙沼に帰港予定の123勝栄丸。 乗組員にあえるのが楽しみです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:49