2015年03月01日
お裾分けのビンチョウ
88勝栄丸が気仙沼港を出港して1週間になりました。 経由地のインドネシア・バリ島ベノア港に向けて順調に航行中との連絡が本船から毎日メールにて報告されています
漁場に向けての「沖出し」中は、延縄漁で使用する漁具を作成したり、船体のペンキ塗りをおこなったりと、なにかと作業が多いそうなので、初めてマグロ船に乗船した新人君もベノア港に到着する頃には船での生活リズムにも少しは慣れるんじゃないかなあと思いますね
そんなことを考えながら、久しぶりの休日のゆっくりした時間。 そうだ、88勝栄丸からもらったビンチョウがあったなあ、マントル沖で本船が漁獲したマグロなので、みんなで食べようっていう事になって、少しずつ勝倉漁業のスタッフで分けることにしました
冷凍のブロックを解凍してサク取り。 やっぱマントル沖のビンチョウは赤身がきれいで脂乗りもよくて、最高のビンチョウでした。 食べやすいように小さめのお刺身にして、大皿に豪快に盛り付けです
気仙沼で普段売っているビンチョウは、脂がほとんどなくてさっぱりとした味わいですが、88勝栄丸のマントル沖のビンチョウは、脂がのっているにもかかわらず、いくらでも食べられるすごく美味しいビンチョウでした。 あと残りが小さなブロック一つだけなので、大切に味わいたいですね
こういう美味しいビンチョウが食べられるのも、マグロ船の乗組員と関係者の特権でしょうか。 88勝栄丸にはまた美味しいビンチョウをたくさん釣ってきてもらって、少しだけでいいのでお裾分けしてほしいなあと思います
バリ島ベノア港に向けての沖出し航行。 付近航行船には十分いをはらいながら、操業開始に向けての準備作業をきっちりと行っていただきたいですね。 宜しくお願いします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:36