2015年05月08日
連休明けの検品作業
今年の大型連休も終わって、通常の動きとなった感のある気仙沼港では、遠洋まぐろ漁船の出漁準備が各所で慌ただしくすすめられています。 きのうは三崎でドックを終えた88清福丸さんが気仙沼に入港していました。 港内はひと頃ほどの混雑さはなく、作業岸壁を確保するのは大丈夫みたいですが、ちょっとしたタイミングで混み合う事もあるので注意が必要ですね
新造船から丸3年の88清福丸さんは、まもなく日本に帰港する勝倉漁業の123勝栄丸と同じ新潟造船で建造された船なので、これからの修理や改善点などの参考にと見学させていただきました
専務さんと船長さんに忙しいなかいろいろとご案内していただいてありがとうございました m(__)m
123勝栄丸の清水入港まであと10日ほど。 そろそろ次の航海に向けての漁具や餌・資材などの調達も並行して進めなければならないタイミングなったので、気仙沼の餌の在庫品を見せていただきました
遠洋まぐろ船で使用するイワシはこれまでほとんどが北米・オレゴン州アストリア産でしたが、漁獲枠が大幅に削減されたことによって買い付け競争が激化。 食用での利用もあってなかなか入手困難な餌になっているのが現状なので、代替品をなんとか確保しなければなりません
幸いにもアルゼンチン産の松イカ漁が順調みたいなので、それはそれで助かりますが、それでもマグロが好む青物の餌はマグロ船にとって必需品なので、前広に準備し対応したいと思います
取引先業者のみなさん、宜しくお願いしますね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
10:45