宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2015年07月22日

若手漁船員座談会


いま気仙沼の遠洋マグロ漁船を中心に、幹部船員の後継者を育成しようというプロジェクトが大々的に急ピッチでおこなわれている事は、勝栄丸ブログでもたびたびお伝えしてきました pc1

これまで数多くの新人船員たちが乗船し、現在も遠洋漁場でそれぞれに活躍している中で、遠洋航海から帰国中のタイミングをとらえての三陸新報主催の船員座談会がおこなわれ、その記事が海の日特集として三陸新報に連載されています。 きょうで第3回のとなるこの連載記事を目にした方も多いのではないでしょか 新聞

同じ海の男、遠洋まぐろ船に乗船している彼らでも、船も違えば漁場も違う、そして航海パターンや帰国の時期も異なるため、こうして一堂に会すのはめったにないこと。 今回集まった船員たちはみな初体面とあって、それぞれの体験談を苦労話も交えながら楽しく語り合う姿がありました 花丸


勝倉漁業の勝栄丸からこの座談会に参加したのは、いまインド洋漁場に向けて沖出し中の123勝栄丸に乗船する山形県出身の若手船員。 初乗船から早くも4航海目となるんですよね icon14

初乗船の頃の写真と見比べると、顔つきもすごくしっかりしてきてまさに海の男っていうたくましい風貌へと成長してきた感じがします。 そしてこの座談会を取仕切るのは宮城県北部船主協会の担当部長さん camera

乗組員の後継者を確保しようと「漁船員になろう」っていうブログを立ち上げて、この仕事への熱い思いを書き続けてきた結果、その思いに共感し賛同する若者が徐々に増え、いまでは大所帯になってきていますが、それでも一人一人へのきめ細やかなフォローアップは一番大事な部分だとか。 これからも若手の成長をサポートしていただきたいと思います 親指

気仙沼港希望の星「若手船員座談会」と銘打った今回の座談会。 これからもまた機会をとらえて、こういう集いをおこなうていうのもすごくいいと思いますね。 三陸新報さんどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:10