宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2015年07月28日

漁船員に若者続々【気仙沼】


気仙沼でいま漁業界をあげて取り組んでいる幹部船員の後継者確保・育成プロジェクトがなんと河北新報の誌面で大々的に取り上げられたのでご紹介したいと思います 花丸

【 漁船員に若者続々 気仙沼 】 ~ 震災契機 船主協会のネットPR奏功 ~ という大きな見出しで、「気仙沼を基地とするマグロやカツオなどの遠洋・近海漁船の新規就労乗組員が急増している。長年、後継者不足が深刻だったが、東日本大震災後にインターネットでPRを強化したところ、10代、20代の若者を中心に震災後65人が新規就業した。業界や地域に「金の卵」を大切に育てる機運も高まっている」と紹介 新聞

勝倉漁業の第123勝栄丸が先日気仙沼を出港する際に、新規乗船した福岡県出身の若者が新聞記者のみなさんから人生初の囲み取材を受けたインタビューも紙面上で紹介されていました camera


宮城県北部船主協会が漁船員募集のために開設して日々情報発信しているブログ「漁船員(漁師)になろう」。 2012年2月に開設以来、ブログを見た若者からの新規乗船の問い合わせが全国から多数寄せられています。 すごくうれしいことですね ! http://gyosenin-boshu.net/ pc1

ブログでは、乗組員になるための心構えや沖での日常そして苦労、やりがいや楽しさなどとともに、いま漁船員がいかに求められているかという気仙沼の関係者の熱い想いを長文に込め自分自身の率直な言葉で表現している事が、海の仕事に就きたいと考えている若者たちを惹きつけるのだと思います タイ

インターネットでの情報発信だけではなく、船員一人一人のフォローアップも大事。 海外からの昼夜問わずの電話への対応や激励・相談のメール、帰港した船員とのコミュニケーションなど、こういうきめ細やかな対応も新規乗船者数の増加につながっている要因なんでしょうね。 これからも気仙沼の地域全体で若手船員の成長を見守って応援していきたいと思います icon14

これからも新人船員が続々と乗船する気仙沼の遠洋マグロ漁船。 関係者の皆さま、そして地域の皆さま、全国から集まってくる若い乗組員へのあたたかいご支援・ご協力のほど宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:11