宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2015年07月31日

カツオ漁が「豆トン」主体に


三陸沖で順調な操業を続けてきた近海のかつお船団は、沖合での大型トンボ中心の漁獲だったものがここにきて小型のトンボ「通称:豆トン」の漁獲にかわってきました。 きのう今日の水揚げ内容も2㎏~4kgのこの豆トンが全体の半分以上を占める状況 船

それでも近海でのカツオの漁が芳しくないため、2昼夜ほど沖合のトンボ漁場へと向かう各船。 そのトンボの漁獲も一時期の勢いはなく、一けた台のトン数の日も多くなったと聞きます 汗

今日入港した三重県の安市丸さんもこのトンボ漁場で操業して気仙沼に帰港し、朝4時半からの水揚げでは乗組員総出で汗を流しながらの作業。 水揚げ後にインドネシア研修生たちが水をかけあいながらはしゃいでいる姿がとても気持ちよさそうでした。 みなさんほんとうにご苦労さまです camera


きょうも巻き網船が8隻も入港して新物カツオを水揚げしてるけれど、その数量は多い時の2~3割ほどにとどまっています。 それだけ急激にカツオの群れが近場にいなくなってしまったという事なんでしょうね face06

沖のトンボも「豆トン」主体の低調な漁模様。 そして近海・近場のかつおも厳しいとなると、例年お盆前後にカツオが釣れなくなるって言われてるけど、今年はどういう状況になっていくのかちょっと心配ですね ブック

沖に出せない小型の船は、南の海域での操業に切り替える船もボチボチ出てきた様子。 明日から8月で近海かつお漁そして気仙沼はこれからまさに正念場の季節を迎えます タイ

朝9時半には餌場そして漁場に向け気仙沼を出港した安市丸さん。 安航そして大漁でありますように face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 12:15

2015年07月30日

第1勝栄丸の船員帰国


大西洋でのマグロ漁を終え漁業基地のスペイン・カナリア諸島のラスパルマス港に入港した勝倉漁業の第1勝栄丸。 その乗組員が日本での休暇のため空路にて日本に帰国、成田空港に到着しました 飛行機

先週帰国した第7勝栄丸の乗組員からちょうど一週間。 夏休みで家族連れがたくさんのターミナル内に、真っ黒に日焼けした海の男たち・乗組員が手に大きな荷物をもって降り立ちました クラッカー

久しぶりに再会するみなさんの表情には航海を無事終えた充実感。 大西洋での長期航海、ほんとうにご苦労様でした。 船頭さんをはじめ乗組員のみなさんには、これからしばらくの間は休暇となります。 夏祭りシーズンのこの夏季休暇のプライベートな時間をゆっくりと過ごしていただきたいですね 音符

飛行機の到着が1時間遅れたり、成田空港からの移動に利用する京成スカイライナーが故障で運行ストップというハプニングもありましたが、旅慣れたみなさんは余裕綽々。 さらに途中でお土産を買い足したりして、着くころには両手に持ちきれないくらいに。 これもいつもの光景で微笑ましいですね train_a03

気仙沼に到着する頃にはあたりはもうすでに薄暗くなって、昼間の暑さもひと段落の感じ。 船頭さんをはじめ乗組員のみんさんには、急な暑さで体調を崩さないように十分注意してほしいです 親指

第1勝栄丸の乗組員の皆さんが休暇をとる間の現地ラスパルマス港では、同じくラスパルマスに係船中の第7勝栄丸と一緒に次の航海に向けた整備作業が急ピッチですすめられます。 技師の方々そして関係者のみなさん、現場での対応宜しくお願いします タイ

大西洋での長期航海そしてスペインからの長旅、乗組員の皆さんほんとうにお疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 20:56

2015年07月29日

かつお船乗組員の子弟招致


子供たちが夏休みとなるこの時期に毎年行われている行事があります。 全国から気仙沼港に水揚げをおこなっている全国のカツオ船、その乗組員のお子さん方を気仙沼に招待するイベントです クラッカー

今年は高知県黒潮町から佐賀明神丸の船頭さんや乗組員のお子さん4名と、宮崎県日南市の中学生、そしてその引率者としてお母さん方が一緒に3泊4日の日程で気仙沼に来ていただきました 花丸

子供たちの到着にあわせ入港した佐賀明神丸の船頭さん達は、ご家族との久しぶりの時間を満喫した様子。 久々の再会に照れながらも嬉しそうなお子さん方の姿がありました 音符


いまが盛漁期のカツオ船団。 せっかくのこういう機会でもいつまでものんびりしているわけにはいかないとばかりに、翌日朝には出港体制となって、ご家族などの見送りを受けながらまた漁場に向けて出港となりました。 航海の安全と大漁を願いながら本船の出港に手を合わせる姿が印象的。 ご家族から元気をもらって、次の航海もいい漁をしてくれることでしょう camera

高知県そして宮崎県から招待された皆さん方は、気仙沼市長や漁協組合長への表敬訪問、魚市場での水揚げや製氷工場見学、養殖カキの現場体験、津波体験館見学や塩づくり体験、海の市でのお買い物など、あと2日間ぎっしりとスケジュールが組まれているようですね。 初めての気仙沼港をゆっくりと楽しんで、この夏最大の思い出にしていただければと思います 親指

「海と生きる」をキャッチフレーズに震災からの復旧・復興を目指す気仙沼にとって、海の恵みはなによりも大切なもの。 こういう行事を通じて漁業や水産に理解を深めてもらうという取り組みはすごく大切なことだと思います。 これからも毎年この事業は継続していただきたいものですね。 ようこそ気仙沼へ! この気持ちいっぱいに、みなさんを大歓迎いたします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:01

2015年07月28日

漁船員に若者続々【気仙沼】


気仙沼でいま漁業界をあげて取り組んでいる幹部船員の後継者確保・育成プロジェクトがなんと河北新報の誌面で大々的に取り上げられたのでご紹介したいと思います 花丸

【 漁船員に若者続々 気仙沼 】 ~ 震災契機 船主協会のネットPR奏功 ~ という大きな見出しで、「気仙沼を基地とするマグロやカツオなどの遠洋・近海漁船の新規就労乗組員が急増している。長年、後継者不足が深刻だったが、東日本大震災後にインターネットでPRを強化したところ、10代、20代の若者を中心に震災後65人が新規就業した。業界や地域に「金の卵」を大切に育てる機運も高まっている」と紹介 新聞

勝倉漁業の第123勝栄丸が先日気仙沼を出港する際に、新規乗船した福岡県出身の若者が新聞記者のみなさんから人生初の囲み取材を受けたインタビューも紙面上で紹介されていました camera


宮城県北部船主協会が漁船員募集のために開設して日々情報発信しているブログ「漁船員(漁師)になろう」。 2012年2月に開設以来、ブログを見た若者からの新規乗船の問い合わせが全国から多数寄せられています。 すごくうれしいことですね ! http://gyosenin-boshu.net/ pc1

ブログでは、乗組員になるための心構えや沖での日常そして苦労、やりがいや楽しさなどとともに、いま漁船員がいかに求められているかという気仙沼の関係者の熱い想いを長文に込め自分自身の率直な言葉で表現している事が、海の仕事に就きたいと考えている若者たちを惹きつけるのだと思います タイ

インターネットでの情報発信だけではなく、船員一人一人のフォローアップも大事。 海外からの昼夜問わずの電話への対応や激励・相談のメール、帰港した船員とのコミュニケーションなど、こういうきめ細やかな対応も新規乗船者数の増加につながっている要因なんでしょうね。 これからも気仙沼の地域全体で若手船員の成長を見守って応援していきたいと思います icon14

これからも新人船員が続々と乗船する気仙沼の遠洋マグロ漁船。 関係者の皆さま、そして地域の皆さま、全国から集まってくる若い乗組員へのあたたかいご支援・ご協力のほど宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:11

2015年07月27日

カツオ船の「盆休み」


生鮮カツオの水揚げが順調な気仙沼港。 今シーズンはすでに30億円以上も水揚げされていて、19年連続日本一に向かって関係者一丸となって頑張っている毎日ですね クラッカー

5月から続いたとんぼの漁もどうやらおしまいなのか、とんぼ狙いで2昼夜沖合の漁場で操業する各船も、漁獲数量が徐々に少なくなってきて、そろそろカツオに切り替わるタイミングかもしれません 船

でも近場の漁場では、近海巻き網船が集団で操業していて、気仙沼に水揚げされる生鮮かつおは巻き網船の新物が中心となっているから、一本釣り船を取り扱う私たちにとっても今が踏ん張り時かな ちからこぶ

例年、8月になると夏季休暇という意味で「盆休み」をとるカツオ船団。 気仙沼は、安心して係船し乗組員が故郷に帰れる港なので、盆休みの時期になると湾内はたくさんのカツオ船で埋め尽くされます camera

三陸沖で操業する各船はいつ「盆休み」をとるのかもすごく重要な駆け引き。 数多くの船が休むっていう事は水揚げ量が激減する事。すなわちカツオの値段が高くなるっていう事になりやすいので、みなさんそれぞれに戦略を練ってスケジュールを決めているみたい。 当然ですよね いかり

今日入港した123佐賀明神丸さんが、各船に先駆けて「盆休み」に入るとの情報。 約一週間ほどの夏季休暇。 ことし春先からカツオを追って南方海域から三陸沖へと休みなく動いてきた本船だけに、船頭さんをはじめ乗組員のみなさんにはこの盆休みをゆっくりと過ごして、後半戦への鋭気を養っていただきたいと思います。 盆休み明けにまたお会いしましょう! 親指

気が付けば7月もあと僅か。 夏バテに気をつけて、さあ みなさん頑張っていきましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 15:31

2015年07月26日

気仙沼での極秘プロジェクト


気仙沼で遠洋マグロ漁船の省人省力化に向けてのプロジェクトが行われているんですが、これがけっこう難しい課題。 すでにまぐろ延縄漁っていうものはほぼ完成形の域に達しているので、これをさらに機械化していくのは相当な時間と労力そしてコストのかかる問題 船

それでも一つ一つ着実に進めていかなければならない問題だけあって、関係者も真剣にアイデアをだしあいます。 現場での声を最大限取り入れながらどのような形がベストなのかの試行錯誤の日々 タイ

最終的には遠洋マグロ漁船の構造まで変えてしまうようなドラスティックな発想の転換が必要なのかもしれませんね。 そこまでいくには「みらい造船」が稼働してからにお任せすることにして。。。 音符

そんななか、新しい漁労機械の試作機のテストが気仙沼の内湾でおこなわれました。 まだ試作機の段階なので、いろんな改良点や不具合もあるんですけど、沖で操業する乗組員のアイデアが実際にこうした形に再現されると「おっ!」って思いますよね 親指

これをまず第一歩として、実際の操業に使えるものに仕上げていってほしいと思います。 これによって乗組員の数を少なくすることはできないにせよ、その漁労にかかる労力が大幅に削減されれば素晴らしいことですからね。 今回は極秘プロジェクトなので詳細は報告できませんが、そのうち発表できるようになるんじゃないでしょうか camera

気仙沼港は朝まで雨模様でしたが、試作機の試験を行うときには雨も上がって少し涼しいくらいの天候に。 このくらいの気温だと体も楽ですごくいいですよね。 毎日こんな天気にならないかなあ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:58

2015年07月25日

佐賀明神丸の大船頭さんと


このところ連日のように生鮮かつおの水揚げが続いている勝倉漁業の問屋部門ですが、きょうは魚市場が休市日とあって溜まった事務仕事をこなしながらのちょっとゆっくり気分の土曜日です 音符

毎日早朝から戦場のような忙しさ。 勝倉漁業の市場担当スタッフたちもすごく頑張ってくれている事に感謝ですね。 体調管理しながら夏バテに注意して明日からまた頑張ってほしいです ちからこぶ

先日魚市場で水揚げしていると気仙沼での私のカメラの先生がCanonのフルサイズ機に単焦点レンズを装着して登場。 先生が水揚げ風景を撮影しているところに声をかけたら、「一枚撮らせてよ」っていうれしいお言葉を頂戴し、佐賀明神丸船団の大船頭さんと一緒に撮影していただきました camera


数枚だけの撮影でしたが、すごくいい写真に仕上がっていると思いますね、さすがです。 その写真をメールで頂いたのでさっそくブログに掲載させていただきました。 めったに自分の写真は撮らないのですごく恥ずかしいですけどたまにはいいかな 花丸

今使っているオリンパスのE-M1もいいけれど、やっぱりフルサイズ機は魅力的。 いつかは自分も手に入れて使い倒してみたいものだと、こういう機種を触らせてもらうとつくづく感じますね 親指

でももうちょっと今のカメラで頑張って腕を磨いて、次のステップに移るっていうのが手堅い選択なんでしょうね。 船頭さんの穏やかな表情がすごく素敵な一枚。 やっぱり撮る人の人間性が写真に出るんですよね。 私もこういう写真をいつか撮れるようになりたいものです icon14

あす日曜日は今週も開市日の気仙沼魚市場。 休みのない日々がもう少し続きます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:31

2015年07月24日

サンマ漁船が艤装開始


8月から解禁になるサンマ棒受け網漁にむけて、気仙沼港ではサンマ船の出漁準備「艤装」作業が一斉に行われていて、魚市場の南側岸壁にはずらりとサンマ漁船が並んで係船中 icon14

市内の造船所でドック作業を終えて、船底・外板には真新しいペンキが塗装され、集魚灯が取り付けられた船体は一種独特の形状。 夜間の点灯試験などはあたりがまるで昼間のような明るさになるから、その光量は相当なもの。 省エネタイプのLED照明を使用する船も多くなってきました icon12

日中の岸壁では、棒受け網漁に使う大事な大事な網の補修が乗組員の手によって行われています。 もうすでに梅雨明けかというような猛暑の中での作業、みなさん本当にご苦労様です 親指

サンマ水揚げ量「本州一」を昨年奪還した気仙沼港。 一昨年の2.5倍の27,000トンあまりが水揚げされ、気仙沼の復興にも大きく寄与していただきました。 今年はさらに多くのサンマ漁船が入港して昨年以上の水揚げがなされるように、勝倉漁業の問屋部門も微力ながらお手伝いしていきたいと思います タイ

8月11日には、サンマの解禁を前にした今年の来遊状況などの講演会も予定されていますので、情報をしっかりと収集してサンマの漁期に備えたいと思います。 カツオにサンマ、そして近海のマグロにメカジキと、気仙沼が一番盛り上がる時期となってきましたね。 来週末は気仙沼みなとまつりも行われますので、気仙沼の旬の味覚を味わいに、ぜひこの機会に気仙沼にお越しください 食事

今日の写真は、早朝の気仙沼湾に浮かぶサンマ漁船です。 水揚げ作業のあいまに撮影したんですけど、集魚灯をいっぱい立てた船体はとっても存在感があるので大好きです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:52

2015年07月23日

第7勝栄丸の船員帰国


大西洋でのマグロ漁を終え漁業基地のスペイン・カナリア諸島のラスパルマス港に係船し今航海のすべての仕事を終了した第7勝栄丸の乗組員が日本での休暇のため成田空港に到着しました クラッカー

夏休みシーズンで賑わう空港内の到着ゲートから、真っ黒に日焼けした乗組員のみなさんが大きな荷物をもって出てきます。 久しぶりに再会するみなさんはそれぞれ航海を終えた充実の笑顔・笑顔。 一人一人しっかりと握手で出迎えます。 大西洋での長期航海、ほんとうにお疲れさまでした 花丸

船頭さんをはじめ乗組員のみなさんには、これからしばらくの間は休暇となります。 懐かしい家庭の味を存分に味わって、夏祭りシーズンのこの夏季休暇を、ゆっくり休んでいただきたいなと思います 音符

成田空港に到着早々、国内移動のチケットの手配に走り回る私。 1時間でも早くご家族と会えるよう、最善のスケジュールでスケジュールを組むのも漁業会社の仕事。 みんなのお弁当とお茶を買って、東北新幹線に乗り継ぎます train_a03

気づくと、乗組員のみなさんはお土産のお菓子を大量に買い込んでは両手がふさがってて。 いつもの光景で微笑ましいです。 そして一ノ関駅でのご家族との再会。 乗組員のみなさんが船員の顔からパパの顔に変わる瞬間ですね。 たくさんたくさん家族サービスしてあげてください icon14

第7勝栄丸の乗組員の皆さんが休暇をとる間の現地ラスパルマス港では、本船の次の航海に向けた整備作業が急ピッチですすめられます。 技師の方々そして関係者のみなさん、宜しくお願いしますね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 20:23

2015年07月22日

若手漁船員座談会


いま気仙沼の遠洋マグロ漁船を中心に、幹部船員の後継者を育成しようというプロジェクトが大々的に急ピッチでおこなわれている事は、勝栄丸ブログでもたびたびお伝えしてきました pc1

これまで数多くの新人船員たちが乗船し、現在も遠洋漁場でそれぞれに活躍している中で、遠洋航海から帰国中のタイミングをとらえての三陸新報主催の船員座談会がおこなわれ、その記事が海の日特集として三陸新報に連載されています。 きょうで第3回のとなるこの連載記事を目にした方も多いのではないでしょか 新聞

同じ海の男、遠洋まぐろ船に乗船している彼らでも、船も違えば漁場も違う、そして航海パターンや帰国の時期も異なるため、こうして一堂に会すのはめったにないこと。 今回集まった船員たちはみな初体面とあって、それぞれの体験談を苦労話も交えながら楽しく語り合う姿がありました 花丸


勝倉漁業の勝栄丸からこの座談会に参加したのは、いまインド洋漁場に向けて沖出し中の123勝栄丸に乗船する山形県出身の若手船員。 初乗船から早くも4航海目となるんですよね icon14

初乗船の頃の写真と見比べると、顔つきもすごくしっかりしてきてまさに海の男っていうたくましい風貌へと成長してきた感じがします。 そしてこの座談会を取仕切るのは宮城県北部船主協会の担当部長さん camera

乗組員の後継者を確保しようと「漁船員になろう」っていうブログを立ち上げて、この仕事への熱い思いを書き続けてきた結果、その思いに共感し賛同する若者が徐々に増え、いまでは大所帯になってきていますが、それでも一人一人へのきめ細やかなフォローアップは一番大事な部分だとか。 これからも若手の成長をサポートしていただきたいと思います 親指

気仙沼港希望の星「若手船員座談会」と銘打った今回の座談会。 これからもまた機会をとらえて、こういう集いをおこなうていうのもすごくいいと思いますね。 三陸新報さんどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:10

2015年07月21日

入港ラッシュのかつお船


かつおシーズンが始まって約2か月がたった気仙沼港ですが、今年の気仙沼港の生鮮かつお船水揚げはすでに入港ラッシュの様相を見せ、連日大量のトンボやカツオで賑わっています 花丸

巷では先週末からの3連休だったと思いますが、いまがかきいれどきの気仙沼は休日返上で入港船の対応に追われました。 きのうの「海の日」は19隻の入港で680トン、そして今日はなんと19隻で850トンと今季最多の水揚げ量 icon14

巻き網船が大量にカツオを巻いているのがちょっと気になるところですが、今年の気仙沼のかつおは最高に美味しいと思うので、皆さんにもぜひ食べてほしいと思いますね 親指


気仙沼に滞在中のカツオ船の餌を手配する担当の方々も、連日のように水揚げに立ち会っての選別作業と、早朝から本当にご苦労様です。 餌場への道中などは車の運転に気をつけてほしいです camera

気仙沼港では今年から8月1日を「かつおの日」に設定して、日本一の生鮮かつお水揚げの町をPRする計画のよう。 まだまだ「かつおの日」の知名度は低いですけど、毎年いろんなイベントを伴って続けていく事で、徐々に定着してくるんだと思います。 すごくいいアイデアですね 船

連日の早朝からの水揚げで、各船の乗組員の皆さんとともに汗を流して談笑して、魚価の高い安いで一喜一憂して。 毎日たいへんですけど、すごく勢いとパワーをもらえるような感じがします 音符

今年のかつおの水揚げはまだ始まったばかりなので、この調子で各船にはいい漁を続けていただきたいですね。 航海の安全と大漁を祈りながら、「揚げだし」で出港する船を見送りました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:42

2015年07月20日

第1勝栄丸も帰途に


大西洋での長期航海を無事終了した勝倉漁業の第7が勝栄丸が、予定通り昨日、漁業基地のスペイン領カナリア諸島のラスパルマス港に入港しました。 無事の入港連絡にほっと一息 花丸

そして今日、同じ大西洋の海域で操業を行っていたもう一隻の第一勝栄丸も、今航海のすべての操業を終えて帰途。 冷凍運搬船との会合ポイントに向け航行中との連絡です 船

第7勝栄丸そして第1勝栄丸の船頭さんをはじめ乗組員のみなさんには、たいへんな長期航海ほんとうにお疲れ様でした。 みなさんの奮闘に会社一同心より感謝申し上げます m(__)m


両船の係船地となるラスパルマス港は、大西洋で操業する遠洋マグロ漁船の重要な補給基地。 ドックや補給施設などの港湾施設が整っていて、安心して船を休ませることができますね 親指

現地関係者の皆さん、これからしばらくの間は2隻の勝栄丸がお世話になりますが、作業中の事故や船用品の盗難などがないように、しっかりとした管理をお願いしたいと思います icon14

また、日本から派遣する技師の方々が中心となって整備作業を進めていきますので、諸々の手配等お手数おかけするかと思いますが、宜しくですよ。 ラスパルマス港に接岸すれば、あとは乗組員の皆さんは日本やインドネシアへの帰国の途に就きます。 久しぶりにお会いする皆さんとの再会を楽しみに、帰国便等の手配を進めていきたいと思います pc1

両船のみなさん、ほんとうにお疲れ様でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:23

2015年07月19日

勝栄丸の出船と入船


7月4日に気仙沼を出港し、経由地のインドネシアベノア港に向けて航行していた勝倉漁業の第123勝栄丸が、台風の影響で遅れはしたものの無事に入港したとの連絡がありました 花丸

今航海初乗船の新人君は船乗りとしての洗礼とも言える「船酔い」もようやく克服したみたいで、現地に出張しているスタッフからの報告によれば、少し体型がほっそりしたものの元気に仕事をこなしている様子だとか。 これからインド洋でのマグロ漁が始まるので一日も早く操業に慣れるよう頑張ってほしいですね icon14

餌積みや燃油や食料の補給、そしてインドネシア船員の乗船など、慌ただしい入港作業かと思いますが、予定通りに出港ができますよう現地関係者も含め宜しくお願いしたいと思います タイ


そして大西洋では、第7勝栄丸が長期航海を終えて本日スペインのラスパルマス港に入港する予定。 船頭さんはじめ乗組員のみなさんには、本当にお疲れさまでした 音符

日本人の船員さんたちは7月23日に帰国予定なので、久しぶりに皆さんに再会できるのを楽しみにしたいと思います。 ご家族のみなさんも出迎えなど宜しくお願いします 船

先日訪れた気仙沼の郊外にある Yasse Coffee は第7勝栄丸のある乗組員が毎日のように通う場所。 個人名の代金箱なんかも置いてあったりして、お店のみなさんも帰国するのを今か今かと待っているそうです。 帰国早々すぐにお邪魔するんでしょうね。 こんどは本船のミーティングをこのCafeを会場におこなうっていうのもいいかもしれませんね camera

さあ、今週も勝栄丸のいろんな動きが出てきそう。 気を抜かずに対応していきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:56

2015年07月18日

シーフードショー2015準備会合


台風の影響が心配された今週末、今年8月19日から3日間の日程で東京ビックサイトを会場に開催されるシーフードショー2015に出展する日かつ漁協・促進会ブースについて話し合う会合が行われました 花丸

毎年この時期に開催されるシーフードショーは、全国からたくさんの業者が出店し、量販店のバイヤーや飲食店関係者または海外からや一般の方まで数万人が来場する水産物の一大イベント。 全国鰹鮪近代化促進協議会(通称:促進会)がこれまで毎年日かつ漁協ブースの運営を担当してきました 親指

会議には促進会の正副会長などの執行部をはじめ各地区から選出された運営委員のみなさんが集合。 開催まであと1か月と時間がないなかで、限られた予算内でどれだけ効果的なアピールができるのかと、真剣な議論が延々と続きます。 みなさん暑いなか本当にご苦労様です タイ

これから日程が近づくにつれ、様々な準備や調整など事務局や促進会会員そして日かつ職員のみなさんにも大変なご苦労をおかけするかと思いますが、国産・天然の超低温冷凍かつお・まぐろ製品の美味しさと、環境に配慮しながら漁獲された安心で安全な水産物であるかつお・まぐろ類を、こういう機会を活用してもっともっとアピールし、今後の展開につなげていきたいと考えますので、ご協力の程宜しくお願いしたいと思います icon14

会議のあとにおこなわれた懇親会の席で、突然おめでたいニュースが発表に! 高知の船主さんから年内にも結婚するとの報告。 そしておめでたい話でみんなで盛り上がっていると、こんどはなんと岩手の船主さんから今日結婚しましたとの情報が突然飛び込んできて。 ほんとうにおめでとうございます! 末永いお幸せをお祈りいたします。 こんど全国の仲間が集まる機会にでもお祝い会をしましょうね クラッカー

さあ、シーフードショーまであと一か月。 ものすごく楽しみであると同時に、不安や焦りのほうが大きい今現在ですが、これからみんなで協力して開催日までに万全な態勢を整えていきましょう face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:43

2015年07月17日

インドネシアの漁業開発


日本の遠洋まぐろ漁船の運航に欠かせない存在の国・インドネシア。 ほとんどの遠洋まぐろ船にはインドネシア船員が乗船していて、今ではなくてはならない存在ですね ちからこぶ

そしてインド洋での補給基地といえば、勝栄丸でもたびたび立ち寄っているバリ島のベノア港が有名ですが、漁場から近い常夏の補給基地は乗組員の皆さんにとっても束の間のホッとできる場所 音符

そのインドネシアでは政権が交代し、新しい大統領の下で海洋国家構想が進められているんだとか。 そりゃそうですよね、周囲をすべて海に囲まれた島国っていう所は日本と同じですが、発展途上で2億人以上の人口を有するインドネシアなので、これからの伸びしろは相当なものかと思いますから icon14

資源国としても知られるインドネシア。 たくさんの日本企業も現地に進出し、工場を構えたり製品や資源を輸出入したりと、親日国家っていうだけあって、日本とのつながりも強い国 ビル2

そんなインドネシアでの漁業開発にどういう貢献ができるのかという会議というよりは状況説明会のようなものが行われました。 名刺交換で勝栄丸ですって話したら、いま北かつ・まぐろ屋で勝栄丸のまぐろ丼を食べてきたんですよ!っていう嬉しいお言葉を頂いて始まった会議ですが、いろいろな資料を用いながら説明していただきましたが、いまいちこちら側のメリットがはっきりしない、私たちの目指す方向性とはちょっとずれているのかなあという印象ですね face06

予定の時間もあっという間に過ぎてしまって、来客予定があったものだから途中退席してしまいしたが、こういう内容のものははっきり言うと気仙沼の漁業会社に相談する案件じゃないような気がしますね タイ

いろんなビジネスが持ち込まれる漁業の世界。 一つ一つしっかりと検討していかないと大変な目にあったりするので、失礼ながら会議の場でもつい率直に意見を言ってしまいました 船

わざわざ遠いところ気仙沼までお越しいただいたみなさん、会議お疲れさまでした。 北かつ・まぐろ屋で美味しい勝栄丸のまぐろ丼を食べていただけたのがせめてもの救いかなっていう午後でした face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:39

2015年07月16日

第7勝栄丸が帰航に!


日本から遠く離れた大西洋の漁場でまぐろ延縄漁をおこなっていた勝倉漁業の第7勝栄丸が、今航海のすべての操業を無事に終えてその漁獲物を日本向けの冷凍運搬船に転載し、本船は漁業基地のスペイン・ラスパルマス港に向けて帰航中との連絡がありました 花丸

船頭さんをはじめ乗組員のみなさんには、長期航海たいへんお疲れさまでした。 予定通りに無事操業を終えた安堵感でみなさんホッとしている事でしょう。 ラスパルマス港への到着までもう少しですので、十分に気をつけてお願いしたいと思います 親指

本船からの電話で、「無事に操業終わりました!」っていう船頭さんからの明るい声。 日々いろんな苦しみや悩みはあったとは思いますが、怪我や事故がなく安全な航海であった事、そしていい形で締めくくれたことで、幹部船員のみなさんも達成感でいっぱいになってることでしょうね 音符


7月19日にはラスパルマス港に入港し、係船中の工事を担当する日本から派遣の技師との打合せや、船内清掃や後片付けそしてメンテナンスなど、帰国までまだまだ作業は残っていますが、乗組員のみなさんは久しぶりの日本への帰国を前に晴れやかな気分なのではないかと思います 船

ラスパルマスに向けての航行、そして入港から船内作業まで、安全第一にしっかり対応していただきたいと思います。 こちらでは、日本人船員・インドネシア船員それぞれの帰国便の手配やら新たに出てきたシェンゲンビザの手続きやらと担当者も慌ただしくなっていた様子 pc1

なにせ空路での移動でも何度も乗り換えを要する場所なので、フライトの接続には神経を使いながら進めなくちゃなりませんからね。 事務所スタッフもしっかりと宜しくお願いしますよ。 いまの予定では、乗組員のみなさんが帰国するのは7月23日の予定となっておりますので、ご家族のみなさんもお出迎え方宜しくお願いします タイ

第7勝栄丸の帰航に続き第1勝栄丸もまもなく操業が終わる予定。 乗組員のみなさんにもうじきお会いできるのが今からすごく楽しみですね。 元気いっぱい帰国されるのを期待しています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:46

2015年07月15日

都心の緑に清涼感を感じて


冷凍マグロの水揚げ基地・清水港でおこなわれた炎天下での水揚げを終え、次の仕事のために東京に移動してきました。 日本全国どこもかしこも30度以上の気温になっているそうですけど、都内はなんか特に暑いような気がしますね 晴れ

ここは都内某所。 見る人が見れば「あっ、ここか!」って気づく方もいると思いますが、ここの周辺には意外と緑が多くて、ビジネスマンの憩いの場になっているんじゃないかと思いますね。 やっぱ、少し緑があるだけで体感気温が数度下がるような、そんな気がします camera

約束の時間にちょっと早かったので、ビル街の緑の木々の下でちょっと涼みながら頭の中を水揚げモードから会議モードへと切り替えて。。。 日傘をさして道を行き交う人々もすごく眩しく感じます タイ


7月4日に気仙沼港を出港して補給基地のインドネシア・ベノア港に向け航行中の123勝栄丸は、航路を通過した台風の影響で入港予定が2日ほど遅れましたが、現在は台風の影響も去って順調に航行中だとの連絡がありました。 今回の会合は、新造船から3年目を迎えた123勝栄丸の2年目の航海を振り返っての協議の場 船

協議の結論に際しては、その立場立場で考え方は違うにせよ、真剣に真面目に包み隠さず正直に対応してきた当方の主張を最大限ご理解いただけたものと信じておりますので、これまでの経緯を踏まえての適切なご判断をしていただけますよう、関係者の皆さん宜しくお願いします m(__)m

清水での水揚げではすっかり真っ黒く日焼けしてしまって、ずいぶん焼けたねえってみんなに言われちゃいました。 着替える時間もなくて水揚げの作業着のまま、真っ黒く日焼けした顔で都心のビジネス街を歩く私。 鮮やかな木々の緑に少しだけ清涼感をもらいながら次の会場に向かおうと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:36

2015年07月14日

炎天下でのマグロ水揚げ


真夏のような日差しが降り注ぎ、朝からぐんぐん気温が上がった清水港・興津埠頭で、勝倉漁業の第7勝栄丸が大西洋で漁獲したメバチマグロの水揚げがおこなわれました icon14

冷凍運搬船「ちとせ」に中部大西洋で転載し、約2か月かけて日本まで運んできた冷凍マグロです。 マイナス60度の超低温魚艙から気温30℃以上になっている外気にふれると、クレーンで釣り上げられた冷凍マグロからはもくもくと白い煙が立ち上ります。 これを見ただけでも外気温が相当高くなっているんだなあっていうのがわかりますね。 あまりにも暑すぎてこちらが冷凍マグロになりたい気分 icon01


作業員のみなさんも熱中症対策も万全で、塩分と水分をとりながらの汗だくの水揚げ作業。 関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした。 毎日この作業をしている方々はほんと大変ですね 親指

冷凍運搬船の超低温魚艙から次々と水揚げされる冷凍マグロを荷捌き台では選別包丁を手に脂ののり具合を一本一本チェックして。 よしっ!これはいいぞっていうマグロには目印の識別テープを装着 船

毎日毎日選別作業をしていると、その「手のひら」には選別包丁でできた「選別タコ」ができるんですが、そのタコができることがマグロのプロになった証拠。 一人前の証なんだそうです camera

朝から昼までびっちりかかって今回の水揚げがすべて終了。 炎天下の水揚げですっかり真っ黒く日焼けしてしましましたが、これもまたマグロのプロの証かな。 間違ってもゴルフやけじゃないですからね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:03

2015年07月13日

豪華版!ミナミマグロ定食


気仙沼でのお仕事からちょっと離れて、勝栄丸のマグロの水揚げのために静岡県清水港にやってきました。 清水といえばもちろん日本一の冷凍マグロの水揚げ港。 世界中から清水や焼津にマグロが集まってくるんです icon14

清水に到着して江尻埠頭を歩いているとそこには青森県八戸市の正進丸さんが入港していました。 大西洋から約50日かけて日本に帰港したばかりの本船、本鮪の値段も他社よりも相当高い値がついたそうでおめでとうございます 花丸

こちらといえば、これから第7勝栄丸が大西洋で漁獲したメバチマグロの値決め交渉。 その前に・・・ いつもの恒例の儀式、そう!マグロを食べる事。 業界のみなさんもやってますか。 マグロ業界の人が率先してマグロを食べなくちゃねえ、これは某U原先生の教えなんです タイ


どこでまぐろを食べようかなといろんなお店をまわった挙句、結局は河岸の市にある「おがわ」さんの暖簾をくぐると、今日のおススメは「ミナミマグロ」定食って書いてあったので、迷わずみんなでそれを注文 食事

おがわさんのマグロ丼は酢飯だけど、定食は酢飯じゃないご飯なので、ミナミマグロのトロや中トロには酢飯でしょう!っていうことで、定食の白米を酢飯に変えてもらいました。 これも常連っていうか、お店のシステムを熟知している人だけの特典かな 親指

ミナミマグロの大トロに中トロ、そしてミナミマグロ独特の濃い赤身のお刺身がこれでもかって盛り付けられた豪華版。 マグロの佃煮にお味噌汁がついて1800円。 ちょっとお高めだけど、この内容ならすごくお得な定食だと思いますね。 もちろんメインのミナミマグロは高級マグロの代表格だけあって、甘みがあって最高でした 船

値決め交渉前の恒例儀式でお腹いっぱいになったあとは、頭の中を仕事モードに切り替えて約束の時間を待ちたいと思います。 よし、気合入れていきますか! お二人さんも宜しくですよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:08

2015年07月12日

19トンの近海カツオ船


気仙沼港へのかつおの水揚げもすでに盛漁期の様相。 春先は南の海域で操業する近海カツオ船も、日本近海を流れる黒潮にのって徐々に北上する群れを追い、いまはすでに三陸沖が主漁場となりました。 当然、気仙沼港への入港・水揚げが増えてくるのはもちろんですよね。 新聞報道によれば、今年のかつおの水揚げは昨年に比べてかなり上回っているそうで、このまま順調に推移してほしいと思いますね 花丸

三陸沖で操業する近海カツオ船は100~200トンクラスの大型のFRP漁船が主流。 中にはアルミ製っていう船もありますが、いずれも乗組員が20名前後乗り組んでいます。 そんな近海カツオ船の中で、最近新造で増えてきたのが従来より小型のFRP漁船。 19トンから70トンクラスの船 icon14

特に19トンの漁船は船舶検査や乗り組み基準が軽減されているので運航しやすいのだとか。 そして大型の漁船に比べて建造費やランニングコストが大幅に軽減できるメリットもあるんだそうです。 10年くらい前までは100トン以上のFRP製のかつお漁船が建造されていましたけれど、いまはこの大きなサイズのFRP船を建造する造船所が日本にはなくなってしまった。。。 こういうことなどが、最近の新造が小型船にシフトしている要因なんでしょうね 音符

今年は特にこの19~70トンクラスのカツオ船の入港が目立つようになった気仙沼。 23佐賀明神丸さん、28勝栄丸さん、11幸丸さん、佐賀八栄丸さん、嘉寶丸さんに司丸さんなどなど。 気仙沼に初入港のカツオ船がさらに増えそうな予感がします。 きょうの写真は先日気仙沼に初水揚げしていただいた佐賀八栄丸さん。 高知県黒潮町のカツオ船です。 これから宜しくお願いします 船

いろんなタイプの漁船・カツオ船が入港する気仙沼港ですが、地理的優位性に油断することなく、どの港よりも高いカツオの価格、迅速な水揚げと正確な計量、あらゆる要望にも応えられるサービスはもちろんのこと、歓迎と感謝の気持ちを常に持ってこれからもサポートしていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:28

2015年07月11日

魚市場の夜の顔


たくさんの人やフォークリフトが行き交い、入札のアナウンスがこだまし、新鮮なカツオやトンボが大量に水揚げされる日中の気仙沼魚市場からは一転、日が暮れた夜の岸壁は物音ひとつない静かな空間 camera

そんな中で翌日の戦いがすでに幕を開けようとしています。 翌朝に水揚げを予定するたくさんのカツオ船が深夜から早朝にかけて魚市場に到着。 沖合でのかつおとの格闘を終えた乗組員の姿がそこにはありました。 大漁での航海をこなすカツオ船団。 早朝から深夜まで皆さん本当にご苦労様です 船

翌朝、徐々に明るくなってくる気仙沼湾。 そして朝日にてらされてきらきらと光る新鮮な魚たち。 すでに盛漁期にはいった気仙沼港は毎日こんな光景が繰り広げられています 音符

南の海域でのカツオ漁が数量がまとまらないためでしょうか。 これまで気仙沼に入港していないカツオ船もたくさん水揚げするようになりました。 ようこそ気仙沼へ! これからよろしくお願いしますね 親指

来週には台風11号が日本列島に近づく予報も出されているので、 魚を人一倍釣りたいのは誰しも一緒でしょうけど、三陸沖操業各船の皆さんにはくれぐれも台風の動きには十分警戒してください pc1

きょう土曜日は気仙沼魚市場の休市の日。 明日日曜日にはまた岸壁がたくさんの入港船でうまり、魚市場には大勢の人や車でごった返すことでしょう。 勝倉漁業の市場担当スタッフそして魚市場関係者の皆さんには、つかの間の休日をゆっくりと体を休めて明日からの仕事に備えてほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:22

2015年07月10日

まるきさんの冷やし麺


だんだん気候も夏めいてきた感のある気仙沼。 今年はカラ梅雨なんでしょうかねえ、なんかこの分だと一気に夏本番になるような気がしてきました 晴れ

連日カツオ船の入港が続き、こう暑くなってきちゃどうしても食欲が落ちてくる・・・ そんなときにお勧めなのが、気仙沼まるきさんの今月限定メニューの「 冷やし 味噌カレー牛乳 」です 食事

私は最近はつけ麺をオーダーすることが多いまるきさんですが、ランチで訪れるとこの新しいメニューが登場してたので、興味津々でご注文。 さてどんな冷やし麺なんでしょう 音符


冷たい麺にクリーミーな味噌スープ。 そしてカレー味の肉そぼろに、玉ねぎのピクルスや夏野菜のトッピング。 極上メンマにチャーシューと、見た目もすごく上品で、食欲をそそります 花丸

ちょっと酸味のあるすごくまろやかなスープにパンチの効いたカレー味の肉そぼろがアクセントになっていて太麺との相性も抜群。 隣の席にちょうど居合わせた取引先のオノデラコーポレーションの常務さんもこの冷やし麺にハマってすでに2回目なんだとか。 一度食べたら病みつきになるそんな夏にぴったりの新メニューでした。 食べてみなくちゃわからないこの美味さ、みなさんも是非どうぞ 親指

冷やし味噌カレー牛乳は8月2日まで提供するみたいなのでまだまだ間に合いますよ。 気仙沼にお越しの際は、まるきさんの冷やし麺で食欲回復っていうのもいいかもしれませんね camera

いつもいつも新しい挑戦で楽しませてくれる気仙沼まるきさん。 これからも期待してますから face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:08

2015年07月09日

若手経営者の会から帰って


取引先銀行の若手経営者の会が仙台でおこなわれ、今回は事業承継についての勉強会でした。 税務の専門家を講師にお迎えしての講演会では、事業承継のいろんなパターンのケースについての講義。 これを実行していくのは実際問題としてすごく難しい、でもやらなければならない課題なので、つい聞く側もメモを取りながら真剣に聞き入ってしまいますね 花丸

勉強会のあとは講師を囲んでの懇親会。 時間を忘れてしまうくらい有意義なひと時で、会員のみなさんも和気あいあいで、次回の開催が楽しみな感じがします。 次はどんな企画にしましょうかねえ icon14

気仙沼に帰ってくると、港では気仙沼に始めて水揚する高知県土佐清水市の11幸丸さんが入港するところでした。 初めてお会いする船頭さん、そして乗組員のみなさん。 若い船員さんがたくさん乗船していて、すごく活気のあるカツオ船ですね。 気仙沼港に初めて入港されたみなさんに、勝倉漁業のスタッフそして魚市場職員・関係業者勢ぞろいでのご挨拶。 これから宜しくお願い致します 船

気仙沼を離れている間にも、気仙沼魚市場にはたくさんの関係船が入港して水揚げをおこなっていただきました。 これまで気仙沼に入港していなかったカツオ船も今年はポツポツと見られるようになって、将来的にはこういう船が主流になってくるのかなあなんて考えてしまったり pc1

就寝前のリビングでカメラをいたずらしながら明日の仕事の事を考える。 忙しい毎日の中にもそんなボーっとする時間っていうのも大切なのかもしれませんね。 きょうの写真はそんな一枚です camera

さあ、週末のお仕事を気合入れて頑張りましょうか。 あすの水揚げも朝が早そうです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:43

2015年07月08日

築地場外市場にて


出張でひさびさに訪れた築地市場で、少しだけ時間があったから場外市場を観光客気分でちょっと散策です。 平日にもかかわらず朝から人通りの多いこと。 さすがは都民の台所、いまじゃ世界から注目される観光スポットですね 花丸

むかし築地市場で仕事をしていた時に足繁く通ったラーメンの「井上」さんも健在。 横にあったお店を買い取ったのか、一軒ほどの店舗だったのが倍くらいの間口になっていたのにはびっくり 音符

それでも入りきれないくらいのお客さんです。 マグロや海鮮物のどんぶり屋さんはどこも満席。 場外市場の路地には明らかに観光客とわかる外国人がたくさんいて、卵焼きを試食したり写真を撮ったりとみなさん楽しそう。 こういう日本的な雰囲気を手軽に味わえるところが人気の理由かな 親指

この写真のお店は、場外市場にある有名な煮込み料理のお店。 煮込み丼を食べてる人もいれば、煮込みをつまみにビールで一杯っていう人も。 お昼時って、築地で夜中から働いている人たちにとってはもう夕方の感覚なので、いたるところで見かける昼から一杯の光景っていうのも、築地で働いていた人なら納得できるはず camera

私もカメラを片手に散策していたら約束の時間になったので、場外市場をそろそろ引き上げようかと思います。 こっちはこれからお仕事なので、まだ晩酌の時間には早いですよね。 さっ!仕事・仕事しましょ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:26

2015年07月07日

将来機関長に!新人船員乗船


先週末、インド洋の漁場に向け新造船から3年目の航海に出港した123勝栄丸に、また新たな新人船員が乗船し、遠洋マグロ漁船員としてのスタートを切りました クラッカー

福岡県出身の19歳。 趣味が筋トレっていうだけに、ベテラン船員の船長と上半身裸になっての筋肉比べでも遜色ないくらい。 沖での操業に問題ないくらいすでに体は出来上がっているから心強い ちからこぶ

あとは船での生活のリズムや環境に一日も早く慣れてくれるといいですね。 在港中の作業では、朝だれよりも早く船に来て、コツコツと作業をする姿がありました。 将来は機関長を目指すという若者です。 みなさんのご指導ご声援のほど宜しくお願いします 花丸


気仙沼ではいま遠洋まぐろ延縄漁船への新人船員の乗船が相次ぎ、将来の幹部船員を目指す彼らを支援する声が徐々に盛り上がってきたように思えますね 船

今回の出港の際も、新聞各社の取材陣やテレビ局のカメラクルーも朝から大忙しの様子。 これから初乗船する若い船員にとっては、新聞やテレビの取材を受ける事なんて人生初の出来事でしょうから、緊張しながらも真剣に対応姿が印象的で、それを見守る親御さんもどことなしか誇らしげな様子に、幹部船員の育成をさらに前進させていかなければと感じました icon14


初乗船するにあたり気仙沼市からも記念品のプレゼント。 産業部長さん直々にお越しになってのセレモニーも行われました。 品物の多寡はいずれにせよ、こういう気持ちが大切なんですよね。 気仙沼のみんなが応援する気持ち、それを受けて本人も「よし、やるぞ!」って気合が入った事でしょう 親指

どうか体に気をつけて、元気いっぱい頑張ってきてほしいと思います。 一航海終わって帰ってくるころには、ひと回りも二回りも大きく成長しているんでしょうね。 大きな期待を胸に見守りたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:37

2015年07月06日

新物カツオが連日大漁


7月に入って、気仙沼港に水揚げされる生鮮カツオが急激に増えてきました。 連日500トン~600トンの量が続き、そのほとんどが前日漁獲の「新物」となっています icon14

朝の水揚げ開始時には、一本釣り船が3隻と巻き網船1隻、合計4隻の水揚げラインが並び、朝5時まえから一斉に水揚げを開始するや、魚市場内にカツオの入ったブルータンクが次々と重ねられていきます camera

このところ魚市場見学の観光客の姿もちらほら見かけるようになりました。 みなさん手にはカメラを持参。 こういう活気のある水揚げ風景って、被写体としてもすごく魅力的に映るんでしょうね 音符


漁場が近いこと、そして素群れが多く、巻き網船にとっては絶好のターゲットとなっている最近のカツオ漁。 そのため群れごと一網打尽に取っているんでしょうか。 1隻のあたりの水揚げ量がハンパない 汗

この前までのトンボ主体の水揚げでは、まとまった金額の水揚げを続けてきた一本釣り船団ですが、巻き網船がこう大量に水揚げしてちゃ、当然かつおの単価も下がるし、水揚げに時間がかかるしで、ちょっと辛抱の時期なのかもしれません 船

かつおのエサも三陸で獲れ始めたという話なので、早航海で効率的な操業を期待したいものですね。 それにつけても、各船の操業には安全第一に、大漁での気仙沼入港をお待ちしています タイ

朝5時前の魚市場はひんやりとすごく気持ちがいい。 この空気感までお伝えできないのが残念ですね。 週明けのきょうはトンボが半分と、ちょっとだけ落ち着いた感のある気仙沼でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:18

2015年07月05日

123勝栄丸がインド洋へ出航!


大安吉日のきのう、気仙沼港からインド洋の漁場に向けて勝倉漁業の第123勝栄丸が出港となりました。 出港当日はあいにくの雨模様ながら、ぞくぞくと見送りのご家族や関係者が集まってきます クラッカー

出港前の大事な儀式、五十鈴神社による航海安全・大漁祈願。 船内の操舵室に設置してある神棚の前で、お祓いや祝詞奏上、玉串奉天、そしてお神酒の振舞。 船頭さんも厳かな儀式の中で、今航海に向けての意気込みが高まってきているようですね タイ

航海の安全第一に、大漁での満船帰途をめざし乗組員一丸となって頑張ってほしいと思います ちからこぶ


船首と船尾には、国旗や社旗、船名旗、そして色鮮やかな大漁旗が掲揚されました。 雨のなかでの出港作業だったので、乗組員のみなさんも大変だったかと思います icon03

出港時間が近づいてきて、船頭の合図で乗組員や会社のスタッフそして関係者が作業甲板に集まります。 今航海へかける想いを乗組員に伝え、そして斎民商店専務さんの発声での乾杯となりました icon14

タグボートもスタンバイ完了。 もやいオールレッコ!の船長のかけ声で、徐々に岸壁を離れていく本船。 「頑張ってきてねえ」っていう家族からの声援を受けながらだんだんと小さくなっていく船影 船


新造船から3年目の今航海も、安全な航海でそして大漁でありますように。 乗組員のみなさんのご健勝を祈りながら、いつまでも手を振り続けました camera

在港中は関係者の皆さんお世話様でした、今航海も宜しくお願いします。 そして乗組員のみなさんにはくれぐれも体を気をつけて頑張ってきてほしいと思います。 行ってらっしゃい! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:17

2015年07月04日

123勝栄丸の出港準備完了!


インド洋での長期航海を終えて5月に帰港し新たな航海に向けての準備作業をおこなっていた勝倉漁業の第123勝栄丸。 これからおこなわれる操業で使用する餌や漁具・資材や食料、そして燃料などの積込も完了し、あとはきょう11時の出港を待つばかりとなりました 花丸

昨日は乗組員それぞれの私物の積込や船内各所の最終チェックなど比較的静かな本船でしたが、今日はこれから社旗や大漁旗を掲揚したり免税品の積込があったりと、出港前にはたくさんの人で慌ただしくなることでしょう。 関係者のみなさま宜しくお願いします icon14

本船横の岸壁には福島県いわき市の38漁福丸さんが。 一昨年、本船と同じ新潟造船で建造され、ここ2年間の航海も出港を同じくする両船です。 今回もやはり同日同時刻に出港となります 親指

漁福丸さんの船頭さんはじめ会社の専務さんやスタッフのみなさんには、今回の帰港中もいろいろとお世話になりました。 今航海もそしてこれからも宜しくお願いしたいと思います m(__)m

本船の出港前には五十鈴神社の宮司さんによる神事、初乗船の新人船員を歓迎する気仙沼市のセレモニー、そして出港式と忙しくなりそうですね。 気仙沼のおかみさん方で活動する「つばき会」のみなさんが声がけしての恒例の出船送りも予定されているみたいなので、五色の紙テープを手に大漁旗の小旗を振って盛大に、安航と大漁への願いを込めて見送りたいと思います ハッピ

記事を書いているうちに時間が無くなってきました。 そろそろ本船に向かう時間がきたようですね 船
それではこちらも気合を入れて出港スタンバイに出発しようと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:48

2015年07月03日

まぐろ延縄漁の餌積作業


7月4日の123勝栄丸の気仙沼出港に向けて、準備作業も大詰めとなってきました。 早朝から真夏のような日差しが降り注ぐ絶好の「餌積み日和」のもと、乗組員総出で延縄漁に使う大量の冷凍餌を積み込んでいきます。 みなさん暑いなかほんとうにご苦労様です 音符

朝8時開始予定のはずが、7時過ぎにはスタンバイ完了との事で、予定よりかなり早い開始時間でしたがスタートの合図。 パレットに重ねられた冷凍餌が、次々とクレーンで魚艙に運ばれていきます。 毎回の事ですけど、なんかだんだんスタート時間が早くなってきたような気がするのは私だけでしょうか。。。(笑)

1時間に約3000ケースほどの作業スピードでしょうか。 保冷トラックからおろされて岸壁に整然と並べられていたものがあっという間に片付いていくんですから。。。 乗組員や会社のスタッフそしてお手伝いいただいた取引先のみなさん、本当にお疲れさまでした 親指


餌積み作業のあいまにはもちろん気仙沼港の「アンカーコーヒー」の差入れで一息ついて。 すごく暑い日なので常務さんにお願いしてアイスコーヒーにしてもらいました 晴れ

船頭さん自らコーヒーを注いでは皆さんに振る舞う姿が。 自称:アンカーコーヒー唐桑支店という冗談も飛び出すだけあって、コーヒーを注ぐ手つきも様になっているような気が。 コーヒーごちそうさまでした cup

冷凍餌に並行して行われた食料品などの積込も順調に終わって、あとは乗組員それぞれの私物を積み込むだけに。 乗組員のみなさんにはくれぐれも忘れ物などないように宜しくお願いしますよ icon14

123勝栄丸はあす4日(土)に気仙沼コの字岸壁からインド洋の漁場に向けて出港します。 みなさんのお見送りお待ちしております。 どうか出港日和に恵まれますように!face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:33

2015年07月02日

新たな航海に向けて始動!


今年もすでに半分が終わって早くも7月。 第123勝栄丸が新たな航海に向けて始動です! クラッカー

あいにくの雨模様となった気仙沼で、これからの操業で使用する漁具や資材などの積込み作業が行われました。 来年の5月までの航海なので、その積込み量も半端な数量じゃありません。 取引先業者のみなさんは朝早くからスタンバイしていただいて、本当にお世話様です 花丸

今航海はじめて乗船する新人船員も、ベテラン乗組員にまじって一生懸命に作業をおこなっています。 全てが慣れない作業かと思いますが、一日も早く一人前の船員になれるように頑張ってほしいですね。 気仙沼市でも新人船員を応援する気持ちを伝えるために、出港時には初乗船へのプレゼントのセレモニーを予定しているみたい。 品物の多寡はいずれにしても、こういう気持ちが大切なんですよね 親指

本船への資材等の積込と並行して、船内では先日もおこなったインマルサット衛星通信での船内LANの最終調整が行われています。 新システムへ移行によって、船上での業務そしてプライベートでの通信をこれまでより安全で快適に行えるようにするためのもの camera

こういう専門的な部分となると、出港後の調整がなかなか難しいところなので、いまのうちに完全なものになるよう調整お願いします。 これまでは船上のサーバーで船内LANを管理していたものを、今航海からは陸上のサーバーでの管理に切り替えて使用するとの事。 これがうまくいけば、他船でも容易に船内LANを導入できるんじゃないかと思いますね。 乗組員のプライベートな通信が安価なコストで可能となるので、船員の福利厚生の面からも期待されるところかと思います 船

漁具や資材の積込作業が終わると翌日には冷凍餌と食料の積込が予定されています。 お天気が回復することを願いつつ、みんなでテルテル坊主でも作ろうかなんて話しながらの和気あいあいの作業でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:32