勝栄丸ブログ

東日本最大といえる漁船の基地港・気仙沼で、毎年行われる講習会があります。　漁業会社のスタッフや乗組員を対象にした「安全・衛生講習会」が今年も魚市場の会議室で開催されました

船員災害防止協会が主催して行わるこの講習会。　今回は漁船の乗組員が沖の漁場で活躍するのに最も大切な船員個人の健康面、そしていま全世界の船舶に搭載されるようになった船舶自動識別装置（ＡＩＳ）についての講義でした

もちろん、いま帰国休暇中の勝栄丸の乗組員も参加し、慣れない座学ですけど熱心に講演を聞く姿がありました。　帰国早々出席した勝栄丸の乗組員の皆さんお疲れさまです


元気に働けるのは健康があってこそ。　メタボリックシンドロームについてのお話しでのＢＭＩ早見表を使っての肥満度のセルフチェック、洋上での食事面の注意点や生活習慣病へ認識の説明など。　みなさん自分の事に照らし合わせて、これからの食生活などを改善してくれればいいと思いますね

そしてＡＩＳ。　この機器が発する信号によって周囲の船舶が自船の位置や進路を把握したり、他船の情報がわかったりと、安全航行には今では欠かせない機器となっていますね

まだまだ沿岸を航行する小さな船舶には搭載されていないケースも多いので、洋上での衝突事故防止のためにはＡＩＳは必須。　ＡＩＳの導入にあたっては国の補助などもあるそうなので、まだ搭載していないよっていう船舶にはこの機会にぜひ導入を検討されてはいかがでしょうか

安全・衛生講習会に参加されたみなさん、暑いなかほんとうにご苦労様でした