宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2015年10月16日

第3回「市場で朝めし」間近に


食欲の秋到来です。 今年も「市場で朝めし」が10月18日(日)に開催されるそうです。 気仙沼港に水揚げされた新鮮なサンマを、魚市場で炭火で焼いてみんなで食べようっていうこの企画ももう3回目 クラッカー

あたり一面にサンマを炭火で焼く煙がもくもくとたちこめ、そのおいしそうな匂いに食欲も全開。 並んで待つ時間もこれまた楽しいひと時ですよね。 今年も必ず行ってみようと思います 音符

この「市場で朝めし」を企画運営していただいている実行委員会の皆さんには、当日に向けての準備や会場づくりまで本当にご苦労様です。 年に一度といわず季節季節の気仙沼の旬の味覚をこうした場所でみんなワイワイと味わいたいものですよね。 カツオや牡蠣、ホタテやホヤ、そしてメカジキやマグロなど、気仙沼には美味しい海の幸がたくさんありますから 花丸


今年のサンマ漁といえば、例年に比べて漁獲量が少ない状況が続いているようです。 8月から解禁の日本漁船によるサンマ漁に先駆けて、5月頃から公海上で台湾や中国などの大型漁船が大量にサンマを漁獲している事もサンマの資源状況にもちろん影響しているんでしょうね face06

ようやく北太平洋のサンマ資源を管理する条約が発足し、これから国際的な交渉を経て管理が進んでいくんでしょうけど、各国の主張がまったく違うので、それも簡単じゃないですね。 聞けば今年の公海上での外国船の漁模様は極端な不漁だとか。 これからの日本近海の漁模様に期待です 新聞

いま獲れているサンマの組成は大型サイズが少なくて中型から小型中心。 気仙沼のサンマのゆうパックが中止されたほど。 自然を相手に漁をする旬のサンマ漁なので、その年その年で大きく事情は変わるけど、沖獲りの外国勢を含めしっかりと管理していかなければならないっていう事なんでしょうね 船

そういう中での今回のイベントです。 サンマ漁船の乗組員のみなさんがたいへんな思いをして私たちに届けていただいたことへの感謝、そしてサンマをめぐる国際的な状況への理解、そういったことも含めて、この「市場で朝めし」を味わっていただけたらと思いますね 食事

前売り券を家族分購入して、当日を楽しみに待ちたいと思います。 あ~、早く食べたいな face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:24