宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2015年11月24日

高雄港での冷凍サンマ水揚げ


台湾高雄港を視察していると、ちょうどタイミングよく冷凍サンマの水揚げを行っている現場に遭遇したので、船主さんにお願いして見学させていただきました。 お忙しい中ありがとうございました 船

三陸沖で操業する台湾の大型サンマ漁船から冷凍運搬船に洋上転載し高雄港に搬入されたもの。 パレットに積みつけられた冷凍サンマが運搬船の漁艙から次々と陸揚げされていきます camera

今回水揚げしているサンマは約3か月分で150トンほどの量だとか。 一か月あたり50トンほどの漁獲しかなかったそうで、昨年に比べて相当少ない量で、今年のサンマ漁はもうからないと嘆いておられました 汗


屈強な作業員たちが上半身裸で水揚げ作業を行います。 洋上でサイズごとに選別されきれいに並べて船内凍結。 日本の冷凍さんま製品とは考え方がちょっと違います。 台湾のサンマ船は乗組員が70名も乗船しているので、サイズ選別は手作業で行うみたいですね。 それにしてもこれだけの量を洋上でそれも手作業で選別するんじゃ乗組員もすごく大変でしょうね ちからこぶ

台湾漁船が操業する北海道から三陸沖の公海漁場でも、今年は大型のサンマが少なかった模様。 特大サイズは約1割だとか。 見たところほとんどが130gくらいの平均じゃないかと思います。 これは日本近海と同じ組成ですかね。 気仙沼で毎日のように水揚げされているサイズ組成と同じような感じかな ブック

冷凍運搬船から陸揚げされた冷凍サンマは、サイズごとにパレットに積み上げられ、フォークリフトでそのまま保冷車へ。 これからロシアや中国などへ輸出するんだと話しておられました。 サンマはもうすでに国際的に流通する魚種になったんですね。 中国なども実績作りのために三陸沖公海漁場での操業を拡大させていると聞きますから、これからの国際的な資源管理が大変そう pc1

この会社では2隻の大型サンマ漁船を主有していて、このあとは南米アルゼンチン沖での松イカ漁に向かうそうなので、次はイカをたくさん獲ってマグロ漁の餌としての供給を期待しています icon14

偶然にも見学できた台湾漁船からのサンマ水揚げ。 昨年に引き続きほんとラッキーでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:43