宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年01月17日

ベノア港内での予防接種


補給などのためインドネシア・バリ島ベノア港に入港した勝倉漁業の123勝栄丸の作業が順調に進んでいます。 連日30℃をはるかに超えるような天候のもと、炎天下での作業はみなさん大変でしょうね 晴れ

それでも乗組員の皆さんはひさしぶりの陸地を踏んで、作業しながらもみな笑顔で楽しそう。 乗組員の皆さんのこういう明るく元気な表情っていうのは、こちらの仕事もやりがいを感じますね 花丸

外は灼熱の太陽、船内はエアコンが効いているからまさに天国って、ブリッジに出入りする業者の皆さんが口々に。 こうも温度が違っては体調管理もしっかりやらないとねということで、乗組員へのインフルエンザ予防接種という事になりました。 これは本船で毎年おこなっている事で、以前の航海で沖で大変な目にあった教訓からのもの。 今年も入港前にすべて手配済みでした ブック

市内のお医者さんに船まで出張してきてもらって、操舵室を診療室に見立てての準備。 乗組員の皆さんも、予防接種の順番待ちで操舵室に集まってきました camera


日本人船員とインドネシア船員、20名以上もの予防接種なので、ワクチンを準備するほうもチェックに余念がありません。 クルーリストを確認しながら順番にお医者さんの前に座っていきます ちからこぶ

まずは氏名の確認、そして血圧チェック。 前におこなった時には緊張のためか血圧が突然高めになったりして、予防接種ができない船員もいたけれど、今回はみんな慣れてきているのか、血圧のチェックでも異常な数値を示す人はなく、スムーズに進められてよかったですね。 今回初乗船の新人君も皆にまじっての予防接種。 痛いといっても一瞬なので、笑顔で痛さをごまかしているのかもね 親指

インドネシアの人たちは普段あまり病院にかかる習慣がないのか、注射っていうもの自体あまり経験がないんだとか。 いかつい体に似合わず、予防接種にビビっている船員が多くいて、終わった人に「痛かった・・」って聞くっていう姿も、日本の子供達を見てるみたいですごく微笑ましい光景でした。 これも元気に操業をおこなってもらいたいからこそ。 予防接種を受ける船員たちを見ながら健康を願いました icon14

123勝栄丸恒例のインフルエンザ予防接種。 今年はなんとかスムーズに終わりよかったです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:31