宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年02月10日

仮設商店街の入居期間延長か


東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼沿岸部の商店街。 震災後、市内数カ所に仮設の商店街が設置されて、最近では日々の生活の中に違和感なく溶け込んできている感じがします camera

気仙沼市内の仮設商店街の様子は勝栄丸ブログを通じてこれまで何度もお伝えしてきましたね。 当初の予定では、仮設商店街の撤去まで5年という期限が設けられていたものが、どうも延長になるかもしれないというニュースです。 いまの気仙沼の復旧・復興状況からすれば当然の決定だと思いますね 新聞

報道によると・・・
【中小企業庁は東日本大震災の被災地の仮設店舗について、これまで完成から5年としていた撤去費用の国費負担の期限を最長2年半延長し、2019年3月末までにすることを決めた。 入居者が仮設で営業できる期間の延長に繋がる。 震災から5年となる今年は多くが期限を迎えるため、取り扱いが焦点となっていた。 仮設店舗の入居期限は所有する自治体が判断するが、国の補助がなくなると多額の撤去費用を負担する必要があるため、補助の期限が実質の入居期限となっていた。 今回の決定で入居期間を延ばす動きが広がるとみられる。。。】

気仙沼の沿岸部を見渡すと、嵩上げ工事の遅れなどからまだまだ建物の再建ができない状況が続いています。 いま協議会や検討会で議論が進められている内湾地区などもこれから ブック

いま仮設店舗で営業している方々が、近い将来に恒久的な店舗を構えて移転するまでの間、出来るだけの配慮をお願いしたいですね。 無期限っていう訳にもいかないんでしょうけど、街の再生・復旧状況とこうした制度のスケジュールがきっちりリンクしていく事が求められているんだと思います マイク

仮設店舗はあくまでも仮設なので、ここで営業している方々が一日も早く新天地で営業再開できることを願います。 そうした一つ一つが気仙沼の復旧・復興に繋がっていくんでしょうね face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:19