2016年02月16日
88勝栄丸が清水到着
インド洋でのマグロ漁を終えて、勝倉漁業の88勝栄丸が水揚基地の静岡県清水港に到着しました。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期航海本当にお疲れさまでした
朝8時過ぎに港の入り口に姿を見せた本船は、慎重な操船でゆっくりと港内に入ってきます。 本船の背景には雪をかぶった富士山がくっきりと。 風もなく温かい日和でなによりでした
岸壁では関係者が接岸のスタンバイ。 本船からもやい綱が投げ放たれると、陸上のスタッフがもやい綱を手繰り寄せてはビットに固定。 スムーズな接岸作業、皆さんお世話様です
外国往来船なので、接岸後に税関職員が乗船し本船の検査が行われました。 この手続きは毎回必ず必要な手順。 税関の検査が終わるまで、乗船することが禁じられているんです
予定通りの入港・着岸となったので、昼からは冷凍マグロの水揚げの予定。 二日間にわたって魚艙に満載してあるマグロ類を水揚げ・仕分け・選別していくんです。 今回の水揚げにはミナミマグロも含まれているので、もちろん水産庁の駐在官も立ち会っての検査をおこないます
インド洋の漁場からバリ島ベノア港まで約一週間、そしてそこから日本まで12日間、途中時化の日もあったそうですが、無事に清水到着してホッと一安心。 完全防備で水揚げに臨みたいと思います
88勝栄丸の乗組員の皆さん、気仙沼まであと少しです。 宜しくお願いします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
07:12