勝栄丸ブログ

インド洋の漁場から気仙沼に帰港し、木戸浦造船さんでの上架していた勝倉漁業の88勝栄丸が、すべての整備作業を予定通り終えてドックからの下架の日を迎えました

早朝の木戸浦造船に乗組員や会社のスタッフたちが集まります。　船体を海に戻す前に船底まわりの最終確認。　塗装状態や保護亜鉛板の装着状況、船尾付近のプロペラや舵まわりなど

機関室では船底弁などの最終チェック。　予定していた下架時間となって、ゆっくりと海に戻される本船です。　徐々に船体が海に浮かび始め、約1時間ほどで完全に海面に浮上しました

作業艇に曳航されながら気仙沼魚市場南側の岸壁に到着。　風もなく比較的暖かな陽気なので、岸壁での作業もスムーズです。　まだ残る機関場の工事もあと僅か。　工期通りにお願いしますね

いま気仙沼港は太平洋やインド洋から帰港したマグロ船で岸壁も満杯。　船会社間の連絡で予定を調整しながら岸壁を融通しあって使っていかなければなりませんので、皆さま宜しくお願い致します

来週初めにはプラザホテル下のカメイ前の岸壁にシフト予定。　出港まであと2週間を切りました。　塗装を施された船体もきれいに仕上がって、出漁に向けての雰囲気も盛り上がってきましたね

これから出港までのあいだに、延縄漁で使用する様々な漁具や道具類、冷凍餌や食料、そして燃料油や潤滑油などが積込まれる予定で、勝栄丸ブログでもお伝えしていきたいと思います

木戸浦造船からの88勝栄丸の下架が完了して、いよいよ出漁に向けての仕込み作業が始まります