宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年03月01日

木戸浦造船での工事順調


インド洋での長期航海から帰港して気仙沼の木戸浦造船さんで船体や機器類の整備工事をおこなっている勝倉漁業の88勝栄丸。 ドックにおじゃますると、新造船や修繕の船で木戸浦さんの船台は満杯状態。 造船所や関係業者の工員さん方が忙しく動きまわる中で、金属音や溶接の音、そしてクレーンが作動する警報音などがこだまして、本当に活気のある現場ですね 音符

88勝栄丸の周りには仮設の足場が設置され、船体のタッチアップや塗装が開始されました。 以前は木製の足場だったものが、安全指導があって現在のしっかりしたタイプに変更され、その影響で費用がかなりかかり増すようになったのが痛いところ。 1週間や10日ほどのドックが終われば撤去される足場にこれだけの費用がかかるのはほんともったいないような気がします。 なんとかならないものでしょうかねえ face06

機関場に足を踏み入れるとそこではエンジンなどの機器類の整備中。 専門の整備業者さん、熟練の技術者が狭い機関室で油汚れになりながら黙々と整備作業を進めています。 そしてブリッジでは無線屋さんが通信機器や航海計器の整備調整をおこなっていて天井裏や配線がむき出しに。 船の年数が経ってきて最新の機器へと交換するものも徐々に出てきましたね 船

先日上架時にオーダーした修理箇所などを中心に現場の視察。 一日中寒いなかでの作業、関係業者の皆さん方ほんとうにご苦労様です。 気仙沼に帰港したら皆さんが頼りですから宜しくですよ ちからこぶ

乗組員の方々には極力現場に出てこなくても済むように、ゆっくりと休暇を過ごせるように配慮したいところですが、何かあると打ち合わせなどのため出動してもらう事もあって。。。 でもできるだけ陸上スタッフや現場監督さんを中心に対応しながら、終わりまで工事をしっかりと見届けていきたいと思います camera

今週末頃には本船の下架が予定されています。 木戸浦造船さんでの作業ももう少しです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:34