宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年04月05日

気仙沼産カツオのたたき


4月になってだんだんと気仙沼のカツオのシーズンが近づいてきましたね。 例年ですと5月末から6月にはその年の初水揚げがおこなわれる気仙沼港なので、あと2か月ほどでしょうか 音符

南の海域での漁模様がだんだんとまとまってきてはいるものの、7kg以上の大型カツオが水揚の中心だとの情報。 いまは千葉県勝浦港に集中している水揚げももう少しすると気仙沼に移ってくるんでしょうね。 近海カツオ船の好漁と各船の安航をお祈り致します 船

気仙沼では近年、生鮮かつおを使ったタタキ製品の製造がブームになっていて、量販店などでも気仙沼産のカツオのたたきが見られるようになってきました。 たまに食べるけど美味しいですよね 親指

気仙沼魚市場に水揚げされた新鮮な生鮮ガツオを4枚におろして表面を火であぶる。 生のカツオが苦手だっていう方でもこのタタキならOKっていう人も結構いたりして。 気仙沼に水揚げされる時期は生鮮ガツオを原料に、オフシーズンは陸凍したカツオを使って周年商品にしている模様 食事

取引先から焼いたばかりのカツオのたたきを頂きました。 いま勝浦港に水揚げされているカツオを原料に加工したものかも。 鮮やかな赤身、もっちりとした食感。 すごく美味しいタタキでした camera

震災で大きな被害を受けた気仙沼では徐々に水産加工場の復旧が進んで、こういうかつおのタタキなどの製品をつくる業者さんも増えてきました。 量販店で見かけたときはぜひ買ってみてください icon12

震災から5年がたって、これまで暫定的に認められてきた魚市場の荷捌き場でのカツオの荷造りが今年の漁期からできなくなるとの通知です。 震災前のように各社の工場でおこなうようにっていう事なんだけど、こういうのも水産各社の復旧が進んできたことの一つの現れなんじゃないかなあって思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:10