2016年06月14日
気仙沼水揚げが一気に800トンに
遠洋マグロ漁船の水揚げ基地・清水港でのマグロの値決めを終えて気仙沼に戻ると、気仙沼魚市場が大変なことになっていました! なんとカツオ船や巻き網船が24隻も入港して、その数量は合計800トン以上にもなって、早朝から魚市場職員や問屋関係者などが大忙し。 広い魚市場が狭く見えてきます
かつお一本釣り船が三陸沖で狙っているのは旬のビンチョウマグロ。 ほとんどが冷凍されてシーチキンなどのツナ缶の原料になります。 それでも800トンものビンチョウの水揚げとあって、水揚げに使用する500㎏タンクが足りなくなるんじゃないかと大騒ぎ。 それでも何とかこなすのが気仙沼魚市場ですね
まとまった数量のビンチョウの水揚げとあって、気仙沼魚市場の入札相場も先週よりちょっと安めかな。 それでも1日に800トンもの魚をさばくんだから、気仙沼の市場関係業者の皆さんはスゴイです
そしてこの日は巻き網船によるクロマグロの水揚げもありました。 100㎏前後の大型クロマグロが約300本ほど。 ひと網で30トンほども巻いてしまうんだから、巻き網船の漁獲能力は相当なもの
他港でも巻き網船によるクロマグロの水揚げが続いているので、価格的にはそれほどの単価ではないのがもったいないと言えばもったいないけれど、でもこれもこの季節の風物詩なんだと思います
早朝から夕方までかかってすべての魚を水揚げして、気仙沼港内の岸壁は泊まりのカツオ船などで一瞬のうちに隙間なくぎっしりとうまって隙しまいました。 久しぶりに気仙沼に入港された乗組員の皆さんは、それぞれの気仙沼を楽しむことでしょう。 関係者の皆さん、1日ほんとうにお疲れさまでした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:25