2016年07月01日
面瀬小学校のマグロ船見学会
7月1日に出港する123勝栄丸を舞台に、気仙沼市立面瀬小学校の5年生によるマグロ漁船見学会が行われました。 これは本船の新船建造時から協力している事業で今回で4度目となりますね
午前10時過ぎの港町岸壁に、テレビの取材クルーや新聞記者の方々がスタンバイ。 今回も遠洋マグロ漁船のOB「海友会」の皆さんに生徒さん達の案内役を務めていただきました。 打ち合わせをしながら待機していると、面瀬小学校の生徒さんたちが引率の先生や市職員の方々と一緒に本船に到着
気仙沼地域の主要な漁船漁業であるマグロ漁業に関する学習を通して、地域のかけがえのない財産である風土と食文化を次の世代に伝え、魚食文化の大切さと地産地消を図ることを目的に毎年開催されているマグロ船の見学会です。 こちらも漁場図のパネルやマグロの模型を用意したりして、すごく楽しみにしてました。 雨もなんとか持ちそうな様子で、曇り空ながら天候にも恵まれてよかったですね
安全対策を施したタラップから生徒さん方が続々と乗船。 デッキに整列完了で見学会の開始です。 まずは私から気仙沼の遠洋まぐろ船の操業エリアや漁法、123勝栄丸の航海の概略、そして現在おこなっているマグロの資源管理などについて説明。 生徒さん達もノートをとりながら真剣な表情
そして海友会の皆さんのご案内で、3班に分かれての船内探検。 ブリッジでは船長による航海計器類などのお話しを聞いて、準備・凍結室や甲板長倉庫、船員室やサロンなどを見学。 発電機が作動している機関室では、大きな音を立てて動いている機器類に生徒さん達も興味津々といった様子でした
そしてマグロ船探検の締め括りには、123勝栄丸が3次航海で漁獲したメバチマグロのづけ丼の試食会。 本船の食堂で北かつ職員が準備して振る舞ってくださいました。 実際にマグロを獲ってきた船の上で食べるマグロ丼は、生徒さんたちにとって思い出に残る特別な味だったんじゃないかなあと思います
面瀬小学校の先生方、市の職員や海友会の皆さん、そして気仙沼の魚を学校給食に普及させる会と北かつ職員の皆さん、勝栄丸乗組員と会社スタッフの方々、皆さんほんとうにお疲れさまでした。 最後に生徒さんと先生方などみんなで記念撮影。 出港前のとても楽しいひと時でした
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:40