宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年08月27日

サメ類をCITES付属書Ⅱへ掲載の動き


東京への出張から気仙沼に戻って、隙間なしのスケジュールをこなす一日となりました。 このところの台風の影響で関係しているカツオ船の入港あったりなかったり。 魚市場の水揚げが安定しません pc1

午後の時間帯に気仙沼魚市場の会議室で「サメ類に関する国際動向等についての情報交換会」がおこなわれたので、会社のスタッフとともに出席。 主催者側の自然資源保全協会(GGT)の石川代表理事さんは、数年前まで日かつ漁協の組合長を務められていた方。 その節は本当にお世話になりました。 お元気そうで何よりですね。 久しぶりに石川さんのお声を聴いて、すごく懐かしいです 花丸

マグロ延縄漁業の混獲種として漁獲されるサメ類。 世界的にサメヒレを含むサメ利用の規制がだんだんと厳しくなってきていて、環境保護団体の圧力や動きがここにきてまた活発になってきた感じ 汗

9月24日から南アフリカ共和国のヨハネスブルグで開催されるワシントン条約第17回締約国会議(CITES CoP17)に、オナガザメ類、クロトガリザメなどをCITES付属書Ⅱへ掲載する提案がなされる動き。 オナガザメ類は3種類あって、資源的にまったく問題無いものもあるけれど、簡単には種類の見分けがつかないからこの際全部まとめて掲載しちゃえっていうんだから、あまりにも乱暴な提案だと思いませんか マイク

今回の付属書Ⅱへの掲載提案のなかで、実質的に日本の漁船が漁獲しているのはオナガザメ類だけですが、このような商業利用種の付属書掲載は、日本漁船だけじゃなく沿岸諸国にも大きな混乱をもたらすことが懸念されます。 加えて、いま各海域の条約での規制措置「船上保持禁止」、これが拡大していく恐れもあり、他の魚種への規制強化の影響も心配されるところですね 船

資源を守りながら利用していくため、関係国は協力して決められた規制を守ることは勿論ですが、私たちがおこなっている遵守状況について、世界中に向けて広く発信していくことが重要になってきています ブック

漁業活動をおこなっていく上では環境保護に向けてのこうした動きと相対していかなければなりません。 日本の外交力と交渉力が試される時。 こうした世界の動きにアンテナを張りながら、過剰な規制が導入されないように国にはしっかり対応してほしいと思います。 GGTそしてNUSの皆さま、情報交換会でのプレゼンテーションお疲れさまでした。 とても参考になる勉強の時間でした face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:31