宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年09月06日

気仙沼の生鮮かつお 20年連続日本一確実!


早いものでもう9月となりました。 今年は5月末に初水揚げされてから、カツオ船の漁模様に一喜一憂しながらのここ数か月間。 後半戦の漁が順調に推移する事を願うばかりです 船

昨日入手した集計資料によりますと、8月末現在での気仙沼の生鮮かつおの水揚げ数量はライバルの房州勝浦港を抜いて日本一になったとの情報。 気仙沼が11,619トンそして勝浦が11,514トン。 105トンほど気仙沼が上回った模様。 今年は漁模様が不安定で心配したけれど、今年もついにやりましたね クラッカー

これまで気仙沼港の総力を挙げて目指してきた生鮮かつおの20年連続日本一の座。 これはなにより、高知県や三重県そして宮崎県などのたくさんのカツオ船団の活躍のおかげ。 震災を乗り越えて、気仙沼魚市場の役職員の皆さん、鮮魚仲買人の方々、各魚問屋の漁船誘致、燃料や漁具・氷屋さん、運送業者など、たくさんの方が一生懸命に取り組んできた結果だと思います 花丸


今月に入って、沖合でまた漁模様が回復してきて、気仙沼から1昼夜ほどのところに漁場が形成されて、いわゆる2番手・3番手のカツオが中心となっている水揚げ状況だけど、徐々に漁場も気仙沼に近いところで釣れ始め、もうじき翌日の水揚げに間に合う漁場形成になってくるんじゃないかと思いますね icon14

昨日14時過ぎには気仙沼魚市場に到着した123佐賀明神丸さん。 朝5時開始のカツオの水揚げ時間までは、乗組員の皆さんもしばしのプライベートタイム。 ゆっくり過ごしてほしいと思います 音符

昨日は450トン、きょうも400トンほどのカツオの水揚げです。 このまま順調に推移すれば、生鮮カツオ20年連続日本一はさらに確実なものとなるでしょう。 その為にもこの9月が勝負時。 操業各船が事故や怪我なく、カツオを満載して入港されますことを期待しながら見守っていきたいです 親指

気仙沼の生鮮かつおが20年連続して日本一となった事はまだ報道されいないけれど、まず間違いない事実。 もう少したって確実なラインに来たら大々的に報道されるんじゃないかと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:39