宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年09月12日

中部ベトナムのちっちゃな漁港にて


ベトナム中部の都市・ダナンから車を走らせること約3時間。 今回の目的の一つであるムロアジの水揚げ現場を視察しました。 ムロアジは遠洋漁船でのマグロを釣る餌として広く使われている小魚 camera

南シナ海が主な産地で、ベトナムそして中国がメインの供給国。 いま南シナ海の情勢は、中国の強引な海洋進出によって大きく様変わりしてきましたね。 ムロアジにとっても大きな影響があるんです 汗

中部ベトナムのダナン以北の海域では、ベトナムの漁船がほとんど操業できず、中国への抗議行動でたまに大挙してデモをするだけなんだとか。 ほんと困ったものですね タイ

ムロアジの漁期は一年間に数ヶ月と短期間だけの生産。 今年はエルニーニョの影響もあって海水温度が高く、1か月ほどは長くムロアジを生産できるんじゃないかと話していました マイク


現地の人しか絶対に入り込まないよなあっていう小道を進むと、そこには小さな漁港がありました。 なんていう漁港なのかはわからないけれど、日本の漁港とは全く違ってものすごく小規模 音符

いまにも壊れそうな桟橋。 そしてそこに接舷された木製の小型漁船。 各桟橋は網元の所有になっていて、ムロアジを獲っている漁船はその契約漁船なんだそうです。 氷と燃料などを網元が提供しムロアジを獲ってきてもらうシステム。 完全に網元主導でのビジネスになっているのがわかります 船

ムロアジが獲れる可能性がある月まわりに視察日程をあわせたかいもあって、タイミングよくムロアジの水揚げ現場に出くわすことができました。 当日水揚げされていたものは比較的小型が中心。 それでも10㎏換算で80~90尾相当のまずまずのサイズも上がっていて、鮮度も上々の様子 花丸

外国人がほとんど足を踏み入れない漁港なので、作業している市場の皆さんは好奇の目で私たちを見ていました。 それでも皆さん人懐っこくて人が良さそうです。 こういう産地を一つ一つ開拓してきた餌業者の努力はたいしたもの。 私達もこういうチャレンジ精神を見習わなくちゃいけませんね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:48