宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年10月01日

連日水揚げ中!『気仙沼の戻りガツオ』


早いもので今日から10月になりました。 気仙沼も朝晩は特に涼しくなって、上着を一枚羽織っても寒いくらいの気温に。 最低気温が15℃くらいの予報だけど、早朝の魚市場はもっと寒く感じますね もみじ

6月から始まった気仙沼での今年のカツオシーズンも4ヶ月が経って、これからまさに正念場を迎えようとしています。 10月はもちろんのこと11月まで続いてくれることが関係者一同の願いです 船

カツオの群れもだいぶ沖合にそして北側に移り、三陸沖というよりも位置的には北海道沖となっていますね。 その一方で、中型船より小さな船は気仙沼から数時間走りのポイントでのカツオ漁です 花丸



昨日は、高知県の11佐賀明神丸と23佐賀明神丸、そして28勝栄丸が近海漁場のカツオを釣っての入港。 そして今日は83佐賀明神丸さんが北海道沖で漁獲したカツオを持っての入港でした クラッカー

各船頭さん方にお話を伺うと、北海道沖での漁獲はひと頃の勢いはなくなったものの、まだカツオの群れは見えているのでこれからまだ可能性は十分あるとのお話し。 昨年の漁獲量を目標に頑張りたいとのお言葉。 近海漁場は群れは見えているものの餌の食いつきがイマイチだけど、貪欲に群れを探して、新口を中心に早い航海で稼いでいきたいとのコメントでした マイク

先日までは近場のカツオは脂がのっていなかったけど、ここにきて脂のりが出てきました。 前日の漁獲で鮮度がいいだけに赤身の冴えがよく、これに脂のりも加わればすごく魅力的な商材になります。 そして北海道沖のカツオはもうすでに『戻りがつお』の様相。 もう少し漁場か近くなると更にいいですね camera

今日のメイン写真は11佐賀明神丸船頭さんの水揚げ中のスナップ。 このところカツオの漁獲が順調で、魚市場での水揚げ中も終始笑顔のいい表情です。 まだまだ続く三陸沖でのカツオ漁が安航で大漁でありますように。 各カツオ船の船頭さん乗組員の皆さん、週明けにまたお会いしましょう! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:51