2016年10月07日
台風明けの第23佐賀明神丸
台風18号に備えて気仙沼に避難入港していたカツオ船がいっせいに出港となった翌日。 すぐに、気仙沼からほど近いポイントでカツオを釣ったとの情報が入り早朝から水揚げとなりました
高知県の第23佐賀明神丸さん。 明神水産の社長さん自ら陣頭指揮を執る本船は他の近海カツオ船より小型のタイプの漁船だけれども、その漁獲ペースは群を抜くものがありますね
ここまで順調に水揚げをのばしてきて、昨年以上の成績になるのもほぼ確実となってきたようにも思えます。 ほんとうにすごい船です。 船頭さんにお話を伺うと、気仙沼から2時間ほどの場所で漁獲したんだとか。 まるまると太った活きのいいカツオが、3カ所の魚艙から同時に水揚げとなって
一分一秒でも早く漁場に向かいたいという船頭さんの意気込みが、乗組員たちへの指示の声からも伝わってきます。 さすがです。 日本一のカツオ漁師の姿勢はすごく勉強になります
乗組員たちに気合を入れながらの水揚げが終わると、休む間もなくもやい綱を解いて岸壁を離れる本船。 翌日の水揚げに間に合うようにと、全速力で漁場へと向かいます。 一足先に漁場で操業中の僚船の情報や水温情報などを参考にしながら、短時間の沖出しのあいだに的確な判断を下すのでしょう
10月に入ってもまだまだカツオの群れが見え続けているとの情報なので、昨年みたいに早く終漁してしまうことなく、10月もそして11月もこの調子でカツオが揚がってくれることを期待しています
第23佐賀明神丸さんのこれからの操業が安全で大漁でありますようにとお祈りいたします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
06:53