2016年10月25日
「けあらし」の季節となって
放射冷却の影響か、急激に気温が下がって真冬のような寒さになった気仙沼港の朝。 スタッフの話しでは朝の気がは1℃台で、会社の車の窓ガラスが凍っていたそうです。 どうりで寒い訳だ
10月も下旬となって、三陸沖のカツオ船の操業も終盤戦となってきました。 水揚げ作業をする乗組員の皆さんも、防寒対策をしっかりと。 朝の挨拶は「ほんと寒いねえ・・」から始まります
これからの時期に気仙沼湾で見られるのが「けあらし(気嵐)」ですね。 急激に気温が下がり、水面の水蒸気を冷やすことで霧のような現象となることなんですが、これがすごく綺麗なんですね
徐々に明るくなってくる気仙沼湾。 カツオ船やサンマ船のライトに照らされて青く光る海面。 そして今シーズン初めて目にした気嵐。 まだ本格的な気嵐にはなってないけど、いい被写体になりますね
カツオ船の漁場は近海が主体となって、その群れも徐々に南下の様相。 各船ともに数トン程度の漁獲だけれど、単価が高いから少しいい漁だと結構な水揚げ金額になる。 こんな調子でいくのでしょう
一方のサンマ漁船は連日大漁。 各船満船レベルの漁獲量で、三陸沿岸の各港に分散しての水揚げ。 ひところに比べて単価が下がったとはいえ、この数量でこの単価なら相当な水揚げ金額になってきているんじゃないかと思います。 大型サンマ漁船の皆さんは12月まで漁が続くのかな
一気に秋も深まってきた感じのする気仙沼港。 カメラを構える機会も増えそうな気がします
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
09:12