宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年10月31日

123勝栄丸のまぐろ漬け丼


早朝からの気仙沼魚市場での仕事を終えて、会社に戻ってのオフィスワーク。 連日のようにカツオ船が日替わりで気仙沼に水揚げしてくれているから、忙しい中にも充実感がありますね 船

時化のあと、先週末に出港した各船は今週初めからまたカツオの水揚げを再開。 これからの三陸沖のカツオの漁模様がどんなふうに推移していくのか、一喜一憂しながら見守りたいと思います 音符

午前中の事務所での仕事がひと段落した時間。 お昼にはちょっと早いけれど、朝からほぼ何も食べずに仕事をしていたからお腹が空いて、事務所から至近の「北かつまぐろ屋海の市店」に 食事


まだ早い時間帯だったこともあって、すぐに席に案内していただきました。 メニューを見ずに、いつもの「まぐろ漬け丼」を注文。 北かつまぐろ屋特製の漬けダレとの相性抜群のマグロ丼です camera

ふと目の前を見れば、店長おまかせ丼の看板が。 あとから入ってくる人たちはけっこうな割合でこのスペシャル海鮮丼を注文していて、そっちにすればよかったかなあって。 まあ、また機会があるでしょうから、その際に食べることにしましょう。 それにしても、メバチマグロ・びんちょう・ネギトロ・漬けマグロ、そしてイクラまで全部入って1580円だから、お得感抜群ですね 花丸

そうこうしているうちに、まぐろ漬け丼がでてきて。 北かつまぐろ屋さんで今使っているメバチマグロは、勝倉漁業の123勝栄丸がインド洋で漁獲したもの。 気仙沼で水揚げして、気仙沼で加工して、気仙沼で提供されているんです。 皆さんもよかったらぜひ、勝栄丸のメバチマグロをご賞味ください タイ

きれいな赤身、モチモチっとした食感、旨味が凝縮されたまぐろ漬け丼はおススメですよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:43

2016年10月30日

寒い時には「辛シビつけ麺」


気仙沼で人気のラーメン屋さんといえば「まるき」さんですね。 昨年まで勝倉漁業の仮事務所をおいていた近くにお店があったから、しょっちゅうお昼ご飯を食べに行っていましたね 花丸

いまは事務所も魚市場近くの弁天町に移転しましたが、お昼時には車を走らせては美味しいラーメンを食べに行っています。 行列を避けてちょっと早い時間帯に行くのがスムーズです 食事

今週もまるきさんにお邪魔してのランチタイム。 お気に入りの「唐シビつけ麺」を注文。 聞けば、寒い時にはなぜか「つけ麺」が出るんですよねえって店主。 それぞれにお気に入りがあるんだと思います noodle

金曜日だけの限定メニューとか、週替わりメニューとか、定番メニューのバージョンアップとか、常に工夫を凝らして味を追求しているのが素敵です。 そういう姿勢に共感してファンが増えるんでしょう icon14

これからもっともっと寒くなっていく気仙沼ですが、そういう時にはまるきさんの「辛シビつけ麺」で、お腹の中から暖かくなるっていうのもいいんじゃないかと思いますよ。 また食べに行きますから宜しくです 親指

週明けにはもう11月になっちゃいます。 あと今年も2か月を残すのみ。 マグロ船の運航や水揚げも忙しくなる季節なので、勝栄丸ブログを通じて皆様にできるだけお伝えしていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:21

2016年10月29日

カツオ船が31隻も入港して


10月も残り少なくなって、だんだん季節も冬に向かっている気仙沼港です。 朝晩は本当に寒くなりましたね。 早朝から魚市場で働く皆さん方は、防寒着を着込んだりとすでに冬の装い 雪

きょう沖合の漁場は相当時化模様だとか。 操業中のカツオ船団はほとんどが気仙沼に帰港して、今年最多の31隻ものカツオ船が入港となって魚市場と湾内を埋め尽くしました 船

各船ともにそれほど多くない積荷なので、短時間での水揚げを終えると船の入れ替え作業が頻繁に行われ、魚市場前の湾内はライトを照らしながら順番を待つカツオ船がたくさん。 これだけ多くの船が入れ替わるように接岸するけど、接触事故などがほとんどない。 操船技術の高さなんでしょうね 花丸


魚市場の南側岸壁には、探照灯を煌々と照らしたサンマ船が接岸して水揚げ中。 6隻で500トン近くのさんまの水揚げ。 各港の市況を見ると、一時に比べて落ち着いた値段になったサンマですが、各船ともにまとまった漁があるみたいなので、金額的には延びているんじゃないかと思います 金貨

対岸の山々に低くのびた雲ライン。 湾内のカツオ船とのコントラストがすごく綺麗で思わずカメラを向けてしまいました。 水墨画のような雰囲気の写真っていうのを意識したんだけど。。。どうかな camera

そして魚市場に4重に横付けした宮崎のカツオ船団。 きょうの日中は時化模様なので、操業開始の時間に合わせ夕方には各船いっせいに出港していくものと思われます。 明日あさっては天候にも恵まれるみたいなので、週明けの鰹の水揚げに期待したいですね。 皆さん気をつけて頑張って下さい 音符

今年のカツオ漁は終盤戦となって、あと何回気仙沼港の様子をお伝えできるかわかりませんが、その時々の心にとまったシーンとともに勝栄丸ブログでお伝えしていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:01

2016年10月28日

第8朝洋丸が気仙沼港に帰還


北海道の根室沖で先月、ロシア当局の臨検を受け、その後、国後島古釜布に連行されていた北海道稚内のサンマ棒受け網漁船「第8朝洋丸(199トン)」が、およそ40日ぶりに解放されたとの報道 新聞

第8朝洋丸は日露間の漁業協定に基づき、ロシアの排他的経済水域(EEZ)内で操業。 先月16日、ロシアEEZを出る際、警備局の臨検を受け、規定量を超えたサバなどを捕獲していたと指摘さていました 汗

乗組員の大半は気仙沼付近の出身で、解放された第8朝洋丸は気仙沼港に向けて出発、昨日気仙沼に無事到着した模様。 乗組員17人の健康状態に問題はないということですが、船会社側は先週ロシア側に対して、裁判前に船を解放させるため、「担保金」を支払ったということです ドル袋

毎年サンマ漁の出だしは、北方領土のロシア海域が主漁場となるのですが、今年は当初からロシア警備局の検査がとても厳しくて、帰港予定に遅れが出ることもたびたび。 特に今年はサンマの群れにイワシやサバの混獲が多くて、ロシア側のルールに合わせて操業するのがすごく大変だったと聞きます 船

その中での朝洋丸の拿捕。 外国の200カイリ水域で操業する場合には、マグロ船でも相手国のルールをしっかり認識し守っていないと大変なことになるのは痛いほど経験してきたこと。 実際に数年前のブラジルでの拿捕では、海鳥混獲回避対策をめぐってで大きな問題となりましたね face06

これからも同様の問題が発生しないように、マグロ船に関しても様々な規制措置の内容を再確認しながら操業を行っていかなければならないと、この報道を聞いて改めて認識させられました タイ

気仙沼に無事帰港した第8朝洋丸とその乗組員の皆さん。 まずは船体解放と乗組員の無事帰還を喜びたいと思います。 盛漁期もすでに後半戦に入ったサンマ漁。 これからの安航と大漁を祈ります いかり
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:58

2016年10月27日

秋の深まりとともに


10月も下旬となって秋も深まってきた気仙沼です。 このところ連日のように水揚げが続いてきたサンマもきょうは1隻17tだけの水揚げで、ちょっとひと休みといった感じですかね。 情報によると、さんまの魚群は日本沿岸までななかな近づいてこなくて、気仙沼から300~360キロほど沖合なんだとか 船

そうなると航海日数も4~5日かかってしまう。 いったん時化が続いてしまうと小型船などは出漁できなくて、すでにサンマ漁をきりあげて別な魚をターゲットにした操業に切り替える船も出てきました。 大型サンマ棒受け網漁船の皆さんには、安全航海に心がけて頑張ってもらいたいですね いかり

一方のカツオ一本釣り船団の動きといえば。 八戸沖の漁場からいまは三陸南部の漁場に南下して、連日入れ替わりのように各船順繰りに気仙沼への水揚げが続いています。 カツオ漁の餌で使用する活イワシがまだ三陸付近で手配できているので、この漁が続けば11月までいきそうですかね 親指

そんな中、小型のカツオ船・28勝栄丸さんが、これまで水揚げ基地にしていた気仙沼港を離れ南の海域に移動して、昨日は千葉県勝浦港に入港。 これから終了まで南の海域中心となるとの情報。 また気が変わって、北よりの漁場に復帰することを期待したいけど、どうするかは船頭さんの判断ですね icon12

先日入港した際に船頭さんや乗組員の皆さんにご挨拶する機会を逸してしまいました。 来年また気仙沼港で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。 今年も本当にお世話になりました タイ

秋も深まって、だんだん冬に向かっていく気仙沼の港。 カツオやサンマそしてこれから脂がのってくるメカジキなど、気仙沼の旬の味覚と季節感などをこれからもご紹介していきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01

2016年10月26日

藁焼き鰹たたき「明神丸」西新宿店オープン!


黒潮にのって北上するカツオの群れを追い、春先の南の海域から徐々に三陸沖へと漁場を移しながら操業する高知県の佐賀明神丸船団。 日本一のカツオ船団といってもいいと思います 船

その佐賀明神丸船団を運航する明神水産とその関連会社の明神食品が、藁焼きの鰹たたきを中心とした土佐料理の飲食店を店舗展開しているっていうのは皆さんご承知でしょうか 食事

すでに高知市内に5店舗と岡山市内に2店舗での営業と、お店の人気とともに徐々にその店舗数を拡大中で、このたび新たに東京初出店という事で11月1日に「藁焼き鰹たたき明神丸」西新宿店がオープンするという嬉しいお知らせがあったので皆さんにもお伝えしたいと思います クラッカー

店内で豪快に藁で焼いて仕上げる明神丸の鰹のたたき。 以前に何度もごちそうになって、感動的な美味しさでした。 これが東京でも味わえるなんて。 西新宿店のオープンが今から楽しみです 音符

土佐造りのかつおのタタキは薬味と一緒にポン酢で食べるのも美味しいけれど、シンプルな塩たたきもお勧め。 藁焼きの香りとともにカツオ本来のおいしさが味わえる土佐の味だと思いますね 花丸

近いうちに東京出張の際には、新店舗で美味しい鰹のたたきを味わって来ようと思います face02


【 藁焼き鰹たたき 明神丸 西新宿店 】の情報はこちら !
住所 : 東京都新宿区西新宿7-10-6 西新宿小林ビル1階
電話 : 03-5937-4160
営業時間 : 平日17時から24時まで、土曜日は17時から23時30分

ホームページ : http://myojinmaru.jp/#id4
Facebook : https://www.facebook.com/myojinnisishinjyuku/?fref=ts
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:34

2016年10月25日

「けあらし」の季節となって


放射冷却の影響か、急激に気温が下がって真冬のような寒さになった気仙沼港の朝。 スタッフの話しでは朝の気がは1℃台で、会社の車の窓ガラスが凍っていたそうです。 どうりで寒い訳だ 雪

10月も下旬となって、三陸沖のカツオ船の操業も終盤戦となってきました。 水揚げ作業をする乗組員の皆さんも、防寒対策をしっかりと。 朝の挨拶は「ほんと寒いねえ・・」から始まります 船

これからの時期に気仙沼湾で見られるのが「けあらし(気嵐)」ですね。 急激に気温が下がり、水面の水蒸気を冷やすことで霧のような現象となることなんですが、これがすごく綺麗なんですね camera

徐々に明るくなってくる気仙沼湾。 カツオ船やサンマ船のライトに照らされて青く光る海面。 そして今シーズン初めて目にした気嵐。 まだ本格的な気嵐にはなってないけど、いい被写体になりますね 音符

カツオ船の漁場は近海が主体となって、その群れも徐々に南下の様相。 各船ともに数トン程度の漁獲だけれど、単価が高いから少しいい漁だと結構な水揚げ金額になる。 こんな調子でいくのでしょう いかり

一方のサンマ漁船は連日大漁。 各船満船レベルの漁獲量で、三陸沿岸の各港に分散しての水揚げ。 ひところに比べて単価が下がったとはいえ、この数量でこの単価なら相当な水揚げ金額になってきているんじゃないかと思います。 大型サンマ漁船の皆さんは12月まで漁が続くのかな 親指

一気に秋も深まってきた感じのする気仙沼港。 カメラを構える機会も増えそうな気がします face02   

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:12

2016年10月24日

第4回 『 市場で朝めし。』 開催!


今年も楽しみにしていた気仙沼の秋のイベント「市場で朝めし。」が開催され出かけてきました。 今回で第4回目となる「市場で朝めし。」 気仙沼のおかみさんの会「つばき会」さんなどを中心とした実行委員会で、この日に向けて準備を進めてきました。 会場に到着するとすでに長蛇の列でした クラッカー

気仙沼で水揚げされた新鮮な旬のさんまを炭火焼きにして、さんまのすり身汁、地元産の新米と共に味わおうっていうシンプルな企画だけれど、これがすごくいいんです。 最高の美味しさなんです 親指

焼き台にずらりと並んだサンマ、そしてスタンバイ完了のスタッフたち。 開始を知らせる太鼓の音に合わせるようにモクモクとたちこめるさんまを焼く煙り。 スタッフの皆さんは火消しの魔法水を手に、目にはゴーグルを装着して万全の体制。 待つこと約20分、徐々に列が進んでついに私の番になりました camera

炭火焼のさんまには大根おろしと大分県臼杵産のカボスが添えられて、すり身汁とご飯をいただいて。 その先には旬のお刺身の屋台があって、カツオやマグロなどがどれでも300円で販売 rice



会場中に響き渡る太鼓のうちばやしには、気仙沼の観光キャラクター「ホヤぼーや」まで参戦していて、朝めし会場の盛り上げに一役買っていました。 普段はたくさんの魚が並ぶ場所に準備されたテーブルとイスに座って、さっそく私もいただきます。 脂ののったサンマの朝食はやっぱ最高でした 食事

ふと見れば、トレーに添えられた主催者からのメッセージが。。。 皆さんにもご紹介します 音符
気仙沼魚市場の日常は、漁師さんや仲買人の方々の仕事場です。 全国に誇るとびきりの鮮度の魚が並ぶ場所です。 ここでとれたての魚と新米のご飯で朝めしにしましょう。 今日はどちらからおいでになりましたか? 地元からのお客様、遠くからおいでのお客様、一緒に大きな食卓でご飯を食べられたらきっと楽しくて美味しいに違いありません。 良かったらとなりや向かい側で食べてる方とお話ししてみて下さい。 秋のいい一日となりますように。  気仙沼 『 市場で朝めし。 』

気持ちのこもったすごくいい文章ですね。 市場で朝めし。・・・感動的な美味しさでした、ごちそうさまでした。 スタッフの皆さま、本当に疲れさまでした。 来年もまた必ず開催してほしいです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:33

2016年10月23日

気仙沼メカジキのプロジェクト


日本一の水揚げ量をほこる気仙沼の生鮮メカジキをもっと広く知ってもらおうと、気仙沼メカジキのブランド化のプロジェクトが進行中。 これまでキリンさんや日本財団さんなどの協力をいただきながら、行政や漁業関係者が会議を重ねアイデアを出し合いながら進めてきました タイ

気仙沼の飲食店でメカジキを使ったしゃぶしゃぶとすき焼きを商品化して提供。 その次には、メカジキとカレーのコラボレーションのメニュー開発と、徐々に人気の定番のメニューになりつつありますね 食事

そして紙の媒体とネット上でのPR。 気仙沼メカジキを紹介する「メカジキ本」と「メカジキ動画」の第2弾の発表までもう少しのところまでこぎつけて。 来月には丸の内でもイベントを企画しています クラッカー

今週、お客さんと一緒に行った「旬の味 こうだい」さんでも、メインのお料理はメカジキのすき焼きでしたね。 勝栄丸ブログの記事を読まれた方も多いのではないでしょうか 親指

来月の丸の内でのイベントでは、11月16日に丸の内ハウスにおいて気仙沼メカジキ発表会を予定し、その後期間限定で丸ビル内の飲食店で気仙沼メカジキを使った料理が提供される事になっています 花丸

こういう地道な取り組みを通じて、気仙沼メカジキの知名度が徐々に上がっていって、メジャーな食材として皆さんに楽しんでいただけるようになればいいなあと思いますね。 丸ビルでのイベントの際には、お近くの方々はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。 私も今からすごく楽しみなイベントです 音符

気仙沼メカジキのホームページでは、「メカジキ本」と「メカジキ動画」がご覧いただけますし、気仙沼メカジキのイベント情報なども掲載されているので、興味のある方はぜひホームページをご覧ください face02

「気仙沼メカジキ」のHPはこちら → http://www.mekajiki.jp/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:58

2016年10月22日

気仙沼 「旬の味こうだい」さん


出張から気仙沼に戻って、CCSBT会合のレポートなどをまとめていると、いつもお世話になっている取引先の方が会社に来られての情報交換。 経済動向、株価や為替、世界の原油をめぐる動きや相場動向などについて、お話を伺っただけで参考になることばかりで、すごく勉強になります タイ

気仙沼にはしょっちゅう来られている方だけど、聞けば気仙沼に泊まるのは初めてとの事なので、それではと夕ご飯をご一緒にとお誘いしたら二つ返事で快く受けてくださいました 親指

気仙沼の美味しい海の幸と地酒。。。 そうだ、「こうだい」さんがいいと思いつき、予約をしてお店に直行です。 「旬の味 こうだい」さんは、内湾エリア近くの南町にあって、古い蔵をリノベーションしたお店。 こじんまりとした隠れ家的な料理屋さんで、気仙沼でも大人気のお店なんです 花丸



路地の奥、建物の陰になっているお店にお客様をご案内。 二階に席が準備してあって、さっそくビールで乾杯です。 秋の味覚キノコを使ったお通し。 そして旬の魚のお造り。 脂ののった戻りガツオ、これからが旬を迎えるメカジキ、ホタテやヒラメなど。 こうだいさんで食べるお刺身は最高ですね 食事

そして鍋料理はメカジキのすき焼き。 こうだいさん特製の甘辛いだし汁にお野菜とメカジキがたっぷり入って。 朝晩寒くなってきた今の時期にはもってこいのメニューですね。 生卵をといて、甘辛いすき焼きを食す。 お客さんも大満足のお料理でした。 すごく美味しかったです 音符

日本一の水揚げ量をほこる気仙沼の生鮮メカジキを使ったいろいろなお料理が開発され、このメカジキのすき焼きもその一つ。 気仙沼に来て、皆さんにもぜひ食べてもらいたいメニューですね もみじ

蔵の中の素敵な落ち着いた空間。 気仙沼の地酒と共ににあっという間に時間が過ぎました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:51

2016年10月21日

低気圧を避け気仙沼港に


きのうの夕方から大荒れの天候となった気仙沼港です。 発達した低気圧の影響からか、急に風が強くなって気温がぐんぐんと下がって、時季外れの台風かと思うような天気になりました 雪

沖合で操業中の漁船が次々と気仙沼港に避難のため帰港。 カツオ漁のために気仙沼を出港した漁船団も、少ない数量やほとんど漁獲の無いままに引き返して。 魚市場の岸壁はカツオ船やサンマ船で埋め尽くされました。 何重にも横付けし係船するカツオ船。 早朝の魚市場の岸壁はカツオ漁船やサンマ漁船が照らすライトで煌々と眩しいくらいに camera

昨日勝栄丸ブログでお伝えした記事では、八戸沖の漁場にてある程度まとまった漁獲数量も見えてきて、まだまだカツオ船の漁が続くかもと書いたけど、これからは天候次第になってきた感じですね 船


この記事を書いている時間帯でも、魚市場や会社周辺は強風が吹き荒れていて、水揚げを終えた漁船団も出漁を見合わせて様子を見る船がほとんど。 湾内の岸壁は船の係留場所がないくらいに いかり

10月も下旬となって、にわかにカツオ船の切り上げムードが漂ってきた感じの朝。 まだまだカツオ漁が続くことを期待したいけど、安全な航海が一番なので、各船の判断に委ねたいと思います face06

今日水揚げしていただいた第83佐賀明神丸さんは今期の水揚げが5億円を突破して、生鮮カツオの水揚げレースで全国トップをひた走るカツオ漁船。 あと残りの漁期を安全な操業で、目標金額に向けて水揚げがさらに上積みになるようお祈りいたします。 また近日中に気仙沼港でお会いしましよう 花丸

昨日から吹き荒れている秋の低気圧による強風が早く収まって、秋晴れのいい天気になりますように face02 
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:14

2016年10月20日

まだまだ続くカツオ漁に期待


台湾でおこなわれたミナミマグロ保存委員会(CCSBT)年次会合から日本に帰国。 海外といっても時差がないから体的には楽だけど、一週間会議漬けだったので頭の疲れがまだ残ってますね タイ

2018年からの3年間のミナミマグロの漁獲上限が、日本が1380トン増加し、韓国と台湾がそれぞれ100トンづつ増えて。 豪州は500トン増えたけどこれまでカウントしてこなかった遊漁などでの漁獲を見込むとほとんど生産量が変わらない模様。 インドネシアと南アの増加分はそれほど影響なさそうかな 新聞

なんて考えながら気仙沼に戻ると三陸沖で操業しているカツオ一本釣り漁船の姿が港にありました。 こういう光景を見ると帰ってきたんだなあって感じますね。 乗組員の皆さんご苦労様です 船

ここのところ金華山沖での操業が続いていたカツオ船団。 漁場から気仙沼まで2~3時間の距離だから、夕方に操業を終えた船も夜には気仙沼港に帰港して。 それでも数量が少ないのがネックでした 金貨

1週間気仙沼をあけていたあいだに漁場が東経142度の八戸沖にかわり、1隻当たりの漁獲数量も倍くらいに増えて。 このぶんだとまだまだカツオ漁が続く感じがしますね。 期待してもいいのかな icon14

早朝5時前の深夜のように真っ暗闇の中で、漁船のライトを眩しいくらいに照らしながらのカツオ水揚げです。 3㎏前後の形のいい新鮮なカツオが手渡しで次々と魚艙から水揚げされていきます camera

水揚げが終わるころにようやくあたりが明るくなってきて。 水揚げを終えたカツオ船は我先と餌場に向かって岸壁を離れていきました。 今シーズン最後まで事故や怪我などなく、安航でありますように face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:58

2016年10月19日

CCSBTの〆はタダ酒で


第23回ミナミマグロ保存委員会(CCSBT)への出席のために訪れた台湾・高雄での記事も今日が最終回。 会期中は会議の内容については一切書くことができないから、ブログを書きながらもストレスがたまることもあったけど、結果よければすべて良しという事で皆さんにもご了解いただきたいと思います 花丸

毎日遅くまで会議に縛られると、終わったあとは出歩く元気もなくって、近場のお店で簡単な食事をすませたりと、ほぼ会場とホテル周辺だけが行動範囲。 次の日の会議に支障ないようほどほどに 食事

宿泊したホテルにはビジネスラウンジがあって、宿泊者にはハッピーアワーが設定されていて、夜8時半からの時間帯がビールなどの飲み物が無料で振る舞われるから、自然と足が向いてしまいます beer

タダ酒を目当てに集まるのは外国人も一緒。 CCSBTの出席者の多くも同じホテルに宿泊しているので、夜のビジネスラウンジが自然と第2のCCSBT会議場のような雰囲気になっていました 音符

ほぼ結果が出そろいそうな雰囲気の気持ちのゆるみもあって、次々と空いていくビール瓶。 気が付けばテーブルの上は数えきれないほどの瓶で埋め尽くされて。 皆さんどんだけ飲むんでしょうかねえ。 まあ、タダだからいいか。。。 そしておつまみにはニンニクをたっぷりまぶした枝豆が・・・ camera

個人的には塩味だけの枝豆のほうが好きなんだけど、ほぼニンニクの味しかしない枝豆をつまみにビールで乾杯。 会議の成功を祝ってみんなで祝杯でした。 こういうサービスはほんとウェルカムですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:50

2016年10月18日

高雄の鼎泰豊で小籠包


今回の台湾・高雄への出張で楽しみにしていたことがあります。 このところ毎年高雄を訪れては必ず食べに行くお店、小籠包の名店「鼎泰豊」ディンタイフォンでのお食事です 音符

高雄の中心街HANSHINデパートの地下に店舗があって、いつ行っても行列が絶えないお店。 今回も番号札をもらって15分ほど並んで店内に。 日本人には日本語で案内してくれます 食事

メニューを見ながら注文票に数量を記載する形式なので、中国語がしゃべれなくてもまったく困ることはありません。 小籠包に空芯菜炒め、辛い水餃子、焼き餃子、そしてビールに紹興酒 花丸



小籠包のビギナーでも美味しく食べられるようにと、食べ方を記載した図解のシートがあって、中国語・日本語・英語・韓国語などでの説明。 海外からのお客さまにも優しい配慮がうれしいです 親指

せいろで蒸した熱々の小籠包を一口。 美味しい肉汁が口いっぱいに広がって何とも言えない美味しさ。 やっぱ鼎泰豊の小籠包は世界一ですね。 何度食べても感動します。 いま日本各地にも鼎泰豊があって、日本にいながら本場の小籠包を食べることができるけど、やはり高雄で食べるものは一味違う クラッカー

サイドメニューの豊富さも大人気の秘密。 そして何を食べてもそれぞれ最高の美味しさ。 一緒に行った日本からのメンバーも大満足のディナーでした。 ニューヨークタイムズ紙で「世界の10大レストラン」にも選ばれた鼎泰豊の小籠包、皆さんの近くのお店でもぜひ試してみてください face02

日本で展開する鼎泰豊のホームページはこちら → http://d.rt-c.co.jp/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:10

2016年10月17日

高雄の六合夜市を散策


ミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の会議に出席するために訪れた台湾・高雄。 これで3年連続この時期に高雄を訪問したことになりますね。 何度訪れても新しい発見がある街です 音符

一日中会議場に張り付けで、ひと時も気が抜けない時間を過ごしているから、少しは観光らしいこともいいかなって、高雄の人気スポット「六合夜市」にみんなで出かけて見ることになりました icon12

高雄市内の中心部にたくさんの屋台が連日軒を連ねるエリア。 たぶん高雄市を挙げて戦略的に観光夜市を仕組んでいるんだと思いますが、すごく活気があってこの雰囲気がすごく好きですね 花丸

秋が深まってきた日本と違い、夜になっても暑い台湾での夜市散歩。 すごく楽しい時間でした 親指



屋台には肉や魚の串焼きや、麺類やご飯類などの食事などに加えて、台湾ならではのフルーツやスイーツの屋台も並んでいます。 さすがにここで水産物はちょっとと、鮮度や衛生面などを気にして遠慮しましたが、屋台から漂ってくる美味しいそうな匂いにはつい食欲がそそられますね 食事

それと台湾特産のからすみの屋台も。 ここで買ったらいいのか、他の場所で買おうか悩みましたが、台湾のからすみは大好物なので、帰国までにはどこかで調達して帰ろうと思います icon27

日本にも屋台のある街はいろいろあるけれど、毎日がお祭りのような六合夜市のような規模はないですよね。 台湾のこういう文化も観光資源の一つ。 ローカルな食と雰囲気を存分に楽しめました icon14

遅い時間まで会議が続き、ちょっと時間を見つけて駆け足のように散策した高雄の六合夜市。 こんど台湾を訪れるときは、もう少しゆっくりと時間をかけていろいろ見て回りたいなあと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:42

2016年10月16日

高雄85スカイタワーでの歓迎会


台湾・高雄でおこなわれたミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の年次会合。 メンバー国が一堂に会しミナミマグロの管理などについて協議する数日間。 私も漁業者を代表しての出席でした タイ

初日の会議が終了となったあと、超高層ホテルの77階にあるレストランに場所を移してのパーティーが企画されていて。 台湾政府と台湾の漁業者団体が出席者を全員ご招待してくださいました 音符

眼下には高雄の夜景が広がる素晴らしい会場。 高雄85スカイタワーホテルっていうらしいです、ここは。 ちなみにそのHPはこちら http://www.85sky-tower.com/jp/index.php 花丸

続々と集まってくる各国代表団の皆さん。 入り口でウェルカムドリンクを受け取って席に着きます beer



今回のホスト国は台湾なので、議長を務める台湾の代表が歓迎のご挨拶。 日中の厳しい表情とは一転、すごくにこやかな感じのユーモアあふれるスピーチでした。 出席者みんなで乾杯です クラッカー

次々と運ばれてくる高級中華料理。 聞けば、台湾の代表自らメニューを選んで指示したそうで、この歓迎の食事会にかける気合の入り方が伝わってきますね。 どれもこれも最高の美味しさでした 食事

そして台湾のマグロ漁業団体の幹部の皆さんがお酒を持ってテーブルをまわっては台湾流の乾杯! そして台湾の伝統芸能「変面」のショーと。 とてもリラックスした楽しい食事会でした camera

各国代表団の皆さんを全員招待してのパーティーには相当な費用がかかったんじゃないかなあ。 台湾の政府とマグロ業界の歓迎に心より感謝したいと思います。 それにしても、みんないい顔してますね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:45

2016年10月15日

CCSBTでのランチタイム


台湾・高雄でおこなわれたミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の年次会合。 連日朝から夜まで議論を重ね各国の主張をぶつけ合った結果、なんとかコンセンサスに至ることができました。 結果概要については昨日の勝栄丸ブログと水産庁ホームページをご覧いただければと思います タイ

【第23回CCSBTでミナミマグロ増枠合意!】 → http://shoeimaru.da-te.jp/e972793.html
【水産庁報道資料】 → http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/161013.html

マグロをめぐる国際会議は海域ごとに5つあって、大西洋のICCAT、インド洋のIOTC、太平洋には2つの条約IATTCとWCPFC、そしてミナミマグロを管理するCCSBT。 この5つの条約で世界のマグロの管理をおこなっています。 そしてそれぞれ年に一度関係国が集まって様々な決議をおこなっているんです ブック

国際会議に出席となると、1週間ほど開催国に滞在することになるので、会期中の楽しみといえばやはり「食」でしょうねえ。 その点では台湾の高雄はすごく恵まれている都市だと思います 花丸



毎年のように高雄を訪れて、台湾グルメを色々試す。 今回のランチはローカル色の強いお店を特に選んではチャレンジしてみることにしました。 路地をすすむとこじんまりとした屋台風のお店が 食事

壁に掛けられたメニューは漢字で書いてあるのでなんとなくわかる感じ。 悩んだ末に、汁なしワンタン麺なるものを注文しすることに。 博多ラーメンのようなストレートな細麺を濃いタレに麵を絡めたもの。 器の底にはもやし炒め。 そしてトッピングにはワンタンと味付け玉子。 初体験の麺料理をいただきます camera

ラーメンっていうよりは、焼きそばっていう感じかな。 個人的にはものすごく好きな味。 トッピングのワンタンと味玉も最高に美味しかったです。 これで200円くらい。 驚きのコスパですよね noodle

それにしてもお財布に優しい物価で助かりますねえ。 開催国によってはランチで2000円も3000円もかかるような超物価高の国もあるので、そんな国で開催の時にはだれか代わりにお願いしたいです icon14

CCSBTで訪れた高雄でのB級グルメランチ。 こういうのも国際会議での楽しみの一つですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:31

2016年10月14日

第23回CCSBTでミナミマグロ増枠合意!


台湾・高雄で行われたミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の年次会合の4日間の日程がすべて終了となりました。 会議の内容について、決定するまで表に出すことができませんでしたが、今日の勝栄丸ブログでは、結果とともに議論の印象などについてもお伝えしていきたいと思います 花丸

今回のCCSBTで最大のテーマであった2018年~2020年の3年間のミナミマグロの漁獲枠とその国別配分について。 これまで我慢に我慢を重ねてきた日本の漁獲量ですが、昨年・今年の4737トンから1380トン増加させ6117トンとすることを決定。 他国の漁獲可能量は、豪州が6165トン、New Zealandが1088トン、韓国と台湾が1240.5トン、EUが11トン、インドネシアが1023トン、そして新規加盟の南アフリカを450トンとすることが合意されました。 ミナミマグロの資源回復に合わせての漁獲量改定です クラッカー

ミナミマグロ漁場の沿岸国、インドネシアと南アフリカへの漁獲枠配分をめぐって、最後の最後まで議論が紛糾。 両国に配慮した日本の提案を各国が受け入れて最終的に決着となりました 汗

議論の中で、CCSBT非加盟国によるミナミマグロ漁業の存在も明らかになって、その予防的措置もとられた今回の内容。 中国船による流し網操業など、いわゆるIUU漁船による資源へのダメージに対し、今後関係国が協力して真剣に対処し、最小化を目指して対応していかなければなりませんね ムカ

これまでCCSBT加盟国がミナミマグロ資源を利用しながら回復させていくという取組みの効果があって、今回大きく漁獲枠を増やす決定がおこなえたことは、CCSBTによる管理の方向性が正しかったことが証明された形なんだと思います。 いったんは大きく漁獲枠を減らした日本が、元の水準を上回る数量まで回復でき、我々の悲願を達成できたことは、ほぼ満足できる結果に終えられたのではないかと思います タイ

でも、ミナミマグロ漁業をめぐる諸問題がすべて解決されたわけではなく、豪州の蓄養漁業における過剰漁獲の疑惑は何も進展せず、蓄養期間中の成長率の解明もまたまた先送りとなってしまいました。 さらに豪州の遊漁による漁獲量の把握はまったくなされず、2018年に向けての課題は山積です ブック

延縄漁業で偶発的に混獲される海鳥に対する規制強化の動きがさらに強まった印象を受けますね。 この問題は延縄漁業界全体の問題としてしっかり対策を練っていかなければならないと思います。 海鳥やサメ類などの規制強化の動きは、CCSBTだけではなく他のRFMO'sでも顕著になってきましたから 船

高雄でのCCSBT会合に出席された政府代表と水産庁の方々、外務省や経産省、国際水研の皆さま、そして業界団体や漁業者の皆さんには、ほんとうにお疲れさまでした。 これから日本に帰って様々な会合等にてCCSBT結果報告をおこなう事になろうかと思いますが、その際もどうぞ宜しくお願い致します face02

第23回CCSBT水産庁報道資料 → http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kokusai/161013.html
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 02:18

2016年10月13日

高雄の寺院を参拝して


台湾・高雄でのミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の会議も3日がたって、加盟国間での熱い議論もそろそろ大詰めとなってきた感じがします。 あと残すは僅か1日のみ。 悔いを残す事の無いようにと タイ

ちょっとした時間を見つけて、会場近くのお寺に参拝。 CCSBTで少しでも良い結果が勝ち取れますように、そして各海域で操業している日本のマグロ漁船団が、安航で大漁でありますようにと参拝です camera

こういう行き詰った時には、神頼みっていうのも精神的に落ち着くもの。 台湾の街の中にはいたるところに寺院があって、だれでも気軽に参拝できるんです。 境内はお線香の香りに包まれていました 花丸



今年のCCSBTの最大のテーマは、何といっても2018年から2020年の3年間のミナミマグロの漁獲量とその国別配分を決める事。 最大の漁枠獲配分を受ける豪州や日本だけではなく、台湾や韓国などの遠洋漁業国、そしてミナミマグロの漁場を沿岸に持つインドネシアや南アフリカなど 船

それぞれの思惑と主張がガチンコでぶつかり合うCCSBTです。 会場内での表の主張。 一方、別室でおこなわれるヘッドデリゲーションで見せる裏の顔と垣間見える本音。。。 すごく繊細な会議です マイク

なかなか思うように進まなくてイライラするのは毎回の事。 だけどこの無駄なような時間が、各国・担当官・業界関係者の考えを一つにまとめていく重要な時間なんだと思いますね icon14

こういう寺院をめぐって参拝するあいだにも、頭の中はCCSBTの事でいっぱい。 徐々に最終段階の詰めにまとまってきたような雰囲気もあるから、最終日の議論に期待して臨みたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:21

2016年10月12日

Coffeeブレイクで頭を休めて


台湾高雄でおこなわれているミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の年次会合。 宿泊しているホテルから会場まで徒歩でもすぐの距離なので、移動にもストレスなくてすごく便利な場所ですね 花丸

毎日朝9時から会議が開始されるのに合わせて、メンバー国の皆さんが続々と会場に集まります。 会議場に入り口にはちょっとした軽食が朝から用意してあって、コーヒーや紅茶なども含めぜんぶFREE 音符

コーヒーブレイクは午前10時半と午後3時半の2回。 ランチタイムは12時半から1時間半とってくれているので、会議で疲れた頭を休めるのにも、ちょうどいいタイムスケジュールだと思いますね 親指



ロビーに用意されている軽食は、毎日日替わりでいろんな種類が準備されていて、様々なケーキなどのスイーツ類に加えて、小腹が空いたときのためにハンバーガーやピザなどなど。 開催国の台湾政府の配慮がこういう所にまで行き届いていて、参加メンバー皆さん快適に会議をおこなえる環境ですね camera

中には朝ごはんを食べずに会場に来て、準備されている軽食類をお腹に詰め込んで会議に臨むっていう方もいて。 これだけたくさん準備されていればそういう方法もありなんだと思います タイ

熱い議論のあいまのコーヒーブレイク。 ロビー活動のあいまの少しだけリラックスタイム。 各国の議論を聞いているとついついこちらも熱くなりますが、冷静に判断して対応しなければいけませんね 船

結論が出るまでまだまだ時間がかかりそうですが、最後の最後まで頑張っていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:19

2016年10月11日

大雨で幕開けのCCSBT


台湾・高雄でのミナミマグロ保存委員会(CCSBT)の初日の朝を迎えました。 あいにく朝から外は大雨。 気温が高めだからムシムシした湿気を含んだ空気。 これから数日間の会議漬けです 雨

予約したホテルはCCSBTの会場から数分の場所。 ホテル前の公園を通って会場に向かいます。 国際会議場っていうことだけど、イメージしていたのとは違ってよく言えば歴史のある建物でした 花丸

事務局で事前登録をしてくれていたから、手続きなどなしに日本代表団の席にまっすぐ進むと、水産庁や外務省・経産省の方々が。 すでに顔なじみの役所の皆さんにまずご挨拶です。 そして辺りを見回すと、各国の代表団の中にも顔見知りの方々も見えて、ガッチリと握手で再会を祝いました タイ


大きな会場に加盟国の面々が一堂に会しました。 日本、豪州、ニュージーランド、インドネシア、台湾、韓国、EU、そして今年加盟した南アフリカ。 それとオブザーバーの環境団体など camera

オープニングステートメントでは、各国のミナミマグロ漁業への取り組みやその姿勢や管理、これからCCSBTへの期待する事項などについて、順番に発表していきます。 その国その国の考え方や思惑が垣間見えて、すごく参考になるステートメントでした。 そしてこれが議論の口火を切る形になって マイク

今年のCCSBTでは、2018年から2020年におけるミナミマグロの漁獲枠とその国別配分を決めることが最大のテーマ。 各国の駆け引きなどが続くこの数日間。 緊張しながら見守りたいと思います ブック

コンセンサスでの採決なので、最後の最後まで気が抜けない台湾・高雄でのCCSBTです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:11

2016年10月10日

CCSBT 台湾・高雄へ


連休のさなか、気仙沼から成田空港に移動してきました。 台湾の遠洋マグロ漁船の基地港・高雄でおこなわれるマグロの国際会議、ミナミマグロ保存委員会(CCSBT) への出席のためのフライトです 音符

年に一度、各加盟国で順繰りに開催されてきたCCSBT。 昨年は韓国の麗水での開催でしたね。 その様子は勝栄丸ブログでもお気に入りの写真とともにお伝えしてきました icon12

昨年のCCSBT最終日、2015年10月18日の記事はこちら ↓
【第22回CCSBTを終えて】 http://shoeimaru.da-te.jp/e950638.html

今年のCCSBT。 2018年から2020年の3年間のミナミマグロの漁獲枠やその国別配分量などを決める重要な会議なので、否応なしにも気合が入ってきますね。 徐々に緊張感が高まってきました タイ

政府代表の水産庁審議官、そして外務省や経産省、国際水研の科学者の方々、日かつ漁協や漁業者の代表の皆さんなどと共に、日本の国益を最大限確保するために頑張ってきたいと思います 船

いまのCCSBTは、ミナミマグロの資源管理が功を奏して、その資源量が順調に回復してきている一方で、非加盟国の漁獲が明らかになってきたり、加盟国である豪州の過剰漁獲疑惑が毎回大きく取り上げられたりと、完全には正常化されていない状況が続いています マイク

今回のCCSBTで、これまでの課題が少しでも改善されるように、そして日本の漁獲割り当てを最大化できるように、皆さんと知恵を出し合いながら交渉していきたいと思います。 今日から台湾・高雄の記事が続きます。 どんな記事になるのか。。。 皆さんもぜひお楽しみに face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:47

2016年10月09日

10月10日は「まぐろの日」


10月10日は何の日か知ってますか? 実はこの日は「まぐろの日」なんです。 10月10をマグロの日と定めた理由は、以前に勝栄丸ブログでもご紹介したように、日本人とまぐろの深いかかわりを詠んだ和歌に由来してるそうですね。 詳しくはこちらをご覧になって下さい icon12

2015年10月10日の記事 → http://shoeimaru.da-te.jp/e948044.html

まぐろの日に合わせて、毎年日本各地でいろんなイベントが行われていて、気仙沼で今年も北かつ組合を中心にしてマグロを楽しんでいただく企画が計画されているそうなのでご紹介いたします ハッピ

今年の気仙沼での「まぐろの日」を記念したイベントは、海の市で開催される 【まぐろを知ってもらいまショー!】。 宮城県北部鰹鮪漁業組合が主催し、気仙沼市魚食普及推進協議会と日本かつお・まぐろ漁業協同組合が共催して行われるもの マイク

イベントの開始は、9時半から「ネギま汁の無料お振舞」に始まって、11時15分からは「食べてもらいまショー!」っていう利きまぐろ大会。 6種類のマグロを食べて、どの種類のマグロの刺身なのか当ててみようっていう企画。 全種類正解の方には、北かつまぐろ屋のお食事券がプレゼントされるっていうんだから、私も参加してみようかな。 当てる自信あるんだけど、主催者側はダメって言われますよね クラッカー

そしてお昼の時間帯には、遠洋まぐろ業界で制作したマグロ漁船の一航海をご紹介するドキュメンタリー「ニッポンのまぐろ~世界の海から食卓へ」の上映会。 皆さんにもぜひご覧になって頂きたいです 花丸

そして13時15分からは「答えてもらいまショー!」っていう事で、まぐろクイズ大会やじゃんけん大会があるそうです。 これもプレゼント付きなんだとか。 日かつ漁協からのお手伝いも頂いて、地元気仙沼の漁業会社のスタッフの皆さんも元気いっぱい会場を盛り上げてくれるはず。 楽しい一日になりそうですね 船

10月10日の「まぐろの日」には、海の市での「まぐろの日」記念イベントで美味しいマグロを味わいながら、どっぷりとマグロの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。 会場でお待ちしています face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:01

2016年10月08日

ゆう寿司バイパス店でマグロ丼


台風一過で気持ちよく晴れ渡った日。 台風を警戒して気仙沼港に入港していたカツオ船団がいっせいに出港となって、週末はカツオの水揚げが少なくなりそうだなあなんて話していたそんな時 タイ

遠方からのお客様がお越しになって。 いつもアポなしで突然お見えになるので、せっかく気仙沼に来られてもこちらが出かけてて、なかなかお会いできず失礼してましたが、今回はタイミングよかったですね 親指

日本中を飛び回って商売しておられる方なので、全国各地の情報や話題などで盛り上がって。 初めてお会いして以来20年以上のお付き合い。 これからもどうぞ宜しくお願いしたいと思います m(__)m

そうこうしているうちに、ちょうどお昼時になって。 それではと、「ゆう寿司バイパス店」さんに電話で席の状況を確認してみると、ラッキーなことに空いているとの事で、予約して車で向かいます 音符

平日のランチメニューはお得な880円セット。 にぎり寿司やちらし寿司、中おち丼やまぐろ漬け丼など。 ぜんぶ880円で食べれるんだからすごくいいですよね。 っていうことで、私はまぐろ漬け丼を注文です camera

しっかりと味がついているから醤油をつけなくても大丈夫ですよっていう女将さんの一声。 一口食べるとほんとそのままで最高の漬けまぐろでした。 サンマのすり身汁とサラダまで付いてこのお値段 花丸

会社から裏道を通ると10分かからずに到着するお店なので、これからもちょくちょく利用させて頂こうと思います。 それにしてもゆう寿司さんのシャリはいつ行っても美味しいですね。 遠方からのお客さんと一緒のランチタイム。 お客さんも大満足のゆう寿司さんでした。 ほんと。。。ごちそうさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:50

2016年10月07日

台風明けの第23佐賀明神丸


台風18号に備えて気仙沼に避難入港していたカツオ船がいっせいに出港となった翌日。 すぐに、気仙沼からほど近いポイントでカツオを釣ったとの情報が入り早朝から水揚げとなりました クラッカー

高知県の第23佐賀明神丸さん。 明神水産の社長さん自ら陣頭指揮を執る本船は他の近海カツオ船より小型のタイプの漁船だけれども、その漁獲ペースは群を抜くものがありますね 花丸

ここまで順調に水揚げをのばしてきて、昨年以上の成績になるのもほぼ確実となってきたようにも思えます。 ほんとうにすごい船です。 船頭さんにお話を伺うと、気仙沼から2時間ほどの場所で漁獲したんだとか。 まるまると太った活きのいいカツオが、3カ所の魚艙から同時に水揚げとなって ちからこぶ

一分一秒でも早く漁場に向かいたいという船頭さんの意気込みが、乗組員たちへの指示の声からも伝わってきます。 さすがです。 日本一のカツオ漁師の姿勢はすごく勉強になります タイ

乗組員たちに気合を入れながらの水揚げが終わると、休む間もなくもやい綱を解いて岸壁を離れる本船。 翌日の水揚げに間に合うようにと、全速力で漁場へと向かいます。 一足先に漁場で操業中の僚船の情報や水温情報などを参考にしながら、短時間の沖出しのあいだに的確な判断を下すのでしょう 船

10月に入ってもまだまだカツオの群れが見え続けているとの情報なので、昨年みたいに早く終漁してしまうことなく、10月もそして11月もこの調子でカツオが揚がってくれることを期待しています icon14

第23佐賀明神丸さんのこれからの操業が安全で大漁でありますようにとお祈りいたします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:53

2016年10月06日

台風18号に備える気仙沼港


このところ順調にカツオやサンマの水揚げをのばしている気仙沼港ですが、台風18号が近づいているのに伴ってだんだんと重苦しい空模様になってきました。 沖合から続々と台風避難の船が湾内に 汗

リアス式海岸独特の奥深い入り江を持つ気仙沼港には、台風や低気圧のたびにたくさんの漁船が重なるように接岸する光景が見られます。 今回の台風18号の進路予想図を見ると、ちょうど気仙沼の上を通過するみたいな感じになってきたので、港内に避難したカツオ船やサンマ船はもやい綱を何重にもとっての厳戒体制です 船

勝倉漁業のスタッフたちも、入港してきた関係漁船の対応で大忙しの一日。 昨日の夜にはほとんどの船が気仙沼に帰港して、万全の態勢で台風を迎える準備を整えました 親指

普段毎日のように目にしている漁船に加えて、静岡県焼津市の船会社が所有する大型遠洋かつお一本釣り漁船・第8勝栄丸さんも避難入港です。 燃料油の積込や食料の補充などをおこない、台風明けにはこれまで操業していた北の海域をきりあげて南の漁場へとシフトするとのお話し。 久しぶりに船頭さんにお会いしていろんな話ができました タイ

今年はここまで順調な操業で、着実な水揚げを重ねてきた第8勝栄丸さんです。 北の海域での操業ほんとうにお疲れさまでした。 気仙沼での滞在をしばしゆっくりと過ごして頂けたらと思います いかり

次々と台風避難で入港する漁船や乗組員の姿をとらえようと、報道陣も岸壁にちらほら見受けられました。 KHB東日本放送の取材陣の方と情報交換。 台風となると彼らも忙しくなるんですね 映画

台風通過後には各漁場に向けて一斉に出港する各漁船団のみなさん。 気をつけて操業して下さい face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:27

2016年10月05日

第4回 『市場で朝めし。』 開催!


本州一のさんまの水揚げ量をほこる気仙沼港で毎年開催されているイベントがあります。 気仙沼魚市場を会場にして、みんなで朝ごはんを食べましょうっていう企画 『市場で朝めし。』 クラッカー

今年も第4回目が開催されます! 炭火で焼いた脂ののった美味しいサンマとサンマのすり身汁、そして白米。 サンマの焼き台がずらりと並び、もうもうと立ち込めるサンマを炭火で焼く煙り icon14

このおいしそうな香りと光景を見ただけで食欲全開。 毎年楽しみにしている秋のイベントですね。 今年も前売り券を購入して、カメラをもって列に並びたいと思います。 すごく楽しみです 花丸

いまサンマをめぐる状況は近年様変わりしてきて、かつてほとんどが日本漁船による漁獲だったものが、台湾船や中国船などが大きく漁獲をのばして、超大型船による大量漁獲が顕著になってきました。 日本漁船は資源状況などに配慮して漁期を8月からと定めているけれど、外国船は5月頃から操業を開始し、日本水域に入る前のサンマ資源を根こそぎ獲ってしまう事が問題となってきていますね 汗

ようやく国際管理魚種として、資源状況の解析や漁獲量の管理などについての話し合いが始まったけれど、各国の主張が違い過ぎてまだ漁獲量などの合意には至っていないような状況かと。 話し合いの開始がちょっと遅すぎた感はあるけれど、これからの国際交渉に期待しつつ見守っていきたいと思います タイ

こうした状況の下でサンマ漁船の漁師さんが命を懸けて漁獲した大切な旬のサンマを、気仙沼市民や観光客の皆さんと一緒にありがたく頂きたいと思います。 無料で振る舞うイベントもたくさんあれど、やっぱりお金をだして頂くのが本来の姿しゃないかなあって思うけれど、皆さんはどうお考えでしょうか。。。マイク

開催日時は平成28年10月23日(日)、午前8時から12時。 場所は気仙沼魚市場の特設会場となっています。 第32回気仙沼市産業まつりと同時開催なので、 『市場で朝めし。』 を堪能したあとは、気仙沼の様々な特産品や水産物、加工品などのショッピングをご家族で楽しむなんていうのもいいですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01

2016年10月04日

『餌買さん』とスタッフたち


10月に入っても連日生鮮かつおの水揚げが続いている気仙沼港です。 先日もお知らせしました、カツオの漁場は大きく二つに分かれての操業となっていて、一カ所に集中することなく各船順調な動き 船

北海道沖の海域では脂ののった戻りガツオの漁獲が続いていて1日の漁獲数量も比較的多い感じ。 一方の気仙沼から近場の漁場では、数量は少ないものの新口の赤身のきれいなカツオが揚がっていますね。 10月・11月も続いてくれるといいなって気仙沼漁協の組合長さんもおっしゃってました 花丸

早朝から毎日行われる気仙沼魚市場での生鮮かつおの水揚げですが、その折々の市場の雰囲気をお伝えするのも勝栄丸ブログの役目ですかね。 ですが今日の写真は私が撮った写真じゃなくて。。。 camera

私の写真の先生から頂いたものを掲載させていただきました。 カツオ船の生き餌を手配するお仕事の「餌買さん」。 そして勝倉漁業のスタッフとの談笑しながらの水揚げの一場面 親指

カツオ船と一緒に勝浦から気仙沼へ北上。 カツオの漁期を通じて、カツオ船の餌の手配と運航サポートなどで活躍する「餌買さん」。 これからもお体には十分に注意して頑張ってほしいと思います icon14

普段はデジタルカメラの鮮明な写真を見慣れている私にとって、フィルム写真のざらつき感はすごく新鮮な感じがして、何とも言えない雰囲気のあるいい写真だと思います。 こういう写真を見るとフィルムもいいなって思うけど、なかなかその世界にはチャレンジする勇気がなくて。 また撮影してほしいです タイ

台風18号が5日の夜から6日の朝にかけて東北地方から北海道東岸に抜けていく予報がでています。 カツオ船・サンマ船の皆さんには、台風情報には十分留意して操業してほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:19

2016年10月03日

『気仙沼漁師カレンダー2017』が発売に


気仙沼の女将さんの会「つばき会」さんが2014年・2016年と二年間発行してきた気仙沼漁師カレンダーの2017年版が11月1日に発売となります。 気仙沼を基地に操業する漁師さんに脚光を当てた全国でも珍しいカレンダー。 こういうカレンダーは日本で唯一といってもいいかもしれませんね クラッカー

2014年度版は「経済産業大臣賞」そして2016年度版は「フジサンケイビジネスアイ賞」を受賞するなど、気仙沼の漁師の姿がこうした形で評価されるっていうのは本当にすごくうれしい事だと思います 音符

いま第一線で活躍中の写真家に毎回協力を頂いての撮影。 今回は川島小鳥さんによる作品となっていますね。 ほんわかしたすごく印象的な素敵な作品を撮る写真家さんです camera
(川島小鳥さんのHPはこちら : http://www.kawashimakotori.com/

88勝栄丸の船頭さんを撮影した写真も掲載されることに決まったそうで、発売が今からすごく楽しみになってきました。 皆さんにも気仙沼漁師カレンダー2017をぜひお手に取って頂けたらと思います 花丸

【 気仙沼つばき会さんらのメッセージ 】
  ありのままの漁師の姿を。 「日本でも屈指の港町で有名な気仙沼ですが、それは覚悟をもって海で働く漁師さんがいるからこそです。気仙沼という街に漁師さんは欠かせない存在です。 自然を相手に毎日命がけの漁をしている海の男の、並外れた強靭な精神力と体力は、一日でなせるものではありません。そんな漁師さんのありのままの姿を2017年版は写真家・川島小鳥さんに依頼しカレンダーにして頂きます。 今年も『気仙沼のスーパーヒーロー』を皆さんに身近に感じていただき、日夜頑張る漁師さへのエールになればと思っています。」

発売日 : 2016年11月1日(火)
サイズ : A3 (2つ折時 A4) 、 タイプ : 1ヶ月1ページ/日曜はじまり
販売価格 : 定価 1500円(税抜)

ご予約・ご注文・お問合せは 「気仙沼つばき会」さんまで ↓
電話 : 070-5628-9438 、FAX 0226-25-7119(担当:千葉万里子)
「気仙沼つばき会」さんのホームページはこちら : http://www.k-tsubakikai.com

  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:51

2016年10月02日

気仙沼メカジキの試食会


気仙沼で水揚げされる美味しいメカジキをブランド化して広くアピールしていこうというプロジェクトがすすめられていて、その第4回委員会が商工会議所を会場に開催され出席してきました クラッカー

メカジキは気仙沼ではなじみのお魚だけれども、全国的にはメジャーな魚種とは言えません。 そこでメカジキブランド化推進委員会を立ち上げて、様々な活動をおこなっています。 以前勝栄丸ブログでも取り上げた、気仙沼の飲食店で提供しはじめたメカ×カレーもその一つ。 かなり好評だそうです 花丸

そして10月には東京丸の内でのキャンペーンを予定し、すでに完成しているメカジキ本やメカジキ動画の第2弾も近々に製作・発表になる模様。 完成したらブログでもお伝えしていきたいと思います icon14



いろいろな報告事項や協議事項など。 商工会議所の方々やキリンさん日本財団さん、そしてブランド化推進委員会のメンバーの皆さんが一堂に会しての会議。 楽しみな催しが満載です ハッピ

そしてもう一つ、気仙沼メカジキを使った加工品の事業。 まだ完成形じゃないものもあるけれど、会議のあとにメンバーみんなでの試食会となりました。 メカジキのオイル漬け、メカジキの燻製スライス、メカジキのパテ、照り焼きや粕漬、西京漬けなど。 ぜんぶ気仙沼のメカジキを使ったものばかり camera

お酒やワイン、ご飯が欲しくなりますね。 すぐにでも商品化できるような完成度の高さに、気仙沼の水産加工業者のレベルの高さがわかります。 パッケージデザインなども重要な要素。 これから商品化に向けて最終段階に向かっていくんだと思います。 どこかで見かけたら是非お手に取ってみてください 食事

全国No,1の水揚げをほこる気仙沼のメカジキ。 そのブランド化に向けた動きが加速してきました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:14