宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2016年12月13日

スルメイカの価格暴騰


現在、大西洋とインド洋の海域に分かれてマグロ漁をおこなっている勝栄丸船団。 ミナミマグロやクロマグロを漁獲する海域は、高緯度のすごく寒いエリア。 一方でメバチマグロやキハダの漁獲水域は、赤道を挟んだ水域で暑さとの闘いという側面もあり、乗組員の皆さんには連日本当にご苦労様です 船

マグロ延縄漁では毎日たくさんの餌を釣り針に仕掛けて使用し、その種類も多様。 その中で欠かす事のできないのが「イカ」なんですが、このイカの供給と価格がとんでもないことになってきています 汗

昨年も不漁と言われた日本近海でのスルメイカ漁。 今年に期待していましたが、不漁だった昨年を上回る大不漁となって、それに伴い産地での価格が暴騰。 昨年の2倍以上の超高値水準に。 気仙沼にもたくさんの加工業者があって、イカの塩辛などの製品をつくっているんですが、この状況では原料確保が相当大変だろうなって思います タイ


スルメイカ原料の暴騰で、業者サイドは製品値上げや量目の変更、アイテム数の整理などで対応しているそうだけど、昨年今年と二年連続の不漁が来年回復するかどうかわからないので問題は深刻です。 この価格帯ではマグロ船の餌向けの使用はもう考えられないところまできているから、今後のスルメイカの使用はあきらめるしかないですね。 別なアイテムを探さないと マイク

これから行われる南米アルゼンチン水域での松イカ漁に期待だけれど、それが出回ってくるのは早くてもゴールデンウィークあたり。 それまでは世界各地の陸上在庫での対応となるから、前広にグローバルな視野でいろいろ探してみたいと思います。 これはというものがあれば是非ご紹介ください pc1

今年はベトナムのムロアジ工場を視察に行きました。 世界中の餌の産地という産地はかなり見てきたつもりです。 遠洋まぐろ延縄漁にとってマグロを釣る為の餌はなくてはならないアイテムなので、これまでの経験を活かしながら、取引先業者の方々のご協力を頂いて、この難局を乗り切りたいです icon12

OPEC総会で原油減産が決定され、直近では1バレルあたり52ドルを超す水準まで値上がりし、為替レートも115円とさらに円安傾向。 来年に向けてこれらの市況動向を注視していきたいと思います face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:09