宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年02月28日

新造船「第8明神丸」の船内見学


宮城県女川町の鈴幸漁業さんが静岡県の三保造船所に発注し建造がすすめられてきた遠洋マグロはえ縄漁船の第8明神丸(479トン)がこのほど竣工し、気仙沼港でお披露目の会が開催されました クラッカー

大勢の関係者に迎えられての竣工披露。 コの字岸壁に接岸するとすぐに大漁旗でのお化粧開始。 取引先や関係者から送られた色とりどりのカラフルな大漁旗をロープでつないで船体に掲揚 花丸

そして新船披露恒例のお祝いの餅まきです。 船頭さんや乗組員の方々、そして鈴幸漁業の常務さんと息子さん。 常務さんのご挨拶を合図に紅白のお餅がいっせいに撒かれました。 頭上から降ってくるお餅をみんなで楽しみながら拾ってはポケットに。 たくさんゲットすることが出来ました 音符




餅まきのイベントが終われば船内開放での見学会開始。 カメラ持参で船首側からゆっくりと見学です。 以前勝栄丸に乗船して頂いた船員さんから説明をしてもらったり。 いいですね、新造船は camera

123勝栄丸から採用した明るいグレーのデッキ色。 その後建造されるマグロ船はそれまでのグリーンではなく全てグレー色になって。 熱反射の関係で、明るいグレー色のほうが暑くないんだって 船

省エネに配慮した機器類も搭載されていて。 いまやスタンダードになった燃油消費量モニター。 冷凍機のインバータ制御。 船内全てのLED照明化。 そして漁艙内の防熱構造の増圧化など。 最新の技術が満載の最新鋭漁船でした。 メンテナンスがしやすい船体設計っていうのもいい。 漁艙内からの餌の運搬がしやすいように専用ハッチを設けるなど、作業動線の向上にもかなり工夫が凝らされているのがわかります。 船尾に設けられた大きな食料保管冷凍庫もいいですね。 すごく参考になりました タイ

あと1ヶ月ちょっとのあいだ、気仙沼で出漁準備をする本船なので、まだまだ見るチャンスはあるかと思います。 皆さんも是非いちど、最新鋭のマグロ船の船内見学をしてみてはいかがでしょうか いかり

第8明神丸の完成、そして竣工披露、ほんとうにおめでとうございました。 安航・大漁をお祈り致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:46

2017年02月27日

祝!第8明神丸の竣工披露


静岡県清水の三保造船所で建造がすすめられていた女川の鈴幸漁業さんが発注した遠洋まぐろ延縄漁船・第8明神丸(479トン)がこのほど完成し、気仙沼港でのお披露目がおこなわれました クラッカー

ひと頃の寒さも和らいで当日は絶好の天気となって。 関係者や乗組員のご家族の方々が本船の到着を今か今かと待つコの字岸壁の先に、気仙沼湾の入り口から大漁旗をたなびかせた本船が登場 camera

造船所などの作業艇が繰り出して本船の接岸をサポートし、ピカピカの新造船が私たちの目の前に到着です。 新造船の竣工、鈴幸漁業の関係者の皆さん、ほんとうにおめでとうございます 花丸



めでたく竣工した第8明神丸はさまざまなアイデアを盛り込んだ最新鋭のマグロ船。 「30年使える省エネ船」をテーマに開発され、三保造船の技術を結集して建造されました。 建造中に見学させてもらう予定だったけれど、予定が合わずついにそのタイミングを逃してしまいましたが、気仙沼でのお披露目でじっくりと見学させて頂きました。 その記事はまた明日にお伝えしますからお楽しみに タイ

やっぱり新造船っていいですねえ。 どこもかしこもキレイで。 船員室も居住性に配慮した設計で、これからの後継者育成にも大きな成果が期待できることでしょう。 先日の勝栄丸ブログで、成人式に出席できなかった若い船員を洋上での成人式でお祝いしたっていう記事を書いたけど、今回はサプライズの企画が準備してあって、本人も本当にびっくりしたことでしょう !

第8明神丸に乗船している20歳の機関員。 やはり成人式の時には洋上にいて式に出席できなかったっていう事で、新船披露に合わせてみんなでお祝いしましょうっていうTV局を巻きこんだ大規模な企画。 これまでのマグロ船のイメージを一新するかのようなアイデアで、本当に素晴らしいと思います 親指

4月初めには気仙沼を出港し遠洋まぐろ漁に向かうとの事。 新造船の完成で乗組員の皆さんもうれしそうな様子でした。 勝栄丸各船がまた漁場でお世話になりますからどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 17:34

2017年02月26日

宮登さんでの入港祝い


先日、インド洋でのマグロ漁を終え気仙沼に帰港した88勝栄丸。 乗組員への報酬清算も終わってひと段落したタイミングで、船頭さんを交えてお食事会をしましょうかっていう事になって 音符

田中前地区にお店を構える人気店の「宮登」さんにおじゃましてきました。 震災前は内湾地区にあったお店ですが、被災してから現在の場所に移転。 ちゃんこ鍋を中心としたお料理が美味しいんです 花丸

この日も醬油ベースのちゃんこ鍋を準備しててくれました。 お通しには気仙沼港で水揚げされた毛ガニの剥き身。 カニ味噌もたっぷりですごくいいですね。 まずは生ビールで入港祝いの乾杯です beer


宮登さんのお刺身は、いいとこをちょっとづつ品良く盛り付けられているので、もう少し食べたいなって思うくらいの丁度よさ。 今が旬の牡蠣の浜焼き、伝統の鶏のから揚げなど、どれも最高でした 食事

お隣のテーブルにはいつもお世話になっている水産関係者の皆さん。 そしてカウンターには造船関係の方々が。 あとから入ってきた人たちもみな知り合いの方ばかり。 皆さん贔屓にしてるんですね 親指

宮登さんの美味しいお料理をつまみながら、リラックスした時間が流れます。 ちゃんこ鍋に火が入って、海の幸満載の美味しいお鍋を堪能したあとは、もちろん〆の雑炊でしょう。 これがまた美味いんです キラキラ

市内にお店は数あれど、毎日これだけお客さんが入って、予約しなくちゃ席が取れない人気店ってあまりないんじゃないかなあ。 マグロ漁から帰ってきた船頭さんも大満足されたことでしょう。 ほんとうにごちそうさまでした。 船頭さんには気仙沼での休暇をゆっくり楽しんでほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:26

2017年02月25日

123勝栄丸がマグロ漁を終え帰途


昨年7月に気仙沼を出港し、豪州西岸沖のミナミマグロ漁場から赤道付近のインド洋海域と、マグロ延縄漁をおこなってきた勝倉漁業の第123勝栄丸が予定の操業を終え日本に向けて帰航となりました クラッカー

船頭さんをはじめ乗組員の皆さまには、長期にわたるマグロ漁での航海、本当にご苦労様でした。 事故や怪我もなく順調な操業を終えられて、乗組員の皆さんもホッとしている事でしょう 花丸

本船からの連絡では、漁具や道具類の片付けやチェック、そして操業中にはできなかった船体の塗装作業など、灼熱の太陽のもと乗組員総出で手分けしながら帰航作業にあたっているとの報告です ちからこぶ

来週には経由地のインドネシア・バリ島ベノア港に立ち寄っての補給、そして日本に向けての航行。 水揚げ基地の静岡県清水港へは3月13日の入港予定ですので、関係者の皆さま宜しくお願い致します タイ

なお、予定通り順調にいけば気仙沼への帰港は3月16日(木)になるかと思います。 これから本船のマグロ類の値決め交渉や水揚げを行いますので、しっかりと準備して臨みたいと思います 船

長期航海を終えて帰航中の123勝栄丸の乗組員の皆さん。 日本への航行では付近の船舶などに十分注意を払って、監視体制をぬかりなく、くれぐれも安全第一での運航をお願いしたいですね 親指

もうすぐ乗組員の皆さんに再会できますね。 日本への帰国を楽しみにしていますから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:52

2017年02月24日

祝! 倉元さんの新店舗落成移転


東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市街の復旧工事も徐々に進んできて、ここにきてようやく内湾地区の嵩上げ工事に着手。 それに伴って、営業中の店舗などの一時移転がおこなわれています マイク

その内湾地区の魚町で、船舶仕込みや酒類・食料品・米穀などの販売をおこなってきた「倉元」さん。 勝倉漁業の取引先でもあって、勝栄丸各船の食料品などを提供していただいています 船

津波で大きな被害を受けたお店を修繕してそのままの場所で営業を続けてきましたが、内湾地区の嵩上げ工事や土地区画整理事業の実行にともなって、魚市場前に新店舗を準備しての営業開始 花丸


お祝いにおじゃましたところ、ちょうど引越しの真っ最中でとても忙しい中ではありましたが、新しいお店の中をゆっくりと拝見させて頂きました。 新店舗移転での営業開始、本当におめでとうございます クラッカー

震災復旧工事が最も遅れている印象があった内湾地区の魚町と南町エリア。 今年に入ってようやく動きが出てきたように思えます。 震災後も修繕して使用し続けてきた建物がいったん撤去され新しい街に生まれ変わろうとしています。 震災からもうすぐ6年になりますが、内湾地区はここからがスタートなのでしょう。 でも立派な建物が次々と解体されていく様子を見ると何とも言えない気持ちになりますね タイ

今回、移転営業開始された「倉元」さんの社長さん、専務さん、そしてお店のスタッフの皆さん。 これからもどうぞ宜しくお願い致します。 新しいお店は勝倉漁業からもすごく近くなったから、ゆっくりとお茶でも飲みながら情報交換でもしたいですね。 改めてまして、新店舗落成ほんとうにおめでとうございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:40

2017年02月23日

まぐろ延縄漁の冷凍餌検品


勝倉漁業の88勝栄丸が日本に帰港し、予定通りの日程で冷凍マグロの水揚げが終わって気仙沼に廻航。 今航海のすべての仕事が終わりました。 これからは陸上スタッフたちの出番です クラッカー

気仙沼に帰港早々のタイミングで、取引先の冷蔵庫で次の航海での延縄漁に使用する冷凍餌の検品作業です。 特に最近はイカの値段が高くて、テレビニュースなんかでも取り上げられるほど 汗

日本海や太平洋で漁獲されるスルメイカ(真イカ)は、値段が2倍・3倍に跳ね上がっているから、餌としてはとてもとても使える水準じゃないので、取引先業者に頑張ってもらって輸入品を物色中 icon14


アルゼンチン沖で中国船や台湾船などが漁獲する松イカがターゲット。 それでもこれまでの価格に比べたら倍近い相場になっているから、情報を集めながら慎重に手配しなければなりませんね 船

いつも大変お世話になっている業者さんの冷蔵庫で、すでに買い付けした冷凍餌の最終チェック。 プロの厳しい目で、お勧めできるものだけを調達し、頑張った価格で提供して下さって、本当に助かります。 今回も88勝栄丸の餌の手配に尽力していただきました。 これからもどうぞ宜しくお願いします タイ

そうこうしているうちに来月には123勝栄丸も帰港予定なので、手配しなければならない冷凍餌は相当な量になりますね。 お勧めできる餌をお持ちの業者の皆さん、情報をお待ちしています pc1

今回手配した冷凍餌の積込は、3月20日頃の予定。 それまでは冷蔵庫で保管することになります face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 21:46

2017年02月22日

マザーポートの定番メニュー


2月下旬になっても毎日寒くて風が強い日が続いていますね。 でももう雪の感じじゃなくなってきたようなこの頃。 3月に入れば南から桜の便りも届いたりして、だんだんと暖かくなってくるんでしょうね sakura

平成28年度もあと1ヶ月ちょっと。 年度末だから何かと気忙しくて、頭の中をフル稼働して。 しっかりとした形で今年度を締めくくりたいですから。 緊張感をもって仕事を進めていこうと思います 船

出張先や気仙沼でのグルメレポートも勝栄丸ブログの定番。 うちにも食べに来て!ってアンカーコーヒーの常務さんからのコメントを会社のスタッフが預かってきたんだけど、先週も行きましたよって直接言うのも恰好悪いから、ブログへの写真と記事の掲載で報告代わりにしちゃいます(笑) マイク


ランチで訪れたマザーポート店。 週替わりランチもいいけれどたまにはハンバーグも食べたいなと、定番メニューのハンバーグプレートを注文。 特製ハンバーグに人参や野菜のサラダ。 栄養もバランスもばっちりのメニュー。 価格もとってもリーズナブルでいいですね。 すごく美味しいのでお勧めです 食事

そしてマザーポート店の週替わりランチは子供達にも大人気。 先週は納豆入りのチゲスープでした。 年に数回出張してた韓国・釜山でよく食べてたようなお味噌汁みたいなちょっとピリ辛のスープ camera

ひきわり納豆が入っているのが個人的にはすごく好きかな。 野菜もたっぷり入っていて、ちょうどいい辛さが体を芯から温めてくれます。 このチゲスープを家でも食べたいとリクエストしてみようかな 音符

今週の週替わりランチは、タイウィークだそうです。 カウマンガイ(タイ風チキンライス)、ヤムウンセン(春雨サラダ)、ナンプラーが香る野菜スープ、そしてバナココ。 こだわってますねえ。 今週は行けるかどうかまだわからないけれど、私が行ったら胡瓜ヌキでお願い! スタッフさん宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:36

2017年02月21日

全国ネット「追跡!極上マグロ」


北大西洋で操業する勝栄丸船団。 旬のクロマグロを追って、北緯60度近くのアイルランド沖で展開される日本漁船のクロマグロ漁。 現在北東大西洋では33隻の日本漁船がマグロ漁をおこなっています 船

その出発地、漁業基地となっているのがスペイン領カナリア諸島のラスパルマス港。 この港から気仙沼の臼福本店が所有する第一昭福丸に取材陣が乗船し、38日間にわたる密着取材をおこなったドキュメンタリー番組が、テレビ朝日系の全国ネットで先日放送されました。 皆さんもご覧になられましたか 花丸

以前、かつお・まぐろ漁業者の若手団体・日本鰹鮪近代化促進協議会が製作した、インド洋を舞台にした遠洋まぐろ漁業の現場を紹介した作品がありましたよね。 今回はその北大西洋版とも言えるもの 親指


最高級の極上クロマグロ。 日本近海では津軽海峡や北海道沿岸などで漁獲されるマグロが有名ですが、私達まぐろのプロにとっては、アイルランド沖のクロマグロって言えば最高級マグロの代名詞 タイ

いちばん脂がのる毎年10月から11月にかけての短期間操業ですが、これがとても重要な操業なんです。 大西洋のマグロを管理する機関ICCATでクロマグロの全体の漁獲量や国別の配分量などが決められていて、日本漁船も一隻ごとに漁獲上限が設定されて、しっかりとルールを守りながらの操業 icon12

もっともっと獲りたい、獲れるところを我慢して、資源を守りながらのクロマグロ漁。 私もアイルランド沖のクロマグロ漁の映像を目にするのは初めての事だったので、すごく興味深く拝見させて頂きました TV

大時化の海、極寒の地、その中での過酷なクロマグロ漁。 乗組員の皆さんに感謝して、大切に食べていかなければならないと改めて思いました。 このマグロを取り扱うすべての方々にぜひ見てもらいたいですね。 永久保存版として保管したいと思います icon14

きょうの写真は、ラスパルマスに出張した際に入港中だった第一昭福丸さんを撮影した一枚です。 本船が舞台となった「追跡!極上マグロ 嵐の北大西洋 38日間 完全密着」 素晴らしい番組でした! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:30

2017年02月20日

週末に「まるき」の煮干そば


出張続きの二週間から気仙沼に帰ってきた週末の日。 気仙沼に帰港した88勝栄丸を迎えての港内作業もひと段落して、田中前にお店を構える「まるき」さんにお昼ご飯に行ってきました クラッカー

気温がグーッと下がって、ときおり強風が吹き荒れていて、体感気温がさらに低くなっているから、こういう時には体が温まるものがいいなって、久しぶりに「煮干そば」を食べることで決まりです 音符

いつもながら行列ができていて、ちょっとピーク時を過ぎた時間帯だったけれど、それでも10分ほど待って席にご案内。 次から次にお客さんが入ってきてて、これでもラッキーなタイミングでした 食事

注文していた煮干そばがテーブルに。 濃厚な煮干しだしのスープ。 一口スープを飲むと、煮干しの香りがガツンときます。 スープの表面には豚の背油。 昔よりも濃厚になっている感じがしますね 親指

その濃厚なスープに合わせるのは、自家製の中太麺。 モチモチとした食感がいい。 トッピングの炙りチャーシューにお気に入りの太いメンマも最高に美味いです。 ひさびさの煮干そばは最高でした noodle

ちょっと疲れている時なんかには最適の一杯かも。 気が付けばあっという間に完食で、スープもほとんど飲み干してしまうくらい。 箸とレンゲが止まらないっていうんでしょうか。 ついつい飲んじゃいます キラキラ

いつもお世話になっている「まるき」さん。 今回も大好きな餃子がなかったのが残念。 まるきのお母さんも申し訳なさそうに話してました。 次回は餃子も期待してますので宜しくお願いしますね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:00

2017年02月19日

強風の中、港町岸壁へシフト完了


遠洋マグロ漁から約11か月ぶりに母港の気仙沼に帰ってきた勝倉漁業の第88勝栄丸。 早朝に湾内に姿を見せ、魚市場南側岸壁にいったんは接岸となり、気仙沼での陸揚げ作業をおこないました 花丸

今航海で使い残した延縄漁の冷凍餌や船内食料など。 取引先業者が準備して下さったパレットに種類ごとに積みつけて、フォークリフトでトラックに移動。 入港時にこうして協力して頂いて助かります 親指

朝の早い時間帯はちょっと肌寒かったものの、陸揚げ作業が始まるころには小春日和になってきて、すごく作業がしやすかったのも束の間、だんだんと雲行きが怪しくなってきて、雨とともに強風が 雪

いまの時期、三陸沖での漁を切り上げた漁船がたくさん係船しているうえに、遠洋マグロ船の帰港も重なって、湾内の岸壁は見る見る間にいっぱいになってきて。 なので早めの係船場所確保とばかりに、港町岸壁に移動することになりました。 ウィンドラスの作動をチェックして、岸壁を離れる本船です 船

取引先の作業艇に手伝ってもらってのシフト作業。 船をつけなおす時間帯になると風が特に強くなってきて、船と船のあいだに本船を潜り込ませるのは至難の業。 船を傷つけないよう慎重にすすめます camera

通常はもっと短時間で終わるシフト作業も、強風の中ではなかなか難しく、2時間以上かかってようやく船を岸壁に固定することが出来ました。 作業にあたった皆さん、寒い中お疲れさまでした icon12

作業艇をだして手伝って頂いた取引先業者、そして岸壁や左右の船にスタンバイして下さった皆さん方のご協力のおかげで、ヒヤッとすることもなく無事作業完了です。 本船が造船所に上架するのは3月に入っての事なので、それまではこの場所でしばらく静かに待機かな いかり

船内の機器類の整備など、上架前にできる事については業者さんの工事が入る予定。 しっかりと万全な整備で、沖でのトラブルの無いようお願いしたいと思います。 どうぞよろしくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:26

2017年02月18日

88勝栄丸が気仙沼に帰港!


インド洋での操業を終え日本に帰港。 水揚げ基地の清水港での作業がすべて終了し、母港の気仙沼港へ廻航中だった勝倉漁業の第88勝栄丸が気仙沼魚市場南側岸壁に到着 クラッカー

予定時間に合わせて気仙沼港内に姿を見せた本船。 会社のスタッフや取引先の方々そして乗組員のご家族の皆さんなど、大勢の出迎えでの着岸作業です。 慎重な操船で徐々に岸壁に近づいてきます 花丸

船首側と船尾側に分かれてもやい綱をとる作業。 本船の右舷側にはずらりと防舷材のフェンダーがスタンバイしてあるのがわかります。 朝早くからそして寒い中、皆さん本当にご苦労様でした タイ



長期航海を終えて気仙沼に帰港した88勝栄丸の船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、ほんとうにお疲れさまでした。 これから次の航海が始まる3月下旬まではしばしの休暇となりますが、ご家族との時間をゆっくりと過ごしてほしいと思います 船

岸壁に着岸してすぐに、今航海で使い残した冷凍餌や食料品などの陸揚げが行われました。 冷凍餌は種類ごとにカウントしながらの陸揚げ。 次の航海にまた使うから冷凍庫で保管です camera

食料品もすべての品物をチェックしながら処分するものは処分して、予定していた時間を大幅に超過して昼過ぎまでかかったけれどなんとか皆さんのご協力のおかげで作業を終えることが出来ました 親指

午前中はすごく暖かくて春のような陽気だったけれど、昼過ぎになると時折雨も降りだして気温も急激にグーッとさがってきて、また冬に逆戻りのような天候に。 無事到着し、作業も終えてよかったです キラキラ  

いま気仙沼港には遠洋まぐろ漁から帰港した船が続けて入港しているので、船を係船する場所が少なくなってきて、3月まではこの状況が続きそうですね。 乗組員の皆さん、長期航海ご苦労様でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:12

2017年02月17日

寿司安で船頭さんと食事会


勝倉漁業の88勝栄丸がインド洋でのマグロ漁を終えて清水に帰港。 船頭さんに何が食べたいですかって聞いたら、もちろんお寿司でしょう!っていう事なので、いつもお世話になってる寿司安さんへ 音符

静岡県清水区万世町にお店を構える寿司安さんは、こじんまりとした町のお寿司屋さんっていう感じのお店で、マグロ業界関係者も足繁く通う店としても有名。 予約してたカウンター席に座ります 花丸

船頭さんと船長さん、築地市場の荷受・第一水産の担当者などと一緒に、今航海の無事帰港を祝って生ビールで乾杯です。 改めまして、乗組員の皆さん長期航海本当にご苦労様でした タイ



寿司安さんは極上のミナミマグロを提供してくれるお店。 今回も私たちの到着に合わせあらかじめ解凍した冷凍ミナミマグロの極上品を準備しててくださいました。 たぶん、ケープ沖のミナミマグロでしょう。 親父さんにカメラを向けるとニコニコしながらも恥ずかしいからってVサインで照れ隠し 食事

女将さんが準備してくれるお通しやおつまみの数々。 そしてそれぞれの飲むペースに合わせてタイミングよく美味しいお料理を出してくれる親父さん。 寿司安での会話はついつい盛り上がって明るい気分になりますね。 今回のミナミマグロも旨かったあ、赤身もトロも最高でした。 ちょっと飲みすぎたかな camera

ちょっと食べてみてって出してくれたのが、南米チリ沖のメバチマグロのづけ。 特別に工夫されているんでしょうねえ、寿司安さんのづけはマジで美味いです。 皆さんも機会があれば是非お試しください キラキラ

約11か月ぶりに日本に帰国した船頭さんたちとお寿司を囲んでのお食事会。 ひさびさの本格的な日本の味を堪能してもらえたのではないかと思います。 次回は「赤はんば」の味噌汁を期待しています チョキ

寿司安の親父さんと女将さん、今年もどうぞ宜しくです。 楽しい時間をありがとうございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:39

2017年02月16日

88勝栄丸のマグロ水揚げ!


インド洋でのマグロ漁を終えて水揚基地の静岡県清水港に帰港した勝倉漁業の88勝栄丸。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期航海本当にお疲れさまでした。 到着早々水揚げの開始です クラッカー

荷捌き台にはすでに保冷トラックがスタンバイし、作業員の合図によってマグロを釣り上げるクレーン車のブームが動き出します。 本船の水揚げハッチ口から鈴なりになった冷凍マグロが顔を出しました camera

漁艙内は超低温区画となっていて、そのなかで作業するのは専門の業者さん。 防寒着を着込んで目出し帽を着用して、防寒長靴を履いてと完全装備。 それでも超低温の区画で長時間作業するのは大変な重労働ですね。 いつもお世話になっている荷役業者の皆さん、ほんとうにお世話様です 雪



大きなメバチマグロ、メカジキやビンチョウなど。 漁艙内に混載してある漁獲物を陸上の荷捌き台で種類やサイズ別に仕分けしての計量です。 一時間に約40トンほどのペースでしょうか 親指

船内荷役の皆さんが見事に釣り上げてくれるので、水揚げのペースも早いしスムーズに作業が進んでありがたいです。 この職人技はさすがというしかありませんよね。 私たちはひたすら選別作業です 船

保冷トラックにきちきちと積み上げられるマグロ達。 運転手さんたちが協力し合って積み付けをおこなうんですが、これまた職人技。 素人は手出しできないけど、手カギをもって少しだけお手伝い icon14

関係者のご協力のおかげで、二日間にわたる水揚げが無事終了し、本船は一路母港の気仙沼に向けて廻航しました。 到着は17日の朝の予定なので、気仙沼の取引先関係者の方々、乗組員のご家族の皆さん、どうぞ宜しくお願いします。 気仙沼魚市場の岸壁につける予定ですから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:01

2017年02月15日

88勝栄丸が水揚基地の清水入港!


インド洋でのマグロ漁を終え経由地のインドネシア・バリ島での補給したのち、日本に向けて帰航中だった勝倉漁業の第88勝栄丸が、水揚げ港の静岡県清水港に無事到着となりました クラッカー

三保沖から湾内へ、徐々に船影が大きくなってきて。 ここ数日間はちょっと荒れ模様の海況だったようで、予定の時刻よりも数時間ほど遅れたけれど、本船の帰港を確認してホッとしました camera

船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、昨年春先からの長期間のマグロ漁たいへんお疲れさまでした。 乗組員の皆さんの元気で変わりない様子にまずは一安心。 日本までの航行のあいだも細心の注意で息が抜けなかったと思います。 無事帰港で乗組員の皆さんからも笑顔が見えました 花丸


慎重な操船でゆっくりと江尻岸壁に着岸。 取引先の関係者の皆さんもたくさん出迎えに来ていただいて、寒い中でもやい綱をとる作業などをして頂きました。 いつも本当にお世話になってます 船

着岸して船が固定されると、税関職員が乗船。 乗組員の申告に基づいての船内検査。 書類の不備がないか、申告は正しいかなど、約一時間にわたっての確認作業でした。 船内検査の間は私達が乗船することができないから、船側で待機しながら検査終了を待ちます タイ

全ての検査が終わって私たちの乗船が認められると、操舵室にいる幹部の皆さんにご挨拶。 お神酒をお供えして神棚に手を合わせ、今航海の無事と安全操業への感謝の祈りを捧げました icon12

水揚げ時間も近づいてきたからゆっくりとお話しするのはあとにして、荷捌き台に戻っての水揚げスタンバイ。 雲一つないような晴天に恵まれたけれど、少し肌寒い気温下での冷凍マグロの水揚げなので、しっかりと着込んで作業に臨みたいと思います。 ここからは我々陸上スタッフの仕事ですね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:26

2017年02月14日

昭和のマグロ漁が映像で復活!


伊勢神宮への公式参拝、そして清水に移動してのいま帰航中の88勝栄丸のマグロの値決めなど、出張を終えて気仙沼に帰ってみるとデスクの上に河北新報の記事と共にDVDが置いてありました !

そのDVDは、日本の遠洋漁業をシリーズでまとめたもので、マグロ漁業最前線として昭和62年におこなわれた第58勝栄丸の航海記録を納めたものでした。 いまから約30年前の映像ですね 花丸

気仙沼で情報誌を編集しているみなと俱楽部さんが昭和の漁船漁業を振り返るDVDシリーズ「日本の遠洋漁業」の第3弾・第4弾として近海まぐろ延縄漁業、マグロ漁業最前線の2作品を発表 クラッカー

勝倉漁業の第58勝栄丸。 当時の航海や操業の様子を乗組員がVHSビデオで撮影したものが残っていて、OBが提供してくれた映像をみなと倶楽部さんが今回の作品に仕上げました 船

乗組員の生き生きした日常の様子や、関係者のインタビュー、戦前の海難事故の歴史なども盛り込んでいるとの事。 当時、気仙沼は世界最大のマグロ漁業基地で、いまも日本有数の漁業基地。 その当時の貴重な映像はめったにお目にかかれるものじゃないから、じっくりと拝見したいと思います 映画

漁場は太平洋のハワイ沖、西経漁場。 今と比べると航海日数もかなり短くて、漁獲も相当に多かったと聞きます。 当時の操業や乗組員の様子をVDV作品として復活させていただいたみなと倶楽部編集室の皆さんには本当に感謝の一言ですね。 ありがとうございます キラキラ

今回発表されたDVD「近海」「遠洋」ともに気仙沼市内の書店で販売していますので、みなさんも是非ご覧になってみて下さい。 問い合わせは「みなと倶楽部」編集室まで(022625-3777) face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:29

2017年02月13日

仙台闊歩にまるき掲載


インドネシアから帰国してすぐに伊勢そして清水への出張と続いて、ちょっとお疲れモードかも。 気仙沼に帰って書店をのぞいてみたら、仙台市を中心とした街の情報誌「仙台闊歩KAPPO」に、いつも美味しいラーメンを食べに行っている気仙沼のまるきさんが掲載されていました 花丸

メインの写真は中華そばの味玉のせ。 先日もお昼ご飯を食べに行って、何にしようかなと悩んだ挙句に、KAPPOに掲載された中華そばの味玉のせをちょうど食べたばかり。 やっぱ美味いです camera

まるきさんの餃子も絶品だから、中華そばと合わせて食べようと思いおばさんに注文したら、まだ準備ができていなくてごめんなさいって。 ん~残念。 毎日手づくりの餃子です、皆さんも是非いちどどうぞ 親指

気仙沼のまるきさんは、いろんなメディアに取り上げられるようになって、益々行列の絶えない店になってきたように思いますね。 当日も開店前から長蛇の列で、ちょっと遅れたらだいぶ待たされるところでした 汗

ちょっと待っても食べる価値ありのまるきさんのラーメン。 お気に入りの辛シビつけ麺や魚介の濃厚なつけ麺、煮干しがガツンとくる煮干しそばなど、徐々にバージョンアップしているのも楽しみなこと icon14

勝栄丸ブログでも過去何度も取り上げてきて、いまではもう大人気店となったまるきさん。 仙台闊歩KAPPOに掲載でまた一段とお客さんが集まってくるんでしょうね。 繁盛するのはいいことです 音符

あっさりとした昔ながらのラーメン。 まるきさんの中華そば味玉のせ、皆さんお勧めですよ face02

仙台闊歩「KAPPO」の情報はこちら → http://kappo.machico.mu/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:10

2017年02月12日

88勝栄丸のマグロ値決め前に


インド洋漁場から水揚げ港の清水に向けて帰航中の遠洋まぐろ延縄漁船・第88勝栄丸の入港を前にして、本船が漁獲したメバチマグロなどの値決め交渉の日を迎えました。 伊勢神宮への公式参拝を終えて、その帰り足での清水入り。 築地の荷受会社第一水産の担当者と事前の打合せです タイ

全世界的にメバチマグロが不漁だった昨年。 年末年始商戦も市場への上場数量が過去に例のないほど少なくて、赤身の価格が比較的順調に推移したこの数カ月間でした icon14

成人式や恵方巻などのイベントが終わったとはいえ、焼津や三崎での入札相場もしっかりした単価での取引が続いているから、もうしばらくは今の水準で推移するのかな。 そうこうしているうちに雛祭りや歓送迎会などの需要期にもなるので、しっかりと状況を見極めていきたいと思います 親指


伊勢での宴会、そして清水に来てからの居酒屋でのお食事などで、毎日のようにマグロを食べたから、値決めの前のジンクスはもう完璧かと一人納得し、ひさびさに鰻もいいなっていう事になって 音符

20年以上清水に通っているけれど、これまで一度も行った事のなかった鰻の名店「うなよし」さんにお昼ご飯を食べに行ってきました。 開店早々の時間帯だったけれど、店内はすでにたくさんのお客様 camera

さすがは老舗の鰻屋さんだけあります。 うな重の上を注文して待つこと約20分。 ウナギを焼く香りにお腹が空いてきたところでのうな重登場。 まずはそのまま味わって、そして山椒をふりかけてもう一口。 香ばしく焼き上げられたうなぎは、適度な脂ののり具合で、最高級の美味しさでした 食事

それにしても「うなよし」さんのうな重は最高ですね。 今までなんできた事なかったんだろうって。 これからはちょくちょく寄らせて頂きます。 88勝栄丸の清水港での水揚げにあたり、取引先関係者の皆さまには今回も本当にお世話になります。 もうすぐ本船が到着しますので、どうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:55

2017年02月11日

伊勢「豚捨」の絶品牛丼!


年の初めに毎年伊勢神宮でおこなう「海幸祭」。 日本全国のかつお・まぐろ漁業関係者が一堂に会し、航海安全と大漁を祈願する大切な行事です。 今週の勝栄丸ブログでもご紹介してきました 花丸

伊勢神宮参拝での楽しみの一つは「おかげ横丁」の散策とお食事。 その時によって、手こね寿司だったり伊勢うどんだったり、いろんな名物に目を奪われるけれど、今回は豚捨の牛丼と決めてました 食事

おかげ横丁を入って一番の奥。 緑色の暖簾が目印なので、すぐにわかると思います。 テイクアウトで食べられるコロッケやメンチカツなんかも人気で、お店のカウンターには行列ができていました icon12

私達もコロッケを試食。 一個100円の小ぶりなコロッケ。 ほどよくちょっと甘めのしっかりとした味付けで、ソースをつけなくてもこれはこれで結構うまいですね。 それだけでは足りないから タイ



お店に入ってお食事をと、暖簾をくぐると、ランチ開始時間にはまだ5分ほどだっていうことなので、椅子に座って順番を待ちます。 開店早々なので、すんなりと席に着くことが出来てラッキーでした 音符

牛肉が美味すぎて取り扱っていた商品の豚肉を捨てちゃったという逸話から「豚捨」という屋号になったんだとか。 前に来た時にも豚捨さんの牛丼を食べたことがあるけど、これまで食べた中で最高の牛丼かもしれませんね。 今回ももちろん牛丼(1000円)を注文しました noodle

ほとんどのお客さんは牛丼を注文しているみたい。 おかげ横丁でいろんなものを食べ歩いてきているから、これでも結構なボリュームに感じます。 何度食べてもやっぱ美味いですね、豚捨の牛丼は icon14

豚捨さんのコロッケ、そして牛丼を味わってお腹いっぱいに。 せっかく来たんだから、もう少し散策して帰ろうと思います。 見るもの見るもの思わず買っちゃいそうになってしまいます。 おかげ横丁の散策はほんと楽しい。 珍しいものや美味しいものがいっぱいのすごく魅力的な観光地です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:35

2017年02月10日

おかげ横丁の赤福本店


毎年恒例の伊勢神宮参拝のあとで、楽しみにしていた門前町の「おかげ横丁」での散策。 昨日お伝えした伊勢神宮御料酒を献上し続けている白鷹さんでありがたい美味しいお酒のお味見のあと 花丸

横丁の通りをすすむと一番目立つ角に見えてきたのが赤福本店の建物。 趣のあるお店にこれまた金色の「赤福」の看板がすごく目を引きます。 他のお客さんたちにつられるように店内に 音符

五十鈴川のほとりに立ち並ぶおかげ横丁の店々。 赤福本店の奥には店内飲食スペースがあって、真っ赤な毛氈敷きのテーブルが並べられていて、作りたての赤福を味わうことが出来るんです 親指



三重県伊勢を中心に、どこでも買えるっていうほどたくさん売っている赤福なので、どこで食べても同じと思ったら大間違い。 ここ本店で提供される赤福は工場で作ったものじゃなく手作りなんだとか camera

伊勢神宮を流れる五十鈴川の水面をイメージし波打った形の餡。 すっきりとした甘さがすごくいい。 お餅もとても柔らかくって、本店で食べるからなのかもしれないけど、他で食べる赤福とはちょっと違う ハッピ

伊勢神宮参拝を終えた仲間の漁業者の皆さん方も次々と来店し、本物の赤福を味わっていました。 今回も赤福ぜんざいを食べ損ねたなあ。 次こそは是非違う赤福の味にも挑戦したいと思います タイ

むかしお伊勢参りに来た江戸時代の人たちもこのように伊勢の味を楽しんだんでしょうね。 思わずそう感じてしまうような、タイムスリップしたかのような素敵な空間での美味しい赤福でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:09

2017年02月09日

伊勢神宮御料酒を味わって


毎年恒例となった伊勢神宮への公式参拝。 時折雪がちらつくような寒さの中、全国から神聖な伊勢の地に参集した遠洋かつお・まぐろ漁業関係者面々。 早朝からの神事もスムーズにいきました 花丸

伊勢神宮内に敷き詰められた玉砂利の上を社殿まで往復。 かなり広い敷地だから、外宮から内宮に移動しての参拝にはだいたい3時間くらいかかりましたかね。 参加された皆さまお疲れさまでした タイ

伊勢神宮の最寄り駅、近鉄宇治山田駅までは、主催者側の準備した貸し切りバスでの移動。 だけれどもせっかく伊勢神宮まできたんだから、おかげ横丁を散策してご飯でも食べましょうって 食事



鳥居からまっすぐ続く「おかげ横丁」までの道。 いろいろなお店が軒を連ねていて、赤福や伊勢うどんや練り製品やひもの店など。 店先でお味見をしながら進むと以前から気になっていた酒屋さんが camera

趣のある建物に金文字で「白鷹」の看板がど~んと。 これまで入った事はなかったけれど、中をのぞくと同業の漁業者の面々が日本酒の立ち飲みをしていたから、私もご相伴にあずかることにしました。 白鷹さんは伊勢神宮の献上酒に唯一選ばれている酒蔵さん。 伊勢神宮御料酒っていうんだそうです icon12

その白鷹さんの特別限定酒の「特別吟醸樽香」っていうお酒を、一合と五勺の二種類から。 日本酒一合の下の単位、半分が五勺っていうのを、このお店で初めて知りました。 ちょっと無知でしたね ハッピ

お店の方のお勧め通り、すっきりとした冷酒で、樽の香りがほんのりとして、とてもおいしいお酒でした。 おつまみっていうか、日本酒と一緒に出された「天然塩」がすごく合う。 酒と塩、最強のコンビです OK

伊勢神宮での公式参拝を終えてちょっとだけリラックスタイム。 美味しい地酒のお味見をして、おかげ横丁の散策に出かけようと思います。 赤福に豚捨、今回の旅でもレポートしますからお楽しみに face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:32

2017年02月08日

伊勢神宮で御垣内参拝


一年に一度、全国のかつお・まぐろ漁業関係者が一堂に会し、伊勢神宮へ正式参拝し、航海安全と大漁を祈願する「海幸祭」がおこなわれ出席してきました。 全国から集まった漁業経営者、日かつ漁協の組合長と幹部の皆さん、関係団体、水産庁、造船所やエンジンメーカーなどの取引先の方々 タイ

総勢で50名以上の大人数での参拝です。 朝7時過ぎにホテルを出発しまずは外宮へ。 当日は気温がぐっと下がって、マフラーと手袋をしていても本当に寒い朝でした。 皆さん黙々と社殿を目指します 音符

伊勢神宮側には前もって我々の参拝を申し込んでいたので到着するとすぐに神事の開始。 柵の内側まで入っておこなわれる「御垣内参拝」はだれもができる事じゃないので、本当にありがたいですね 花丸




神主さんからお清めの塩でお祓いを受けて、御垣内に進みます。 五十鈴川の石が敷き詰められた神聖な場所で、二礼・二拍手・一礼の正式な作法で、参加者皆心を一つに参拝しました 船

外宮での正式参拝のあとは貸し切りバスで内宮に移動。 外宮の何倍も広い敷地の内宮なので、入り口の鳥居からしばらく歩いて社殿に到着。 お神楽の神事をちょっとだけ待合室で待って camera

その日に正式参拝を申し込んだ一人一人の名前が読み上げられて、低頭してのお祓いの儀式。 毎年伊勢神宮を参拝しお神楽を拝見しているけれど、何度きてもいいもんですね。 感動します。 ちょっと足がしびれれてきたけど泣き言ってる場合ではなく、真剣に航海安全と大漁を祈りました キラキラ

全ての神事が終わって、巫女さんからお神酒を頂いて、用意して下さったお札などを受け取って社殿をあとにします。 平日にもかかわらずたくさんの参拝客でにぎわっていました。 さすがは伊勢神宮です icon14

伊勢神宮で頂いたお札などは、会社の神棚にお祀りして社員みんなで手を合わせたいと思います。 例年以上に寒い伊勢神宮だったけど、凛とした空気感が感じられてとてもいい海幸祭でした。 参加された皆さま、寒い中での御垣内参拝本当にご苦労様でした。 風邪などひきませんようにね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:47

2017年02月07日

近鉄特急で伊勢路へ


インドネシアへの出張から気仙沼に帰ってすぐ、こんどは三重県伊勢に出張です。 一年の初め2月のこの時期に毎年開催される恒例のかつお・まぐろ業界の大漁安全祈願の伊勢神宮への公式参拝 音符

全国の漁業関係者が伊勢の地に向かって続々と集まってきます。 気仙沼からだと東北新幹線で東京を経由し、東海道新幹線で名古屋まで、そして近鉄を利用して伊勢。 8時間くらいかかります。 昔の人はこの距離を歩いて行ったんだから、まさに命がけの旅だったんじゃないかと思いますね 親指

伊勢神宮への公式参拝は毎年楽しみにしている行事。 今回もご招待をいただいて参加することになりました。 三重県の漁業関係者の皆さま、今年もお世話になりますので宜しくお願い致します タイ

伊勢に到着するとその晩には業界関係が一堂に会しての新年懇親会がおこなわれ、翌日の朝早くから外宮そして内宮の順番での参拝。 内宮では社殿の中でのお神楽も毎年楽しみな事 icon12

歴史のある神聖なこの伊勢の地に来ると、気持ちがすっきりとして、厄がおとされるような気がして、今年も頑張ろうっていう気になりますね。 欲をもって参拝ししてはいけない事だけれども、これからすごくいいことありそうな・・・ そんな予感がしてきます。 気持ちを込めて参拝して来ようと思います 船

伊勢神宮の門前町、おかげ横丁の散策も楽しみの一つ。 もちろんカメラも忘れずに持ってきました。 今回の伊勢の旅でも少しは気に入った写真が撮れるように、こういうご利益も期待したいですね camera

さあ、近鉄特急に乗って名古屋から伊勢路へ。 徐々に気分も盛上がってきました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:15

2017年02月06日

ガルーダ直行便で帰路に


インド洋の漁場から日本に向けて帰航中の88勝栄丸が寄港したバリ島ベノア港。 本船の入港にかかるアテンド業務や最終打ち合わせなどもすべて無事終わって、ガルーダ航空で帰路につきました 飛行機

今回のバリ島滞在期間中は、現地は雨季真っ最中のため朝から晩まで雨が断続的に降り続き、外出もままならなかったけれど、それはそれで屋内での会議をじっくりと行うことが出来てよかったかも タイ

現場でしか話せないような、乗組員たちとの腹を割った話し合いもでき、やっぱり今回ベノア港に出張してよかったなあと思います。 日本までの航行では、周囲の船に十分注意してくれぐれも気をつけて 船

バリ島デンパサールのNgurah Rai International Airportは、たくさんの観光客でごった返していました。 深夜便は成田空港行きと大阪行きが重なる時間帯なので、カウンター前には日本人がたくさん 音符

ほぼ99%の人たちは観光できているんでしょうね。 ちょっと日焼けした顔、サーフボードを持っている人、お土産物の入ったバックを抱える人、皆さん楽しい思い出を胸に日本に帰る事でしょう クラッカー

こちらは書類やパソコンが入ったビジネスバックをもっての一人旅。 はた目にはこの人は何をしにバリ島に来たのかって思うんだろうなあ。 まあこっちは仕事での一人旅も慣れたもんです キラキラ

今回のバリ島出張では悪天候のため、時間を見つけての街の散策もできず、ほとんど写真撮影ができませんでした。 これが残念といえば残念。 こんど来るときには天候に恵まれることを願います camera

搭乗時間も近づいてきました。 本船よりも一足先に日本に帰って出迎える準備。 清水に入港そして水揚げ、気仙沼への廻航やドック整備の手配など、万全の態勢で本船を迎えたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:44

2017年02月05日

「漁師」サヌール店にて


日本に向けて帰航中の勝倉漁業の88勝栄丸が経由地のバリ島に寄港するタイミングで、入港アテンドや打ち合わせのために出張してきました。 本船はベノア港に着岸してるから、いつも船から一番近いサヌール地区のホテルを利用することが多く、今回もSwiss-Belresortにお世話になりました 音符

Swiss-BelresortのHPはこちら → http://www.swiss-belresortwatujimbar.com/

すでにお知らせしたとおり、ここバリ島はいま雨季真っ最中で、滞在中も連日朝から晩まで断続的に雨が降って、どうしても近くのお店でのお食事っていう事になりますね。 でも大丈夫・・・ サヌール地区にはたくさんの飲食店があるから食事に困ることはないんです 食事

その中でも日本食レストラン「漁師サヌール店」は、マグロ船の乗組員の皆さんも入港時に立寄る方が多くて海の男にもとても人気のお店なんです。 私も毎回必ずのようにおじゃましちゃいます 花丸

本船寄港についての打合せなどを終えたあと、取引先関係者と一緒に「漁師」さんへ。 いつもお世話になってる店長さんや昔から変わらないスタッフの皆さんが笑顔で迎えてくれました icon14

お寿司やお蕎麦、丼ものに天ぷら、おつまみ類も充実していて何を食べても美味しいですね。 長期間のマグロ漁を終えた船員さんたちの憩いの場っていう感じがします。 ちょうどカメラを持っていたから、スタッフの皆さんに集合してもらっての一枚。 みんないい表情してます。 今回もお世話様でした! camera

遠洋マグロ漁船の寄港地には、船員さんそれぞれのなじみのお店があるんです。 ここバリ島での一押しは何といっても「漁師サヌール店」だと思いますね。 皆さんもバリ島にお越しの際にはぜひお立ち寄りください。 すごくリラックスしたお食事タイムが過ごせると思います。 あまり飲み過ぎないようにね face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:34

2017年02月04日

伝統的スープ「RAWON」堪能!


インド洋での操業を終えてバリ島ベノア港に寄港していた88勝栄丸を、時折雨が降る中で現地関係者と共に見送ったあと、ちょうどお昼時になったから、インドネシア料理のランチに行ってきました 音符

ベノア港から車で約15分ほど。 大通り沿いにお店を構える Kopi Bali サヌール店。 バリとに出張すると必ず一度は訪れるお店。 コーヒーショップなんだけれど、お食事も充実しているんです 食事

ステーキやパスタ、サンドイッチにナシゴレンなど、洋食からインドネシア料理までたくさん揃っている中で、私がお勧めするのは何といってもインドネシアの伝統的なスープです。 これがマジで美味いんです 花丸



前回きたときは、鶏肉のスープ「Soto Ayam」を食べたから、悩んだ末に今回は牛肉のスパイシーなスープ「RAWON」をチョイス。 まずはBINTANGビールで乾杯しながらお料理を待ちます beer

おつまみにと揚げ春巻きを注文し、これまたスパイシーなソースをつけて。 日本で食べる春巻きと同じような感じもするけど、ソースが全く違うので、これはこれですごくいいです。 ビールに合いますね camera

ビールでのどを潤しているとRAWONスープがテーブルに運ばれてきて、ご飯と付け合わせののったプレートも一緒に。 ひさびさのRAWONスープはやっぱ最高ですね。 付け合わせのスパイスやレモンを加えるとまた一味違って、最後の一滴まで全部飲み干してしまいました 親指

帰りには日本へのお土産のCOFFEE豆をたくさん購入して。 会社のスタッフとともにTorajaコーヒーを事務所で堪能したいと思います。 Kopi Bali サヌール店の「RAWON」はやっぱ最高でした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:08

2017年02月03日

88勝栄丸が日本向けベノア出港!


インド洋でマグロ漁をおこなってきた勝倉漁業の第88勝栄丸が日本に向けての航行途中、経由地のインドネシア・バリ島ベノア港に寄港。 約26時間の滞在を経て、日本に向け出港となりました クラッカー

いまインドネシアは雨季の真っ最中。 ここバリ島でも毎日朝から晩まで断続的に雨が降り続き、時には視界がなくなるほどの豪雨。 出港時間にはちょっと小降りになって助かりました 雨

本船でのミーティングもすべて完了。 食料品などの積込みも予定通り済んで、港湾パイロットが乗船して出港体制に。 関係者の手でもやい綱がレッコされ、ゆっくりと岸壁を離れる本船です 花丸

日本までの帰航には付近の船舶などの動きに十分注意を払って、見張り厳重での航行をおこなってほしいと思います。 船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、ほんとうにお疲れさまです 船


本船の出港には現地関係者の皆さんが大勢お見送りしていただきましてありがとうございました。 本船横の岸壁には宮古の遠洋マグロ漁船・78清福丸さんが本船と同じ予定で入港中。 沖の操業で大変お世話になった清福丸さんの船頭さんにも雨の中わざわざお見送りいただきました。 日本に帰港しても、気仙沼でも、またご一緒になると思います。 これからもどうぞ宜しくお願い致します タイ

本船はこれから静岡県清水港に向けて約12日間の航行となります。 ベノア港にはこれから連日のように日本に帰港するマグロ船が寄港する予定なので、現地関係者もしばらく忙しい日々が続きますね 親指

私はこれから空路日本に帰って、本船の日本帰港に向けての準備などをしなくちゃなりません。 ガルーダインドネシア航空の成田空港直行便で夜間のフライト。 またしばしのあいだ寛げるかな 飛行機

今回の入港でもベノア港現地関係者の皆さんには本当にお世話になりました。 また次の寄港の際にも、勝栄丸の運航サポートの程どうぞ宜しくお願い致します。 ありがとうございました face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:17

2017年02月02日

88勝栄丸がバリ島に寄港


昨年春先からインド洋漁場で操業をおこなってきた勝倉漁業の第88勝栄丸が予定の操業スケジュールを終えて日本に向けて帰途につき、経由地のインドネシア・バリ島ベノア港に到着となりました 花丸

まだ今航海も終わっていないこのタイミングで、次の航海に向けてのミーティングなど今のうちから準備しなくちゃいけないことがたくさんあったから、日本からはるばるこのバリ島の地まで出張してきました 飛行機

朝7時に郊外のアンカーポイントに到着の本船。 港湾をコントロールするパイロットの指示に従って徐々に湾内に船影が見えてきました。 比較的浅い場所もあるベノア港なので、タグボートのサポートを受けながらの接岸作業。 いまインドネシアは雨季。 時折降ってくる雨の中での着岸でした 雨

船頭さんをはじめ乗組員の皆さまには、苦労の多かった今航海ほんとうにお疲れさまでした。 皆さんの元気なお顔を拝見してすごくホッとしました。 挨拶もそこそこにさっそくミーティング開始です タイ

雨季といっても、やさしい雨じゃなくって、台風かと思うような豪雨が時折襲う中、船内では日本人船員やインドネシア船員とのそれぞれの会議の時間をもって。 やっぱ現地に来てよかったと思います 船

今回は帰航中のベノア寄港なので、本船の滞在時間は26時間ほど。 あまり時間の余裕がないなかで、しっかりと打合せしなくちゃならないですからね。 うっかり忘れたっていう事の無いよに対処したいと思います。 日本人乗組員の皆さんには、短時間ですがベノア港滞在をそれぞれに過ごしてほしいです 花

ベノア港での補給作業などのお仕事が終われば、本船は清水港に向けて出港です。 予定では14日頃の到着となりそうなので、関係者の皆さまどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:52

2017年02月01日

成田空港からデンパサールへ


毎日寒い日が続いていますね。 気仙沼でもこのところ雪が降ることが多くって、朝晩の運転などは特に気をつけなければならないから、時間に余裕をもって一関に移動でまたまた出張です 雪

インド洋で昨年春から操業を続けてきた88勝栄丸が予定の操業を終えて経由地のバリ島に向けて航行中。 日本に帰港する前に次の航海に向けての事前打ち合わせなどのために渡航です 飛行機

まだ学生達の春休みにはちょっと早いタイミングだけれども、成田空港国際線ターミナルは普段の数倍の人の数。 インドネシア・デンパサール行きのチェックインカウンター前にも長蛇の列で、中にはサーフボードを抱えた若者たちの姿もあって、やっぱりリゾート地なんだなあってつくづく思います 花

それでもこちらは仕事を抱えての渡航。 パソコンや書類の詰まったビジネスバックをもってのチェックイン。 直行便のガルーダインドネシア航空881便はフルブッキングの満席状態でした !

成田空港からバリ島・デンパサール空港までは約7時間のフライト。 寒い日本を離れて常夏の漁業基地への旅。 少しの時間だけれども、こういうゆっくりとした移動時間はとても貴重。 仕事のことをしばし考えずにワインでも飲みながら機内での時間を楽しみたいと思います 音符

バリ島の基地港・ベノアではまた緊張感いっぱいのお仕事が待っています。 今航海の締め括り、そして次の新たな航海への準備に向けて、しっかりと打合せや情報収集をしてこようと思います 船

現地関係者の皆さま、今回の入港でもほんとうにお世話になります。 よろしくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 00:04