宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年03月31日

祝!気仙沼大島大橋の架設完了


気仙沼市民と大島島民にとって50年来の悲願であった大島架橋の架設工事が先日執り行われ、たくさんの見学者やメディアの方々で賑わいました。 大島がようやく離島ではなくなるんです クラッカー

2018年度末の完成を目指す気仙沼大島大橋事業は、メイン部分のアーチ型の中央部分が商港岸壁で組み立てられてきました。 その長さは228メートル、重量が2700トンもある代物です icon12

夜明け前から大型クレーン船を使って、湾内の船舶の出入りを制限しての吊り上げ作業開始となって。 すでに工事がすすめられていた大島側と鹿折側の接続部分に、午前9時45分に架設完了 camera

この大事業のメインイベントとなる架設の瞬間を見ようと、大島側そして鹿折の半島先端、そして海上からもたくさんの市民の皆さんが作業を見守って歓声を上げました。 気仙沼にとってまさに待ちに待った歴史的瞬間だったと思います。 特に大島島民にとっては感無量の瞬間だったのではないでしょうか タイ

東日本大震災では孤立を余儀なくされた大島住民の皆さん。 その後「命の橋」としての重要性が一層と高まり、気仙沼市や関係機関などが大島大橋早期実現を求めてきた経緯があります 新聞

大島大橋本体の全長は356メートル、桁下高は32メートル以上もあり、完成すれば東日本最大の橋になりますね。 これからアクセス道の整備も含めての工事がすすめられ、あと2年を待たず完成の見込み。 一日も早い供用開始が今からとても楽しみです 花丸

大島といえば子供の頃から客船で遊びに行った観光地。 それがもうすぐ車での乗り入れができるようになる。 気仙沼の新たな観光地としての整備も進んでいく事でしょう。 本当にめでたい出来事です 音符

大島大橋と合わせこれから設置工事が予定されている気仙沼湾を横断する三陸縦貫道の橋と合わせ、湾内に2つのベイブリッジが出現する気仙沼です。 気仙沼の港の風景が近代的に変わっていきそうです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:27

2017年03月30日

仮設商店街が撤去期限を迎え


震災から6年が経って、ここにきて仮設商店街の撤去の話しが現実となってきました。 内湾地区の二つの仮設商店街のうち、気仙沼横丁は3月20日で営業が終了し、紫市場は一か月後の閉店だとか タイ

甚大な被害を受けた気仙沼内湾地区で、たくさんの商店や飲食店などが仮設商店街に集まって賑わいを創出してきましたが、土地区画整理事業などにより立ち退きせざるを得ない状況になって 汗

気仙沼横丁にしても紫市場にしても、皆さんそれぞれにすごく頑張って、将来の再建に向けての準備をしてきたんだと思います。 南町では共同店舗などによる再建先も計画されていますが、ぜんぶのお店が入居できるかって言えばそうじゃなくって、聞けば半分以下のお店しか再開の予定がないんだとか face06

そんな仮設商店街の一角に、かつては南町にお店を構えていた「とんかつ勝子」さんが来月の営業をもってしばらくは休業するとの情報を聞き、仲間とともに感謝の気持ちを伝えに行ってきました マイク

トンカツなどの揚げ物を中心に、夜にはお刺身や一品料理など、市民だけじゃなくって気仙沼に入港するたくさんの漁船の乗組員にも愛されてきた老舗です。 勝子さんが休業するっていうのはすごく寂しい いかり

最後の営業を惜しんで、ボランティアの方々もアカペラの大合唱でありがとうの気持ちを伝えます。 ぜひ必ずや近いうちにまたお店を再建してほしいですね。 こう思うのは私だけじゃないと思います 新聞

仮設での営業がそろそろ終わりを迎える気仙沼の被災市街地。 それぞれの事情はあるんだと思いますが、新しくなる市街地がこうした方々の総合力で再び人が集い賑わう街になっていく事を祈ります 船

これまで美味しいお料理と空間を提供して頂いた「とんかつ勝子」さん、ありがとうございました face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:34

2017年03月29日

123勝栄丸のドック完了


3月とは思えないほどの冷たい雨が降りしきる気仙沼です。 お彼岸明けに木戸浦造船に上架しての船体整備をおこなってきた123勝栄丸が、最短日数での工事を終え下架の日を迎えました 花丸

今回は検査と検査のあいだのタイミングでのドック入り。 主に塗装工事が中心となる「ペンドック」というものでした。 上架期間は幸いにも天候に恵まれて順調に進んだので、雨の中での下架にも文句は言えませんね。 塗装作業にあたった工事業者の皆さん、そしてドック関係者の方々、お世話様でした icon03

予定の時間に合わせてドックに集まってくる船員たち。 取引先の社員にもお手伝いいただいて。 その他にも懐かしい顔が。 以前勝栄丸の幹部船員だった方々など、皆さんほんとうにお疲れさまです 親指


船体まわりの高所作業用の足場が撤去され、下架スタンバイ完了の合図。 船体を固定しているピンを外して、徐々に海に戻される本船です。 船尾が海水に浸かった所でいったんストップし船底弁などの確認作業。 なにも異状なくGOサインが出て、下架完了となりました 音符

造船所の作業艇に曳航されてカメイ前の港町岸壁に艫付け。 出港まではだいぶ時間もあるので、しばらくの間はこの場所での係船となりそうです。 無事に下架完了しシフトが済んでホッとしました 船

88勝栄丸が出港し、引き続いて123勝栄丸がこれから出漁に向けての準備となっていきます。 4月下旬に出港する予定なので、取引先関係者の皆さまにはどうぞ宜しくお願い致します いかり

新潟造船での新造船竣工からはやくも4年が経とうとしています。 時間が経つのは早いですよね。 乗組員の皆さんはしばらくはゆっくりできるはず。 ご家族とのプライベートなひと時を楽しんで下さい face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:01

2017年03月28日

88勝栄丸が気仙沼を出港!


先月中旬に気仙沼に帰港し、新たな航海に向けての船体整備などをおこなってきた勝倉漁業の第88勝栄丸が出漁準備も整って出港の日を迎えました。 インド洋漁場に向けての船出です クラッカー

朝の集合時間に合わせ本船に集まった船員たち。 船首と船尾に社旗と大漁旗などを掲揚する作業。 あいにくの雨模様にもかかわらず、会社のスタッフも協力してスムーズに手慣れたものです 親指

これからの長期航海用に、免税品のタバコやビールなどが積みこまれ、注文した個数をチェックしながらそれぞれの船員に配分し名前を記載していきます。 免税で購入できるのもマグロ船の魅力ですね icon12

そして神主さんによる安全航海・大漁のご祈祷。 祝詞奏上や玉串奉天、船頭さんや乗組員と共に真剣に願いました。 そして船首から船尾までくまなくお祓いして、塩で清めて。 もり塩で完了 タイ

いずれも出港前の重要な儀式。 毎回変わらぬルーティンが大切なんです。 雨模様での出港は大漁に繋がるっていう習わしがあるから、今回も必ずや好漁に恵まれることと確信しています 船

出港時間が近づいてきて、作業甲板上には乾杯の準備が。 乗組員そして関係者が円陣を組んでの乾杯です。 日数が限られる中で、最善の努力をして頂いた関係者の皆さんにはほんとうに感謝ですね。 今航海も本船のサポートの程、どうぞ宜しくお願い致します。 それでは出港しますか icon14

気仙沼を出港した本船は一路経由地のインドネシア・バリ島での補給などをおこなったのち、南インド洋でのマグロ漁に向かいます。 来年初めまで続くマグロ操業では、事故や怪我なく安全な航海で、そして大漁に恵まれますように。 気仙沼から出港する本船に手を振りながら願いました。 いってらっしゃ~い face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 16:58

2017年03月27日

木戸浦造船での船底チェック


遠洋まぐろ漁から気仙沼に帰港した勝倉漁業の123勝栄丸が木戸浦造船にドック入りとなって、会社スタッフとともに船底の状態などの確認のため造船所にでかけてきました タイ

木戸浦造船さんは気仙沼湾の大浦地区にあり、勝倉漁業そして魚市場から見るとちょうど対岸に位置しています。 並びには吉田造船、澤田造船、小鯖造船、宮城県造船などがずらりと icon12

数年後には現在計画進行中の新しい造船団地に移って、みらい造船という新しい組織のもとでこれからの気仙沼の造船業を支えてくれることになっています。 この場所でドックするのもあと何年かですね 花丸


木戸浦造船に到着するともうすでに高所作業用の足場が船体の周囲に出来上がっていて、早々に塗装業者によるタッチアップが開始されていて。 船首側から船尾まで船底を含めチェックしていきます camera

船体防蝕のためのアルミ板を一つ一つ取り外す作業。 このアルミ板が減っているということは、船体保護の防蝕効果がしっかりと働いているっていうこと。 航海期間からすれば最適の減り具合でしょうね 船

そして船尾のプロペラや舵板まわりのチェック。 マグロ延縄漁に使用する枝縄などが絡み合っているのがよく分かります。 マグロとの格闘の跡がこうしたところにも表れている。 っていう事ですね 親指

ここ数日間は天候にも恵まれたので、予定通りに上架工事が終わるんじゃないかなあと思います。 工事業者の皆さん、安全には十分注意さし、抜かりなくしっかりとした作業を宜しくお願いします。 88勝栄丸の出港に向けての積込作業と並行して行われている、123勝栄丸のドックからのレポートでした face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:13

2017年03月26日

88勝栄丸の餌積み作業


先月気仙沼に帰港した勝倉漁業の第88勝栄丸が、ドックでの船体整備などを終え出漁に向けての積込作業の開始となりました。 ちょっと風が強くて寒さ厳しい中での岸壁でのお仕事です 雪

気仙沼のコの字岸壁に横付けした本船。 燃料油を積込むバージ船が到着し、機関場の船員が総出での油積み。 陸上側からはエンジンなどに供給される潤滑油が積み込まれます 親指

そして漁具や資材などを満載したトラックが本船横に。 会社のスタッフと乗組員が一列に並んで手渡しでの積込作業。 見る見る間に作業甲板上が段ボールの荷物でいっぱいになりました icon12



漁具や資材などの積込みが終わるとこんどは冷凍品の積込みが。 クレーンが到着してのスタンバイ。 漁艙内での作業をしてくれるお手伝いのステベの皆さん。 いつもお世話様です ちからこぶ

保冷トラックで輸送された大量の冷凍餌がパレットの上に積まれ、フォークリフトで種類ごとに並べられます。 合計100トンもの冷凍餌がものの4時間ほどの作業で漁艙内にきっちりと積込完了 船

さすがは気仙沼の業者の皆さんは仕事が早いですねえ。 年度末を迎えいろんな仕事が入って、しっかりと立ち会うことが出来ませんでしたが、みんながフォローしてくれるんですごくありがたい 花丸

燃料油、冷凍餌、食料、漁具や資材などなど。 数日間の積込作業が無事終わりました。 あとは週明けの出港を待つのみ。 3月27日11時の出港予定なので、関係者の皆さん宜しくお願い致します マイク

88勝栄丸の船体整備、そして各仕込品の積込みなどにあたった取引先業者の皆さま。 今回も本当にお世話様でした。 おかげさまでほぼ予定通りに出港できそう。 出港日和に恵まれますように face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 13:24

2017年03月25日

気仙沼帆布の「ギャラリー縁」さん


3月下旬の年度末となって、連日大忙しの勝倉漁業です。 ちょっとした記念品を探しに、気仙沼帆布のギャラリー「縁」さんに先日おじゃましてきました。 オリジナルデザインの素敵な商品がいっぱい 花丸

ギャラリー「縁」を運営するGANBAARE(ガンバーレ)さんは、帆前掛け製品のシート制作や縫製制作の技術を持った職人の皆さんが気仙沼の復興を信じて集まり、小さな工房からはじまった会社。 今ではネットショップを構えるまでになりましたが、GANBAAREのシゴトはこの「気仙沼帆布事業」がスタート 親指

気仙沼の観光キャラクター「ほやボーヤ」をデザインした商品や、気仙沼の魚「かつお」、サンマ、カモメや船をモチーフにしたものなど、小さな小物から大き目のバックまでたくさん揃っていました 音符



どの商品にしようかなといろいろとお話ししながら品定め。 聞けば独自デザインで作ってくれるという事なので、こちらの希望や想いなどをお伝えし提案してもらう事に 船

近いうちに仕上がってくると思うので、いまからとても楽しみですね。 以前に頂戴した気仙沼観光タクシーさんのオリジナルトートバックがとても素敵なデザインでかつ使いやすく愛用しているんです icon12

勝倉漁業の記念品も、皆さんから長く愛用して頂けるものになればいいなあと思いますね。 自分が頂いてすごくうれしいものを差し上げるっていうのが基本。 どんなデザインに仕上がってくるんでしょう icon14

GANBAARE株式会社 ギャラリー縁のホームページはこちら → https://www.ganbaare.jp/
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:55

2017年03月24日

123勝栄丸が木戸浦造船に上架


もうすぐ4月になろうというのに、朝方の冷え込みはまだとても厳しい気仙沼です。 先日インド洋でのマグロ漁から気仙沼に帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸の上架工事開始の日を迎えました クラッカー

早朝5時半。 干満の関係で88勝栄丸に引き続き、朝早くのドック入りとなった本船。 集合時間に合わせて乗組員や会社のスタッフたちが船に集まってきます。 皆さん朝早くから本当にご苦労様です 船

上架する木戸浦造船の工員たちをのせたボートが到着。 作業着・ヘルメット姿で本船に乗り移りスタンバイ完了。 もやい綱がレッコされ、アンカーチェーンを巻き上げながらゆっくりと離岸。 この時間になってようやく太陽がのぼり始め、時折小雪もちらつくような寒さの中で、ボートに曳航されての上架でした 雪

88勝栄丸が上架していた場所と同じ木戸浦造船の3番船台。 すでに本船用の船台が用意され、海中ではダイバーによる確認作業。 造船所の会長さんの指示の下で、スムーズに上架が進みます マイク

安全を確認しながらゆっくりと陸上にせりあがってくる船体。 カメラを片手に船底外板をチェックして。 下から見上げるとマグロ船の大きさは相当なもの、すごい迫力でせまってきます camera

作業員による船体の清水洗浄がおこなわれ、水しぶきを避けながら船体まわりを船尾まで確認していきます。 前回上架してから期間が短い事もありますが、最新の船底塗料の性能がいいのか、貝や藻の付着もなく、防汚性能がしっかりと発揮されている結果でホッと一安心 花丸

これから数日間のペンドック期間中は、事故や怪我なく作業され、天候にも恵まれますように。 関係業者の皆さん、今回もお世話になります。 しっかりとした施工の程どうぞ宜しくお願い致します タイ

88勝栄丸に続いての123勝栄丸のドック入り。 小雪の降る寒さの中、皆さんお疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:42

2017年03月23日

88勝栄丸が木戸浦造船から下架に


インド洋のマグロ漁期が近づいてきて、気仙沼港からも漁場に向けて出漁する船が続いています。 今週も気仙沼の岸壁では、餌積みや漁具資材、燃料油などの積込みがピークを迎えています クラッカー

そんな中、木戸浦造船にようやく上架してのドック工事をおこなっていた勝倉漁業の第88勝栄丸が下架の日を迎え、塗装工事などの最終確認などのため造船所に行ってきました camera

ちょうどお彼岸となった先週末。 巷では3連休にもかかわらず、上架工事の遅れによって連休返上での上架作業をお願いして、天候にも恵まれて急ピッチで作業が進み、予定より2日も早い下架となりました 花丸

船体の周囲に巡らした高所作業用の足場。 外板の確認のために足場の上部まで登って。 高所恐怖症を意識しないように、手すりにつかまりながらのヨチヨチ歩き。 工事担当者とともに見て回ります 船

防蝕の亜鉛板が取り付けられて、作業用の足場が撤去されると下架のスタンバイ完了。 乗組員と作業員が乗船して、徐々に海に戻される本船。 特に塗装業者の皆さんには本当にお世話様でした 親指

午前中に出港したマグロ船が1隻。 その空いた岸壁に横付けです。 これから燃料油や潤滑油の積込が行われ、海上試運転のあとで手配済みの冷凍餌や漁具・資材などの積込みが行われます タイ

週明けの出港に向けて連日予定が組まれているので、関係業者との連携をとりながら作業を進めていきたいと思います。 会社のスタッフの皆さんも、しっかりとした対応宜しくお願いしますよ! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:50

2017年03月22日

祝! 第5八幡丸出港


年明けの1月から2月にかけてインド洋の漁場から気仙沼に帰港した気仙沼のマグロ漁船団。 毎年ほとんど同じようなサイクルで運行されています。 その出港が3月下旬から4月にかけて 音符

先日気仙沼を出港した宮古の88清福丸さんに続き、気仙沼の八幡水産が運航する第5八幡丸が出港日を迎えたので見送りに行ってきました。 第5八幡丸さんは震災で被災したマグロ船の代船として新潟造船で2012年に建造されたマグロ船。 勝倉漁業の123勝栄丸とはほぼ同型の船なんです 花丸

新船建造時にも造船所で見学させて頂いて、気仙沼での新船披露をおこなったのがつい先日のようにも思えますが、もう5年が経つんですね。 八幡丸の船頭さんには漁場で大変お世話になっています タイ


朝からのあいにくの雨模様にもかかわらず、コの字岸壁にはたくさんのご家族の方々や関係者の姿が。 いま帰港中各船の船頭さん方もたくさんお見えになっていました。 沖の漁場ではライバルであり同士であり、陸に来れば日頃の苦労を分かち合えるすごくいい関係の皆さんですね 船

気仙沼つばき会が用意した大漁小旗を手に、色鮮やかな紙テープが引かれると出港スタンバイ完了。 船長さんの挨拶を合図にもやい綱がレッコされ、作業艇に引かれてゆっくりと岸壁を離れる本船 camera

第5八幡丸さんの今航海も大漁で安航でありますようにご祈念申し上げます。 そして、漁場におきましては勝栄丸各船をどうぞ宜しくお願い致します。 気をつけていってらっしゃ~い! クラッカー

3月下旬になりましたが、春のように暖かい日だと思えば、防寒着を着込んでも寒いくらいの気候にもなって。 三寒四温で徐々に春に近づいていくんでしょうね。 今週来週もマグロ船の出港が続きます face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:30

2017年03月21日

港町岸壁にシフト完了


インド洋でのマグロ漁を終え帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸。 清水でのマグロの水揚げを終え気仙沼に廻航、そして気仙沼港での母港水揚げや資材などの片づけのあと、港町岸壁にシフトです 花丸

春を感じさせるような日差しの下で、すごくいい天気ながらも風がまだ冷たい朝。 花粉がだいぶ飛散しているのか、急に花粉症気味になった私にはちょっと厳しい環境かな。 鼻水が止まりません 雪

魚市場南側岸壁を離れた本船は、港町のカメイ前に移動。 造船所の作業艇などに補助してもらっての接岸作業。 両側の明神丸さん、大功丸さんともに新造船なので、傷つけないようにと気を配ります icon12

アンカーがレッコされ、ゆっくりと後進で岸壁に。 両側の船でもフェンダーをあてがって、船首と船尾とブリッジとがそれぞれ連携しあって、スムーズにシフトすることが出来ました 親指

船を移動する時にはいつも緊張しますね。 乗組員の皆さん朝早くからの作業ほんとうにお疲れさまでした。 お手伝い頂いた取引先の皆さんも、いつもお世話様です。 無事シフト完了でホッとしました 船

いま木戸浦造船にドック中の88勝栄丸に続き、本船が上架する予定。 市内の造船所はどこも修繕船の予定が次々と入っているから、しっかりとした工程管理のもとで、予定通りに進められることを願います タイ

念のため、もやい綱を両舷3本づつとって、完璧に固定。 あと数日後の上架まではこのまま待機の本船です。 年度末になってきたから、何かと忙しいこの頃ですが、しっかりと対応していきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:20

2017年03月20日

祝! 第88清福丸出港


3月といえば、気仙沼港からインド洋への出漁がピークを迎えます。 気仙沼に戻ってきたマグロ船が、ドックでの整備を終えて出漁に向け餌や漁具食料品など、たくさんの資材の積込みが行われるんです 船

なので今は湾内の岸壁はまぐろ船でぎっしり。 改めて見回すと、新造船の多いこと。 123勝栄丸をはじめ、清福丸さん、福徳丸さん、明神丸さん、八幡丸さん、豊進丸さん、大功丸さんなど。 これだけの新しいマグロ船が一度にみられる港っていうのも、気仙沼港ならではの光景ではないでしょうか 花丸

その中でトップを切るように、88清福丸さんが出港の日を迎え見送りに行ってきました。 清福丸各船の船頭さん方には、沖合での操業で大変お世話になっています。 出港日和の大安吉日の晴天でした クラッカー


コの字岸壁に到着すると、すでに船首と船尾に大漁旗を掲揚した88清福丸さんの勇姿が。 取引先関係者の方々や乗組員のご家族の皆さんなど、たくさんの見送り人で賑わっていました 音符

さっそく船頭さんや社長さん、専務さんにご挨拶。 そしてすでに恒例となった気仙沼つばき会による出船送り。 カラフルな大漁小旗が配られて、彩とりどりの紙テープが引かれると出港準備が完了 camera

甲板上での出港を祝う乾杯の儀式のあと、もやい綱がレッコされ静かに岸壁を離れる本船。 88清福丸さんの大漁・安航を祈りながら皆さんともに出港を見送りました。 気をつけていってらっしゃい! タイ

21日には第5八幡丸さんが、そして25日には68清福丸さんと88福徳丸さんの出港が予定されているそうです。 インド洋操業各船の今シーズンが始まりましたね。 今年はいい漁に恵まれますように face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:32

2017年03月19日

勝栄丸乗組員とマグロ丼ランチ


いま気仙沼に2隻の勝栄丸が帰港中。 マグロ漁で使用した漁具の後片付けや漁艙などの清掃、そして修理箇所の打合せなど、早くも次の航海を見据えての動き。 事務所スタッフも一日中現場対応です ちからこぶ

連休を迎える前に、乗組員のみんなとランチにでも行こうという事になって、気仙沼魚市場に隣接している商業施設「海の市」の北かつまぐろ屋にでかけてきました。 もちろんお目当ては「親方おまかせ丼」 食事

メバチマグロの中トロ、赤身、ヅケ、トロビンチョウ、特製ネギトロ、今が旬のしらすの釜揚げにホタテのお刺身まで。 全部で7種類ものったちょっと豪華なマグロ丼です。 美味しそうでしょう! 音符

お昼時とあって、次々とお客さんが来店。 半分以上の方がおまかせ丼を注文していますね。 ちょっとお高くてもせっかく食べるならお店お勧めのプチ豪華なランチを求めるのは皆さん一緒なんですよね 船

近いうちに先日母港水揚げした123勝栄丸のメバチマグロなどもマグロ丼として提供されるって事なので、いまからすごく楽しみです。 昨年水揚げしたメバチマグロも品質が良くって大好評でしたから 花丸

気仙沼のマグロ船が世界の海で活躍し、その漁獲物を気仙沼港で水揚げして、マグロ料理として直接お客さんにお届けする。 完璧なトレーサビリティー。 まさに安全安心な水産物の流通の形だと思います タイ

これからも自信をもってお勧めできるマグロ類を気仙沼港で水揚げして、さまざまな形で市民の皆さんにお届けしていきたいですね。 北かつまぐろ屋をこれからもご贔屓の程どうぞ宜しくお願いします クラッカー

さあ、北かつまぐろ屋での美味しいマグロ丼ランチを頂いて、午後の仕事に向かいましょうか face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:39

2017年03月18日

88勝栄丸が木戸浦造船に上架


新たな航海への船出を前に、88勝栄丸の上架の日を迎えました。 気仙沼市内の造船所は新造船や修繕の船でどこも大忙し。 いつもお世話になっている木戸浦造船さんに今回も上架することに タイ

当初は2月20日の工事開始予定だったけれど、造船所からの依頼によって3月に順延となって、そのあともたびたびの予定変更により、遅れに遅れて延びに延びてのドック入りでした icon08

干満の関係で上架開始が早朝の5時半と、これまでにないほど早い時間帯での上架作業。 本船の主な乗組員にも早朝からスタンバイしてもらって。 造船所の作業艇とともに工員の方々が乗船し準備完了。 もやい綱がレッコされ、アンカーチェーンを徐々に巻きながら岸壁を離れる本船です 船



早朝の時間帯という事もあって、まだまだ気温が低く、船のデッキ上が薄く凍っている箇所もあって、危うく転びそうになりながら本船の作業を見守ります。 もちろん写真撮影も重要な任務ですね camera

気仙沼の港町・コの字の仕込み岸壁はどこも出漁準備のまぐろ船でいっぱい。 各船から一足遅れてのドック入り。 本船の出港予定も差し迫っているから、順調に作業が行われることを願うばかり マイク

約2時間後の朝8時頃に上架完了となって。 船底や船尾まわりを入念にチェック。 ペンキ塗膜の状態もすごく良好で一安心。 船体清水洗浄に続いて、足場の設置に取りかかっていました icon12

塗装業者の方々には連休返上での作業を強いることになってしまい大変申し訳ありませんが、出港も直前に迫っている事もあり、予定通りに行程が進むようご協力の程どうぞ宜しくお願い致します face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:30

2017年03月17日

123勝栄丸が気仙沼に帰港!


インド洋でのマグロ漁を終え、清水港での冷凍マグロの水揚げ作業をすませた勝倉漁業の第123勝栄丸が母港である気仙沼に帰港となりました。 本船からの入港予定時刻に合わせてスタンバイです クラッカー

清水港を出港する時点から低気圧の影響が心配され、詳細な気象情報などを提供しながらの廻航でした。 船長さんや乗組員曰く、すさまじい時化だったとの事。 ミナミマグロ漁場の時化よりもすごい荒れ模様の海況だったそうで、本船以外のほとんどが航行を断念して、時化がおさまるのを船を支えながら待っている状態の中、本船は低速ながらも気仙沼港に向けての航行。。。 雪

ほぼ積荷のない空船状態だったこともありすごく心配しましたが、予定よりも4~5時間遅れで気仙沼港に無事到着。 本船の船影を確認し、乗組員の皆さんと再会してホッとしました。 久しぶりに母港に戻った本船の乗組員の皆さん、おかえりなさい。 長期航海ほんとうにご苦労さまでした! 船



会社スタッフや取引先の皆さん、乗組員のご家族の方々などが見守るなかでゆっくりと岸壁に近づいてくる本船。 もやい綱がレッコされ、手分けしながら接岸作業をおこないます。 ちょっと風が強くなってきたけれど、船長さんの慎重で正確な操船技術は安心してみていられますね 花丸

魚市場南側岸壁に到着するとすぐ、市場職員が立ち会ってのメバチマグロの母港水揚げ。 北かつまぐろ屋で提供するマグロです。 昨年に引き続き、乗組員の皆さんがマグロを選別してくれました 親指

そして今航海使い残した冷凍餌の陸揚げ。 パレットを用意し、種類やサイズ別に仕分けしながら数量をチェック。 次航海に使用するものなので、それまでは冷蔵庫で保管。 取引先の方々が皆さん手伝ってくださって、手渡しでの陸揚げ作業でしたがおかげさまでスムーズに終えることが出来ました タイ

船頭さんをはじめ123勝栄丸の乗組員の皆さん、今航海も本当にお疲れさまでした。 これからしばしの休暇となりますが、ご家族との時間など、沖の疲れを癒してゆっくりと休養してほしいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:10

2017年03月16日

123勝栄丸が気仙沼へ廻航!


豪州西岸のフリーマントル沖からミナミマグロ漁場へ、そしてインド洋でのメバチマグロ漁など、長期間にわたるマグロ漁を終えて清水に帰港した勝倉漁業の第123勝栄丸が、二日間にわたる冷凍マグロの水揚げを予定通りすませて、母港気仙沼に向けての廻航です クラッカー

水揚げ時に取り外してあった船体に設置されたアンテナケーブル類を元通りにして。 高所での作業なのでいつ見てもヒヤッとしますね。 やっぱり安全対策は必須。 十分注意しなければなりません 汗

船内にスタンバイの合図のベル。 それぞれの持ち場で救命胴衣を着用して、防舷材のフェンダーやもやい綱を扱う船員たち。 離岸するのにちょうどいい風の向きを確認し船長の号令です マイク


まずは船首側にとってあるもやい綱をレッコ。 フリーになった船体は風によって徐々に離れていく。 そして船尾のもやいを確認しての微速後進。 これによってさらに船首側が開いていくんです 親指

ちょうどいいころ合いを見定めて、船長からのオールレッコの合図が。 徐々に船速を上げていく本船。 ゆっくりに見えるけど、結構船速がでるんですよね。 慎重な航行をお願いしたいです タイ

夕方から翌朝にかけては、低気圧の影響で時化模様になるとの予報も出ているので、乗組員の皆さんには十分に注意しての廻航をお願い致します。 気仙沼でお待ちしてますから 船

清水港の取引先関係者の皆さま、今回の入港・水揚げでも本当にお世話になりました。 また次回もどうぞ宜しくお願い致します。 天気にも恵まれて、順調に全ての作業が済んでよかったです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:18

2017年03月15日

123勝栄丸のマグロ水揚げ


インド洋での遠洋まぐろ漁から水揚げ基地の清水港に到着した勝倉漁業の第123勝栄丸。 関係者の出迎えを受けて、江尻岸壁に接岸。 さっそく検疫官と税関が乗船しての船内検査です タイ

この手続きも約1時間ほどで終了となって、岸壁ではすでに水揚げに向けてのスタンバイがすすめられていました。 漁艙からマグロを吊り上げるクレーン車が到着して、ブームの位置を微調整 船

ミナミマグロの水揚げには必ず水産庁の駐在官が立ち会う事になっていて、事前に開始時間を連絡していたので予定通りに水揚げを開始することが出来ました。 責任者の合図で作業開始です camera



南インド洋の豪州西岸フリーマントル沖のビンチョウ。 そして旬のミナミマグロがどんどん水揚げされ選別されていきます。 脂ののり具合はどうか、赤身の身質は。 選別包丁片手の職人技 親指

種類・サイズ別に保冷トラックに積みつけられ、トラック1台に約10tのまぐろが入る計算。 積み付けをおこなうベテランの運転手さんは、パッと見ただけでどれだけの重量が積んであるのかわかるからスゴイ icon12

二日間にわたる水揚げの第1日目がトラブルなく終えました。 特にミナミマグロは脂のり抜群ですごくいいマグロでしたね。 丸丸してて腹が白くって、凍ったマグロを見ていても食べたいなあと思います 食事

あとはどれだけ数量と金額が伸びてくれるのか。 二日目の水揚げも取引先の皆さんとコミュニケーションをとりながら、しっかりと目を話すことなく対応したいと思います。 どうぞ宜しくお願いします face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:57

2017年03月14日

123勝栄丸が清水港到着!


昨年7月末からのインド洋でのマグロ漁を終え、勝倉漁業の第123勝栄丸が水揚基地の清水港に帰ってきました。 どんよりと曇って冷たい風がふく中で、本船の到着を関係者と共に岸壁で待ちます 音符

いまは、パソコンやスマホで本船の状況がわかるウェブサイトがあって、徐々に港に近づいてくる本船の位置やスピードを確認しながらのスタンバイ。 三保灯台の向こう側に本船が見えてきました pc1

昨年7月に出港した本船とはいえ、インド洋での荒波の中操業してきたので、マグロとの格闘のあとがありありと見えるんじゃないかなあと思ったけれど、乗組員の皆さんが帰航中におこなったメンテナンスのおかげで、船体はどこもピカピカの状態。 普段の手入れの良さがうかがえますね 花丸

123勝栄丸の船頭さんをはじめ乗組員の皆さんには、長期間のマグロ漁ほんとうにご苦労様でした。 皆さん方の元気で変わりない笑顔と再会できて、ホッとしました。 お疲れさまでした タイ

清水港に予定通り到着した本船では、これから漁艙に満載してある冷凍マグロの水揚げが行われます。 低気圧も近づいてくる予報もあるから、なんとか雨が降らずにもってくれるといいですね 船

明日の勝栄丸ブログでは、123勝栄丸の冷凍マグロの水揚げの様子などをお伝えしたいと思います。 脂のりがよくって赤身のきれいなマグロがたくさん揚がることを期待したいですね。 新潟造船で新船建造してからはやくも4年目となった本船です。 清水港の関係者の皆さま、今回もお世話になります チョキ

さあ、防寒対策をしっかりして、選別包丁と手カギをもって長靴はいて、水揚げ現場に向かいますか! face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:04

2017年03月13日

北かつ組合で「まぐろ四色丼」


早いもので3月も半ばとなって、このところひと頃よりはだいぶ寒さも緩んできたように思える気仙沼です。 もうすぐ桜の開花のニュースも南のほうから聞こえてくるんでしょうね sakura

気仙沼魚市場の新施設の拡張工事も日に日に形になってきて、その新しい施設の二階部分には私たちの北かつ組合も入居する予定だけれども、移転するのはまだ先の事。 それまでは仮事務所での営業 タイ

気仙沼市内田中前の北かつ組合の仮事務所は、だいぶ慣れたといっても手狭な事は正直な感想。 限られた空間を事務スペースと会議室に区切って使っています。 その仮事務所での定例会議 船

事務局が用意した分厚い資料をもとに、議事次第に沿っての説明。 質疑応答をはさみながらたっぷりと2時間半。 新規事業など意見が分かれる部分もありましたが、将来に向けての前向きな取組なので、様々な条件をクリアーにしながらしっかりと取り組んでいかなければならないなと思います 花丸

長時間にわたる会議のあとは、出席した組合員のみんなで北かつまぐろ屋特製のマグロ丼のランチタイム。 その時々で内容は違えど、いつも美味しいマグロ丼を準備してくれてすごく楽しみな事 音符

通常のまぐろ三色丼は、トロビンチョウ・赤身・ネギトロの三種類なんだけれど、準備してもらったのはこれにメバチマグロの中トロが加わった「まぐろ四色丼」っていうのかな。 すごく美味しいまぐろ丼でした 食事

北かつ組合、北かつ商事が運営している北かつまぐろ屋。 気仙沼に帰港するマグロ船が持ち帰った厳選したマグロを使ったマグロ料理の数々。 皆さんもぜひまぐろ四色丼をお試しください。 もしかすると裏メニューなのかもしれないけれど、常連さんにはサービスしてくれるかもしれませんよ face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:41

2017年03月12日

帰港前のランチミーティング


勝倉漁業の第123勝栄丸がインド洋でのマグロ漁を終え、水揚げ基地の清水港に向け順調な航行を続けています。 週明けには到着予定なので、関係者の皆さまには今回もどうぞ宜しくお願いします 船

きのうは3月11日で東日本大震災の特集番組もたくさん放映され、大津波の記憶が呼びおこされたような感じがしますね。 生と死が紙一重だったあの日。 無念にもお亡くなりになられた多くの方々に思いをはせて、心静かに過ごした一日でした。 皆さんはいかがお過ごしになられましたでしょうか タイ

震災から丸6年となって、その傷跡もまだまだ残る気仙沼ですが、少しづつ復旧・復興への歩みが見えてきたのも事実。 これからの一年間の飛躍的な復興を期待せずにはいられませんね icon12


123勝栄丸の帰港を前に、ランチを食べながらの打合せでした。 マザーポートさんでの週替わりメニュー。 今週は手作りシュウマイがメイン。 小ぶりで柔らかな風味豊かなメインディッシュです 食事

そして桜えびとキャベツの炒め物。 桜えびをこういうお料理で初めて食べたけど、海老の香りが何とも言えないすごく美味しいサイドメニューですね。 そして棒棒鶏の小皿。 鶏肉だけを食して 親指

胡瓜を食べられない私にとっては、ちょっと厳しい野菜のチョイスでしたが、メインもサイドメニューもすごく美味しかったので満足ですね。 ご飯は雑穀米の小盛でした。 一緒に行った会社の営業部長さんは雑穀米の「大盛り」。 写真で見ると小盛に見えるけど、漫画で見るような山盛りご飯にちょっとニンマリ camera

気仙沼でのランチミーティングを終え、水揚げ地の清水に向かおうと思います。 本船の入港そして水揚げが無事順調に進みますように。 さあ、気合を入れて出張の荷造りでもしましょうか face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:04

2017年03月11日

東日本大震災から6年


きょう3月11日は私たちにとって特別な日。 東日本の沿岸を襲ったあの大津波の日からもう6年になりますね。 気仙沼をはじめ被災各地では震災の時刻に合わせて追悼式典が行われます。

震災による犠牲者は気仙沼だけでも1245名、そしていまだに行方不明となっている方が218人もおられます。 改めて、震災でお亡くなりになられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

毎年3月11日には保存してある当日撮影した写真をみて、震災の記憶を振り返ります。 きょうはすごくいい天気の気仙沼ですが、6年前はどんよりと曇っててすごく寒かった。 津波襲来時には雪もちらついて


経験したこののないような大きな地震が長時間続き、気が付けば湾内の海水が引いていて海の底がみえるほどに。 その直後にだんだんと水かさが増し、3階の踊り場まで海水がせりあがってきて。

これはやばいと、屋上に避難して難を逃れたものの、社屋のまわりは一面の海となって。 強烈な引き波で住宅や車、ありとあらゆるものが沖合のほうへ流されて。 ほんと信じられない光景でした。

だんだんと陽が落ちてくるころには、海が燃えてきてだんだんと湾内奥深くに。 目の前で大きなマグロ船に火がついて。 地獄のような光景っていうのはこういう事なのかなって思いましたね。

勝倉漁業の社員のご家族も犠牲になった東日本大震災。 きょうは震災での犠牲者に心を寄せて、静かに過ごす日だと思います。 あれから6年が経ち少しづつ復旧・復興が進んできた気仙沼ですが、震災の傷跡はまだまだ残り、再建には相当な時間と費用がかかると思われます。

生き残った私たちが、この地域再生のために必死になって頑張っていかねばならないと思います。
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:33

2017年03月10日

「富士山まぐろ丼」頂上盛り


インド洋でのマグロ漁を終えて日本に向けて帰航中の勝倉漁業の遠洋まぐろ漁船123勝栄丸。 日本での水揚げ基地・清水への帰港を前にし、本船の漁艙に満載してあるマグロ類の値段交渉です タイ

その前に、今回もやはりマグロを食べてから値決め交渉に臨もうと、清水港河岸の市におじゃましてのランチタイムでした。 隣接したまぐろ館も散策して。 結局、第一水産担当者の一声でお店を決定 音符

どうも、サンプルの「富士山まぐろ丼頂上盛り」っていうのに惹かれたらしく、河岸の市に引き返してお店に入ります。 開店早々の時間だったこともあって、お客さんはまばらでしたが、徐々にテーブルもうまってきて。 さすがは清水港の人気店だけの事はありますね 食事



富士山まぐろ丼っていうのは、酢飯の上に、マグロのお刺身と中おちをこれでもかっていうくらい盛り付けたマグロ丼。 写真でもマグロのボリュームがわかりますよね。 ほんとにこれを食べるのかって 汗

私はおとなしく「まぐろづくし丼」1200円をチョイス。 赤身とヅケとネギトロの三種類のまぐろ丼でした。 おかわり自由なあら汁までついて、これでもボリューム満点なのに、目の前には超大盛りのマグロ丼を食べてる人がいて、見た目だけで余計お腹がいっぱいになっちゃいました 親指

今回販売するのは南インド洋で漁獲された旬のミナミマグロ、そしてインド洋ジャワ沖のメバチマグロなど。 荒れ狂う時化海でマグロと格闘してきた乗組員の顔一人一人を思い浮かべながら、しっかりと値段を決めてきたいと思います。 河岸の市でのマグロ丼ランチも済んで、気分はもう値決めモード 船

清水港の関係者の皆さん、今回の水揚げもお世話になります。 どうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 11:44

2017年03月09日

トヨタ自動車の工場見学会


先週気仙沼で88福徳丸を会場に行われた遠洋まぐろ漁船の「カイゼン」に向けての検討会の際、トヨタ自動車の宮城工場を一度見学しようという事になって、気仙沼の関係者とさっそく出かけてきました クラッカー

気仙沼から1時間半ちょっと。 東北自動車道の大衡インターをおりたところにトヨタ自動車東日本の東北の拠点工場があって、前もって見学を予約していたから、万全の態勢で出迎えていただきました 花丸

気仙沼からは宮城県北部鰹鮪漁業組合(北かつ組合)所属の漁業者の皆さん、まぐろ船の機関長さん、気仙沼市の職員の方々、そして日かつ漁協からも参加で、総勢18名もの人数での工場見学でした camera



小型車を中心に年間140,000台もの生産をおこなう大衡工場。 作業工程ごとに大きな建物がたくさん立ち並ぶものすごく広い敷地。 さすがは日本を代表する会社のトヨタ自動車さんですね 親指

トヨタ自動車さんは目指す姿の実現に向け三つの柱を掲げた取り組みをおこなっていて、「ものづくり」「地域連携」「人づくり」の考え方についても担当者からプレゼンテーションを受けました マイク

工場内はすごくシステマチックな流れになっていて、在庫管理も「Just in Time」が基本。 余分な在庫を持たず、必要なものを必要な時に補充するシステムが完成していて、工場内も人とロボットが仕事を分担しながらの流れ作業。 遠洋まぐろ漁船の仕事をいかに「カイゼン」することが出来るかって考えながら見学していたら、ベルトコンベアーで徐々に完成していく車がだんだんマグロに見えてきちゃいました(笑) 船

トヨタ自動車の車づくりのノウハウを遠洋まぐろ漁業に生かしていくのは、検討開始始したばかりの頭ではいいアイデアもまだ生まれてこないけど、みんなで知恵を絞りながら一歩でも二歩でも前向きな取組が出来たらいいなと思います。 楽しい工場見学でしたね。 参加された皆さんお疲れさまでした face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 09:16

2017年03月08日

震災後採用90人目の若手船員


いま気仙沼の遠洋まぐろ漁船でいちばん力を入れて取り組んでいる事業、それはなんといっても幹部船員の後継者育成です。 幹部船員不足を補うべく、時間はかかるけれども新人船員を採用して 若葉

勝倉漁業・勝栄丸船団にもたくさんの若手船員が乗船していて、海技免状を取得して20台の若さで幹部船員になっていく船員も出てきました。 今回新たに採用したのは久々に気仙沼・唐桑出身の若者です 花丸

宮城県北部船主協会が中心となっておこなってきた幹部船員の後継者育成事業。 協会の集計によれば、震災後に気仙沼のまぐろ船で採用した新人船員の数がちょうど節目の90人となっとの事 icon14


今月中旬に気仙沼に帰港する第123勝栄丸に乗船する予定の船員です。 本船の帰港を前に、船主協会を会場にした約一週間の乗船前講習が開始され、その様子を見学しに行ってきました camera

講師となるのはマグロ船のOB、ベテランの船頭さん方。 これまで何十年と沖の漁場でまぐろと格闘してきた経験をふまえ、乗組員としての心構えや船内秩序、船の作業の流れや基本的なロープワークなど 船

本船が入港する前に漁船員としての基本的なスキルを身につけてもらう講習会。 講師陣の皆さまそして船主協会のスタッフの皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。 しっかりと学んでほしいですね タイ

三陸新報の記者さんがさっそく取材に来て、123勝栄丸の新人船員を取材し記事にしていただきました。 気仙沼の関係者期待の新人君へ皆さんからのご声援のほど、どうぞ宜しくお願い致します 花丸
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:35

2017年03月07日

産地市場の衛生管理セミナー


気仙沼魚問屋組合の大阪への視察研修。 アジア太平洋トレードセンターATCホールで開催された第14回シーフードショー大阪の会場で、出展ブースを一つ一つめぐりながらいろんな商品を視察して クラッカー

今回の視察のもう一つの大きな目的は、別会場でおこなわれる講演会を聞く事でした。 いま気仙沼では新しい魚市場が整備されつつあり、高度な衛生基準に基づいた市場運営が求められています。 その流れっていうのは日本全国共通でしょうね。 産地市場の品質・衛生管理セミナーを予約して参加です タイ

海洋水産システム協会による市場の衛生管理についての講演会。 時間が限られることもあって、分厚い冊子を配布してのそのポイントを絞ってのプレゼンテーション。 すごく分かりやすい講演でした 花丸


いま日本各地で行われている市場衛生の改善・向上。 その産地市場を代表して、長崎の西日本魚市場の相談役の方のご講演。 どこの産地でも抱えている問題をどのようにして改善してきたのか 船

具体的な例を提示しながらのわかりやすいお話しですごく参考になりましたね。 取扱う魚種は違えども、求められている衛生管理はどこも一緒。 特に、雇用を減らさずに効率的な市場運営を図っていく姿勢にすごく共感しました。 講演会のあと名刺交換させて頂いて。 これからもご指導願いたいです キラキラ

魚問屋組合で訪れた大阪シーフードショー、そして産地市場の品質・衛生管理セミナー。 時間も限られたなかでも、じっくりと拝見・拝聴することが出来たと思います。 参加者の皆さんお疲れさまでした 親指

今回の視察研修で体験して学んだことをこれからの事業に生かしていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:26

2017年03月06日

大阪シーフードショーへの視察研修


気仙沼の魚問屋組合の視察研修が行われて、今年は大阪で開催されたシーフードショーに合わせて研修日程が組まれました。 仙台空港から飛行機で伊丹まで、約一時間半のフライトでした 飛行機

大阪シーフードショーの会場となったのは、アジア太平洋トレードセンター内のATCホール。 東京ビックサイトのようなイベントホールですね。 大阪市内からの交通アクセスも良くってスムーズに到着 音符

毎年東京でのシーフードショーは必ず行ってみているけれど、大阪で開催されるシーフードショーを見るのは初めてなので、東京で行われるものとどんな違いがあるのか、すごく楽しみにしていました タイ



大阪会場は、シーフードショーとアグリフードEXPOの共同開催。 二つ合わせるとかなりの規模だけれども、シーフードショーだけだと東京開催の1/3くらいの感じなのかな。 会場全体がこじんまりした感じ icon12

到着したのはお昼過ぎ、すでに会場内はたくさんの来場客。 一つ一つブースを見て回ります。 お昼ご飯にと会場で振る舞われる試食品をランチ代わりに。 美味しそうなものを選んでいただきます 食事

清水のマグロ取扱業者のブースもありました。 試食させてもらったけれど、まあ並のマグロかなっていう印象。 台湾船や韓国船を主に取り扱っている会社だから。 せっかくだからもう少しいいものを試食させたらいいのになと。 大手マグロ商社のブースが一つもなかったのが残念といえば残念かな camera



最近大々的にキャンペーンを張っているのが高知県のブース。 「高知家」っていう統一名での販売促進事業。 県を挙げて高知県の商品をアピールする姿勢がひしひしと感じられますね 花丸

そして宮城県のブースもありました。 気仙沼からは唐桑の漁協さんが牡蠣やホヤなどの商品を売り込んでいましたね。 そして気仙沼のフカヒレ加工品も。 こうした地道な努力が実を結ぶんだと思います 親指

大阪シーフードショーで特に感じたのは、加工商品の多さかな。 大手水産会社の出店が少ない分、中小の地元企業の出店が目立ちました。 そして直接消費者にお届けできる水産加工品、特に贈答用やお土産用のパッケージ商品なんかもたくさんあって、これからのマグロ販売にもすごく参考になりました icon14

その地域地域で食文化も違えば需要も異なると思います。 だけど、美味しい水産物を求める消費者のニーズは一緒のはず。 まだまだマグロの可能性を掘り起こしていけるんじゃないかと思います。 大阪への視察研修に参加された会員の皆さん、本当にお疲れさまでした。 また来年も宜しくです face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 07:03

2017年03月05日

即日完売!「冷凍マグロ福袋セット」


先月、インド洋の漁場から気仙沼に帰港した勝倉漁業の第88勝栄丸。 豪州西岸フリーマントル沖の漁場で漁獲したビンチョウや、インド洋漁場でのメバチマグロなどを気仙沼港でも水揚げして 船

会社スタッフが水揚げ時に選別した厳選したマグロ類を気仙沼の協力工場で加工してパッキング。 勝倉漁業が自信をもってお勧めする冷凍マグロの福袋販売事業を今年もおこないました クラッカー

赤身の色が鮮やかなメバチマグロ。 そして脂ののった旬のびんちょう。 特にびんちょうの加工では、今年はスキンレスロインにチャレンジして、皮・骨・血合いなしの、丸ごと全部お刺身にできるっていう食材ロスのない商品に仕上げました。 原魚からの歩留り比率が低かったけれど、値段設定はお買い得のまま 音符


加工した数量もそれほど多い数じゃなかったから、限定100セットでご案内したところ、あっという間に完売となって。 お買い上げいただいた皆さま、本当に有難うございました。 週末の家族団らんのひと時を、勝栄丸のマグロを囲んでのお食事の時間を楽しんでいただければと思います 食事

加工形態や価格設定そして販売方法など、これまでの経験をふまえ更にお客さんに喜んで頂けるようこれからの販売事業に取り組んでいきたいと思いますね。 次回もまたどうぞ宜しくお願い致します タイ

遠洋まぐろ漁船からのマグロ販売はこれまで大手商社への一船売りや入札での販売が主でしたし、これからもメインの販売ルートは変わらないと思います。 ですが、自社のマグロを直接消費者の皆さんへお届けする事業っていうのも、これからは少しづつでも取り組んでいくべきことと考えます !

その出発点となる昨年から今年にかけての取り組み。 次回はもっと大々的に販売できればいいなと思いますね。 商品サンプルを試食させてもらったけれどすごく美味しいマグロで、私から見てもすごくお買い得な冷凍まぐろセットだと思います。 こういうマグロがいつでも買えるといいですね。 食べてみたいっていう方はぜひ勝倉漁業の担当者までお声がけください。 優先的にご案内できるかもしれませんから face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:48

2017年03月04日

週末の東京で一仕事


週末に東京に出張となりました。 なんか毎週のようにここにきている感じがするけれど、年度末でスケジュールも立て込んできているから、気落ちを引き締めて仕事に臨んでいきたいと思います タイ

20年以上もお世話になった恩人に、少しの時間を見つけてご挨拶、 久しぶりにいろんなお話ができてすごくいい時間でした。 思いついた時に、悔いの残らない行動・・・これってすごく大事ですね 花丸

来週予定している123勝栄丸の入港に向けての準備。 値決め交渉に向けての打合せを築地市場におじゃましての会議。 いろんな資料を確認しながら値決めに向けての方向性を探っていきます 船

そして、そう、築地市場って言えば美味しいお寿司ですよね。 今回も岩佐寿司さんでのランチタイム。 何も言わなくても食べたいものがスーッとでてくる。 このリズムがいいんですよね 食事

これから旬を迎えるホタルイカのお通し。 そして本鮪のトロや赤身。 貝屋さんならではの、極上な赤貝やトリ貝、煮ハマグリなど。 シンコにはちょっと早いコハダも最高でした。 キンメダイの昆布じめやウニやイクラ、アサリの味噌汁で〆て。 二食分くらい食べたんじゃないかなあ。 やっぱ築地のお寿司は最高 音符

そして腹ごなしにと、築地市場から銀座までのウォーキング。 築地から10分か15分ほど歩けば、歌舞伎座と三越前の交差点に着いちゃいます。 そして日比谷線で霞が関へ。 会議モードに切り替えです pc1

いま水産庁ですすめようとしている新しい漁獲報告システムへの検討会。 遠洋マグロ漁業者の代表として呼ばれているから、言いたいことはすべて言ってこないとね。 システム開発にはお金がかかるけど、それによって漁船や漁業者そして役所と、みんなの作業負担やコストが削減されないと意味ないですから。 開発に携わる業者さん、私たちの意見を反映していいシステムをつくって下さいね マイク

東京駅丸の内から始まった東京での週末のお仕事。 さあ、来週に備えてもう一仕事です face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:09

2017年03月03日

123勝栄丸がバリ島出港し日本へ


灼熱の太陽が降り注ぐ南国・バリ島。 インド洋で昨年7月末からマグロ漁をおこなってきた勝倉漁業の第123勝栄丸が予定した操業をすべて終了して、経由地のインド洋での基地港に寄港ましした クラッカー

現地からは雨季もそろそろ終わりの時期となって、猛烈な熱さとの報告。 寒さがだいぶ緩んできたとはいっても、まだまだ寒さ厳しい日本とは真逆と言えるような気候。 猛暑のなか皆さんご苦労様です 親指

遠洋漁場でのマグロ漁を終えて、日本に向け航行中の乗組員の皆さんには、長期間の遠洋マグロ漁、本当にお疲れさまでした! あと10日ほどで日本に帰港しますので、再会を楽しみにしています 音符

天候に恵まれた順調な航行で行けば、冷凍マグロの水揚げ基地・静岡県清水港への到着は3月13日の予定。 水揚げ作業を終えて母港・気仙沼に戻るのは16日になるのではないかと思います 船

バリ島を出港して日本に向け順調に航行している本船ですが、付近航行船舶などの動きに十分注意して、くれぐれも安全第一での運航に心がけていただきたいと思いますね タイ

来週には本船の漁獲物・まぐろ類の価格交渉なども予定しています。 本船の日本帰港に向けて勝倉漁業の陸上スタッフも慌ただしい動きになってきました。 関係者の皆さんも宜しくお願い致します icon14

バリ島への寄港の際、現地での取引先関係者の皆さまには、今回もほんとうにお世話になりました。 次回は沖出しでの寄港となりますが、スムーズな運航へのご協力のほど宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:56

2017年03月02日

まぐろ漁船の「カイゼン」に向けて


いま気仙沼に帰港中の88福徳丸を会場に、遠洋マグロ船の操業を「カイゼン」する検討会がおこなわれました。 カイゼンって言えばトヨタ自動車さんですよね。 気仙沼市の協力を頂いての事業開始です クラッカー

午後いちばんの時間帯。 小春日和のすごくいい天気の港町岸壁。 いま出漁に向けて整備作業がおこなわれているマグロ船をお借りしての現場でのプレゼンテーション。 作業の流れをいちから説明です タイ

マグロ延縄漁ってどういうものなのか。 投縄や揚縄の工程、漁労機器の使い方、一日の作業スケジュール感など。 いま休暇中のマグロ船の船頭さんにもご協力をいただいてこちらもすごく心強い 船


ところどころで実際の映像を見てもらって、イメージをしっかりと残してもらった方がいいのではと、北かつ組合スタッフが準備した映像をパソコンモニターで確認しながら、船内全てをご案内しました camera

カイゼンへの方向性は大きくふたつ。 問題解決型と課題達成型なんだそうで、いずれも現場で働く人たちに喜ばれることが大きな目標なんです。 マグロ船のひとつひとつの作業、さまざまな工程などをこれから検証し、一つでも二つでもより良い「カイゼン」ができるようにしていきたいと思います icon12

それには実際に現場で働く乗組員のご協力は不可欠なので、今休暇中の船頭さんやこれから帰港する各船の乗組員の皆さんにもご協力願う場面も多々出てくるかと思いますので、宜しくお願い致します 親指

宮城県にはトヨタ自動車の東日本の拠点工場があって、その工場見学をさせて頂く予定も組まれるみたい。 マグロ船と自動車は全く違うようでも、何か役立つアイデアもあるんじゃないかと思いますね。 関係者の皆さん、これから始まるプロジェクトではいい結果が出せるよう、どうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:23