2017年05月26日
2週間ぶりの生鮮かつお水揚げ
5月も下旬となって、だんだんとカツオを迎える機運も盛り上がってきた気仙沼港で、今年の生鮮かつお初水揚げとなった前回から約2週間があきましたが、今季二回目の水揚げが行われました
水揚げを行ったのは、巻き網運搬船の第22寿和丸さん。 午前10時に気仙沼港に到着する本船を、首を長くして待っていた市場関係者が出迎え、着岸早々にさっそく水揚げ開始のスタンバイ
漁艙から次々に水揚げされる新鮮なカツオ。 前回水揚げされたものよりもちょっと小ぶりな印象もあったけど、約7割ほどが2㎏前後の中小サイズ。 いまの時期にしちゃあまずまずの大きさかな
ベルトコンベアーで流れてくるカツオを、市場職員や派遣社員の皆さんが選別計量をおこなって、サイズごとに氷水をはったブルータンクに投入。 すごく衛生的で鮮度保持もバツグンです
2.5㎏を超す中型サイズは全体で1.5tくらい。 3㎏UPは100㎏ほどしかなくって、大きなサイズは価格が驚くほどの高値に。 全体では550円/㎏の平均単価だった模様。 今回は32トンほどの数量だったので、1800万円を超える水揚げ金額になったとの報告が。 すごくいい結果だったと思います
いま現在は生鮮かつお漁船の水揚げは千葉県勝浦港が主体。 一本釣り漁船はびんちょう漁、そして巻き網漁船はかつお狙いと順調な操業を続けていて、まだ気仙沼にくる感じじゃないけれど、一本釣り向けの活きイワシの確保もだんだんと進んでくると思うので、もうしばらく首を長くしておきましょう
これからの時期は特にカツオの水揚げが気仙沼の活気を生んでくれますよね。 徐々に北上してくるカツオ漁船団が気仙沼港に集中入港してくれるのを待ちながら、各船の安全航海を祈りたいと思います
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
08:38