宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年06月22日

かつお水揚げ本格化まだ先か


今シーズンの気仙沼の生鮮かつお水揚げが始まって一か月が経ちます。 6月も下旬に入ったけれど、三陸沖の水温がまだ低いためなのか、まだ本格的なシーズン到来という所には至っていませんね 船

千葉県勝浦港に水揚げされているカツオの入荷量もそれほど多いっていうわけでもなく、先日までのびんちょうの漁もこのところ聞こえてこなくって、関係船の気仙沼入港はもう少し先かもしれません タイ

昨日気仙沼はかつお一本釣り船が1隻と巻き網運搬船が3隻で合計150トンほどの水揚げ量。 巻き網船のカツオは、前日漁獲の「新物」でほとんどが中小サイズ。 目廻りはたぶん2.2㎏前後かな camera

乗組員がブームを操作して漁艙から網でカツオをすくい、ベルトコンベアーの上に。 ベルトコンベアーの速度を作業員が選別しやすいようにスイッチON/OFFで調整しながら。 鮮度はいいような感じですね 音符

魚問屋の社長さんたちも総出での選別作業。 デジタル秤で一本づつ目方を確認しながら、大きいカツオや小さいものを選別しては、氷水が入ったブルータンクに投入。 早朝からの作業ご苦労様です 親指

いま気仙沼魚市場は衛生的に管理される新建屋を建設中で、だんだんとその姿があらわれていますね。 衛生管理の一環でしょうか、今週から魚市場職員がそろいのキャップをかぶるようになっていて。 市場に出入りする魚問屋としても、スタッフジャンパーと共に帽子も準備する必要もあるのかも icon12

今年はまだカツオ一本釣り漁船の入港が本格化していない気仙沼港ですが、カツオの北上に合わせ気仙沼港への集中入港がはやくなることを期待しています。 そうこうすると7月になっちゃいますから face01
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 06:36