2017年06月29日
83佐賀明神丸が今季初入港!
黒潮にのって徐々に北上するカツオの群れを追い、かつお一本釣り漁を続ける漁船団。 その中で、ここ数年続けて水揚げ金額日本一という素晴らしい成績を上げている高知県の第83佐賀明神丸さんが今季気仙沼に初入港での水揚げとなりました。 昨年よりも約一週間ほど早い初水揚げでした
1月下旬に黒潮町佐賀の港を出港した本船は千葉県の勝浦港を中心に水揚げを行ってきて、これまでの期間で積み上げた水揚げ金額は、各船の中で今年もトップの成績となっている様子
魚市場の岸壁では、本船の到着を今か今かと関係者の皆さんが待機してのお出迎え。 船頭さんや乗組員の皆さんは変わりなく元気な様子で、写真を撮りながら初入港の挨拶を交わしていました
このところ沖合ではびんちょうが盛漁期を迎え、各船ともにびんちょうを釣りためたあとにカツオ漁をおこなうパターンの航海。 多い日には一日に30トンものびんちょうを釣るんですからスゴイの一言です
83佐賀明神丸の入港を機に、関係船が続々と気仙沼港に舳先を向けることを期待しています。 カツオやびんちょうの価格も、比較的しっかりとした相場なので、大きな水揚げ金額も期待できますね
乗組員が総出でおこなうカツオの水揚げ。 漁艙から手渡しでカツオやびんちょうを水揚げする。 大変な作業ですが、乗組員の皆さんはすごくうれしそうな表情。 皆さん今年もどうぞ宜しくお願いします
乗組員の皆さんにとって第二の故郷って言っていいほどなじみ深い気仙沼港。 約半年ぶりでの気仙沼入港なので、皆さんそれぞれに予定があるのでしょう。 ひさびさの気仙沼港での泊まりの一夜をゆっくりと楽しんでいただけたらと思います。 カツオ船が入港すると気仙沼の街も賑わいが戻ってきますね
Posted by 勝倉漁業株式会社 at
13:01