宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年07月23日

冷凍マグロ満載のコンテナ到着


勝栄丸の冷凍マグロの水揚げでまた出張してきた清水港です。 気仙沼とはまた一段気温が違っていて、まさに真夏本番といった日差しと空気。 夏祭りの看板がピッタリな感じになっていますね 晴れ

前日に末廣鮨のちらし寿司を食べながらの綿密な打ち合わせを終えて、午後の時間帯には取引先のマグロ商社との値段交渉でした。 いつもお世話になっている方々との商談です タイ

今回は本船や冷凍運搬船ではなくって、超低温冷凍コンテナを使っての搬入。 スペインの漁業基地LasPalmasの港内で転載したマグロ類を約一か月の時間をかけて清水港まで運んできました 船

第1勝栄丸と第7勝栄丸の2隻分のまぐろを満載した40フィートコンテナが5本。 いつもよりも開始時間を早くして、7時半からの水揚げ開始。 冷蔵庫に集合してはコンテナの到着を確認しました クラッカー



コンテナNo.とシールナンバーを勝倉漁業のスタッフが確認。 コンテナ会社からの書類通りの番号に間違いないことをチェックしてコンテナを開封です。 一気に冷気があたり一面に広がります camera

メバチマグロやキハダマグロそしてメカジキやビンチョウなど。 すでに航海を終了し休暇中の船員さん達が帰国前にLasPalmasで転載した積荷です。 作業員の手慣れた荷捌きでスムーズに入庫作業が進んでいきます。 冷凍マグロをパレットに入れる際のぶつかる音が冷蔵庫内に響き渡ります 音符

コンテナ一本当たり約45分ほどでの荷降ろし時間。 マグロの種類やサイズ別に仕分けし計量。 岸壁に比べると狭い空間での作業なので、事故や怪我に注意を払わなければなりませんね icon12

赤身価格の好相場にも恵まれた今回のマグロ水揚げです。 大西洋でのマグロ漁はこれからシーズンを迎えていくので、たくさんのマグロを獲ってまた清水港に搬入したいと思います。 荷受会社や取引先業者の皆さんなど、今回も本当にお世話になりました。 また次回もどうぞ宜しくお願い致します face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 10:53