宮城県気仙沼港の遠洋まぐろ延縄漁船 勝栄丸 (SHOEIMARU) のブログです。勝倉漁業株式会社が運営する勝栄丸ブログでは、まぐろを取り巻く世界情勢や国内の動き、地域の情報などについてお知らせ致します。

2017年07月28日

シーフードショーの準備会合


全国の遠洋かつお・まぐろ漁業を営んでいる漁業経営者で組織する団体の「全国鰹鮪近代化促進協議会」通称:促進会の正副会長会議と運営委員会が東京の会場で行われ出席してきました クラッカー

数年前まで私が会長を務めていた団体で、いまは執行部を退いて相談役みたいな一会員となっていますが、来月行われる第19回ジャパンインターナショナルシーフードショーの打合せに参加要請を受けて タイ

日本かつお・まぐろ漁業協同組合のブースを、今年も促進会が企画・運営して進めていく事なっています。 ここ2年間はミナミマグロの解体ショーを実施し、多くの来場者の注目を集めたイベントでした 花丸

開催まで1ヶ月を切るこのタイミングでの会議。 今年のメイン企画はどうするか、現在の執行部を中心にした真剣な議論をかわす中で、私もこれまでの経験をふまえてのアドバイスっていうか提案をさせて頂きました。 会期中に数万人が来場するシーフードショーなので、こうした機会を通じて超低温冷凍・天然まぐろの良さ・美味しさをたくさんの皆さんにアピールしていきたいと思いますね 親指

そして今回のもう一つのテーマはずばり「資源管理」。 かつては大西洋クロマグロやミナミマグロなどでその資源水準が危ういものとなった事があり、それを契機に関係機関や関係国が協力しながら漁獲枠を大幅に削減したり管理方法を厳格化したりと努力してきた結果、資源状況は良好なものとなりました icon14

いま南太平洋のメバチマグロやカツオ資源、そして北太平洋クロマグロなど、資源的に危うい漁業種がある中で、私たちの経験をふまえいかにして増やしながら利用していくのかを真剣に考えなければなりません。 来場者向けのプレゼンテーションでは、そうした点についてうまく伝えられるか。 ブース内の展示内容や提供する飲食物なども含め、あと一か月の間に相当な準備をしていく必要があると思います 船

東京ビックサイトでの3日間には会場に張り付くことになるかと思いますが、促進会執行部・会員の皆さまそして日かつ職員の皆さんと共に、ブース運営が成功裏に終えるよう頑張っていきたいと思います face02
  

Posted by 勝倉漁業株式会社 at 08:35